2011年4月6日
震災に生かされたのか…田野畑村に残る伝承
太平洋に面した岩手県・田野畑村。この地で被災した一軒の家から一冊の本が見つかった。田野畑村は、明治29年、そして昭和8年にも大津波に襲われ、多くの命が奪われた。見つかった本は、大津波を体験した人たちの証言を集めたものだった。田野畑村では、明治の大津波を想定したハザードマップを作り、その範囲内にある各家々に配り、注意を促していた。家々で語り継がれてきた津波の怖さが、今もこの村には息づいている。先人たちが後世に伝えようと残した伝承が、今回の震災に生かされたのか。田野畑村を取材した。