テレビ朝日｜世界の車窓から

フィンランドは、国土の８割が森と湖でおおわれた自然豊かな国。秋を迎え、紅葉“ルスカ”がはじまった北の大地を、列車で駆け抜けます。 旅の起点は、美しい街並みから“バルト海の乙女”と呼ばれる首都ヘルシンキ。濃淡さまざまなトーンで彩られた景色のなかを北上、ラップランド地方のロヴァニエミを目指します。途中下車して訪れたのは、湖畔のサウナ、世界遺産の木造教会、ベリーやキノコが並ぶ秋の収穫市。北の果てでは、冬支度をはじめた森の住人とトナカイに出会いました。 後半は、牧歌的な田園地帯を抜けて、西の港町トゥルクへ。秋の季節に一日だけ復活する蒸気機関車に飛び乗って、小麦畑を横断します。 最後に向かうのは、北カレリア地方のヨエンスー。フィンランド人の心の故郷コリ国立公園には、森と湖が織りなす絶景が広がっていました。

プロデューサー:瀧川恵（テレビ朝日）,岡部憲治　　アシスタントプロデューサー:水谷久美　　ナレーション:石丸謙二郎　　ディレクター:浜田悠希　　撮影:築館寛　　技術:宇土博喜　　アシスタントディレクター:渡部博美,白石竜太