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2018/8/8 アツ~イ夏場の仕事

あぁ、、、暑い、、、

皆さん気が付けば無意識のうちに
ため息を漏らしていませんか?

8月に突入して
いよいよこの夏の暑さもピークを迎えそうです。

暑いと仕事や勉強がなかなか思うように
進まないこともありますよね。

夏場の暑さアナウンサーが仕事をする上で
どんな影響を与えるのか?

今回はアナウンサーの夏場の仕事や暑さ対策について
話を聞きました。

夏場で気になることと言えば、
強い日差しがありますよね。

特に女性は日焼けしたくないという方が多いかと思います。

4月から夕方の『スーパーJチャンネル』で
リポーターを担当している紀真耶アナ
外に出て取材を行うことが多いですよね。
どんな日焼け対策をしていますか?

紀アナ
紀真耶アナ

化粧崩れ髪が額に張り付く日焼け
色々困ることはありますが
「日焼け」、これが一番困ります。

やっぱりこの時期の日差しは強いですもんね。
日焼けに悩む方たちに向けて、
いつも日差しと戦っている
紀アナ流の対策を教えてください!!

紀アナ
紀真耶アナ

日焼け止めをこまめに塗ってもなかなか防ぎきれなくて……。

特に目立つのが足の甲なんです。

履いている靴によって焼ける面積が違うため
色んな跡がついてしまいました。

サンダルを履くこの時期、とても恥ずかしい。

そこで私が編み出した対策は
「もっと焼く」です。

休みの日にはできるだけ覆われている面積が小さいサンダルを履き
全ての跡を消してしまおうという作戦です!!

日焼けをさせることが良いかどうかはわかりませんが
少しずつ日焼けの跡が目立たなくなってきました。


休日は足を覆う面積の小さいサンダルを!

予想外の回答でしたが
皆さん参考になったでしょうか……??(笑)

夏の日差しに対し、

「戦う」のではなく「共存」

という方法を取った紀アナ

万全な日焼け対策を期待した方、すみません。(笑)
紀アナにとっては、日差しは友達だったみたいです。

夏は日差しも大変ですが、
取材やロケに出るときは服装にも気を配ります。

天気コーナーでよくロケに出ている林美桜アナは、
どんな工夫をしていますか?

林美桜アナ
林美桜アナ

担当する『サンデーLIVE!!』の天気のロケでは、
季節の花を紹介することもあるので、
花の色や雰囲気に合わせて服を選ぶことが多いです!


  • アジサイはしっとりした雰囲気の
    紺色のワンピース

  • ポピーには明るい雰囲気の
    水色のトップス

天気が良い日にロケに行くことが多いのですが、
暑いからでしょうか……
涼しく見えるようなブルー系の服が多い気がします。
また花がより綺麗に見えるように、
柄物の服は避けるようにしています。

また今の時期はカーディガンを欠かさずに持っていきます

特に白色のカーディガンはどんな服にも合わせやすく、
羽織るだけで顔周りがパッと明るく見えるような気がします!

急に寒くなったときや日焼けが気になる時、
羽織るものが一枚あると安心です。

現場にある花との色のバランスや、
暑いときにはブルー系の服を着ることで
少しでも涼しく見せているようです

確かにカーディガンはエアコンが効きすぎた室内で着たり
日差し対策にもなったりと万能グッズですね!

そして暑さは時としてニュースとして
取り上げられることもあります。

これまで様々な現場で取材を重ねてきた小木逸平アナの
リポーター時代の思い出は?

小木逸平アナ
小木逸平アナ

『スーパーJチャンネル』のリポーターを
していた頃のことなんですけどね。

Jチャンは“暑い”“寒い”という
体感リポートが結構多くて、
あっという間に表現の引き出しが枯れ果てるので、
その日もどうしようかと酷暑のなか思案していると、
同行ディレクターからポタポタと流れ落ちる汗が!
よし、これを使って!滴り落ちる汗からズームバックすると
汗っかきのディレクターの隣で
それを実況する私が画面に映り
『~滝のように流れ落ちる汗、
タオルで拭っても拭っても止まらない~云々』
なんてリポートどう?…
ディレクター「いいっすね~」なんて相談して。

暑い中でさらに暑さのことを考えるとき、
実は暑さを忘れていたりしてね。

確かに暑さを表現する言葉ってすぐに
底をついてしまうんですよね。

何を話すのかはもちろん、どう見せるのかも
暑さロケの腕の見せ所ですよね!

そして暑さゆえにこんな経験もしたそうです。

小木逸平アナ
小木逸平アナ

近年猛暑につきものなのが“ゲリラ雷雨”。
でもゲリラ雷雨の取材なんてしようと思っても
なかなか遭遇できないのがゲリラのゲリラたるところだけど、
別の取材を終えて六本木のテレビ朝日まで
あと数分というところで遭遇!
車とめて!カメラ回して!!とマイクを持って外に出たら
これが想像を上回る猛烈な雨風で、
傘は数秒で吹っ飛び全身まさにずぶ濡れ……

という映像が番組の冒頭を飾ることに。
着替えがなかったのでパンツまで
コンビニで買うことになったのは困りましたが。

ゲリラ雷雨の取材って本当に大変ですよね、
私も何度か車でゲリラ雷雨をリポートするために
雨雲を追いかけたことがありますが、
「さっき居たあの場所にそのままいればよかった、、、」
「あの時○○に向かっていれば、、、」
といった後悔がたくさんありました。

小木アナはまさかパンツまでずぶ濡れになってしまうとは
思いもしなかったかもしれません。

さらには、暑さではないこんな理由
汗をかいた経験も話してくれました。

小木逸平アナ
小木逸平アナ

中身が“絶対に割れない”梱包材という
触れ込みのグッズを紹介したときのこと。

引越しの梱包にもこれを使えば安心というので、
スタジオでは一升瓶を1メートル位の高さから落としてみることに。

これがなんと!

…見事に割れまして。

生放送で。

しかも本当に中にお酒が入っていたので
スタジオ中に広がる強烈な酒の匂い。

夏の暑さも凍る、
冷や汗を大量にかきましたね、

あのときは。

想像するだけでゾッとしました。

一升瓶だけに一生記憶に残る思い出ですね。(笑)

私の寒いギャグ、読者の皆様が少しでも涼しくなれば幸いです。(笑)

最後に夏と言えば、スポーツイベントも多くなります。
実況席は夏場どんな暑さなのか、
大西洋平アナが答えてくれました。

大西洋平アナ
大西洋平アナ

えー“暑さ”がテーマということで……
まず大前提として、
私はどこにいっても何をしていても、暑いです!!

ただ、それでは話が進まないので、
あくまで一般論として話します……。

スポーツ中継では、放送席で感じる“暑さ”は、
季節というより、球場やスタジアム、
その競技会場に大きく左右されます。

例えば、今まさに盛り上がっていますが、高校野球、夏の甲子園!
あの放送席というのは、バックネット裏にあります。


これはプロ野球の時の写真ですが…こんな場所にあるイメージです。

非常に暑いイメージがあるかと思うのですが、
実はあの場所、
銀傘(ぎんさん)という巨大な屋根に覆われていて、
常に日陰になります。

しかもすり鉢状になっている甲子園の構造上、
風が抜けていくので、意外と気持ちいい!

もちろん暑いのは暑いので、イメージほどでは、ということですが。

反対にイメージ以上に暑いのが、競泳の会場です!

今年の夏はパンパシ水泳ですねー!!
「競泳国別対抗戦
 パンパシ水泳 TOKYO 2018」
8月9日(木)から4夜連続ゴールデンで放送!(一部地域を除きます)
http://www.tv-asahi.co.jp/panpaci2018/

競泳の会場は室内も多いですから、
そんなに暑くないのではと思いません?


世界水泳カザンの会場。サッカーでわいたロシアも、
3年前は水泳で盛り上がっていました!

実は競泳の会場は凄く暑いんです!
というのも、選手は当然水着でいる時間が長くなります。
体が濡れていると、すぐに冷えてしまいますよね。

そんな選手の体のことを考えて、
競泳会場は暖かくなっているんです。

放送席には小さな扇風機が常備。
私はそれがないと汗が止まりません……。

他にも、フィギュアスケート会場は
当然、氷の真横で凍えるほど寒い
ですし、

プロレス会場は観客の熱気も相まって、
ふらふらになるぐらい汗をかきます。

マラソンや駅伝は暑くても寒くても、
走り出したらゴールまで我慢するしかありません。

まあつまり、夏でも冬でも、暑くても寒くても、
それに対応しないといけない!

全ては、

選手の、
そしてそのプレーの“熱さ”

を伝えるため!!

私も、もう少し夏場に対応できる体にならねば……

スポーツの現場は季節に関係なく、
競技や会場の特性・観客の熱気も関係してくるんですね!

戦っている選手
実況するアナウンサーも全力。

自然と熱くなってきます!

今回はアナウンサーの夏場の仕事をお伝えしました!
皆さんも暑さに負けず、夏を乗り切りましょう!

それでは、次回もお楽しみに!

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