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12月28日 |
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ワールドプロレスリング実況四銃士の闘魂コラム#97
〜現在(いま)に目を向けて〜 |
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来年35周年を迎える新日本プロレスにとって
この2006年は間違いなく歴史に残る一年に違いない
観客動員は下がり
その矢面に立たされ常に批判の対象だった
今年の前半、新日本はマスコミに叩かれ続けた
まるで「新日本を叩けば部数が上がる」とでも
言わんばかりに
そのあおりを一番食らったのが棚橋弘至だった
当時のIWGP王者ブロックレスナーが
タイトルマッチをドタキャンしたその相手なのだから
「新日本は終わった」
様々なマスコミが、数多くのファンが口にしたこの言葉
しかし、レスラーがどん底を経験して這い上がるのが
ファンの共感を呼ぶように、そこから新日本が奇跡の
V字回復を見せる
正直ここまで盛り返すとは予想していなかった
人気回復の裏には一人ひとりのレスラーの闘いへの
強い思いや、スタッフの尽力があったことは間違いない
ただその中で、一番のあおりを食らいながらも
新チャンピオンとして団体を引っ張ったのが
やはり棚橋弘至なのである
いつしかマスコミも新日本の闘いを賞賛し
観客動員も日を追うごとに増えていった
2006年の新日本を象徴する棚橋弘至
その棚橋が行うIWGP防衛戦
挑戦者は「選ばれし神の子」中邑真輔
新日本がいま打ち出す、まさに「ベスト」な試合
ここに新日本の現在(いま)が見える |
新日本の至宝・IWGPを賭け、いざ勝負! |
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