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オーストリア篇 撮影日記
「初めてのオーストリア」

今回は、中央ヨーロッパのオーストリアをぐるりと周遊する旅です。ロケに出る前に「今度オーストリアへ行くの」と言うと、決まって“オーストラリアね”と勘違いされてしまった、ちょっと印象の薄い国(失礼!)オーストリア。面積は北海道とほぼ同じくらいという、実はとっても小さな国なんです。ひと月かけて周るのですが、国鉄のほかに、路面電車や蒸気機関車もたくさん走っていて、変化に富んだ列車の旅が期待できそうです。ちなみに、個人的に一番楽しみなのが「インペリアル・ディナー・トレイン」。このいかにも豪華そうな列車は、ウィーン近郊を周遊するディナー列車です。

到着した翌日、早速乗ってきました。豪華列車なんて、この番組に関わっていなければ、一生縁が無かったでしょうねえ。素敵な映像を目にする度に「自分もいつか乗ってみたい!」と思うんですよね、やっぱり。この列車は、ハプスブルク家の皇帝の夢の列車を再現したもので、宮殿の部屋をそのまま持ってきたような豪華さ。何とも贅沢ですよね。ここで、ドレスアップした乗客たちの優雅さに、オーストリアという国を見た気がしました。歴史の重みなのか、持ち合わせている雰囲気が、私たちとはまるで違うんです。楽しみにしていたディナーは、撮影の後、美味しくいただきました。

さて、首都のウィーン。今はとってもさわやかな気候です。この夏の猛暑がウソのように。枯れてしまっている街路樹や、干上がった川を見ると、かなり暑かったんだなと分かります。そんな時期に来なくて良かった…。暑いのは苦手なので。ただ、空気がすごく乾燥していて、手や顔が大変なことになっています!唇なんて、リップクリームを塗ってもパリパリになって痛い。慣れるまで、たくさん水分補給が必要ですね。

ウィーンと言えば、お年寄りの多いこと!!とにかくこれが一番の驚きでした。仲良く手をつないでアイスクリームを食べ歩きするカップルや、ベンチで話に興じる人たち。なんだか、心温まる光景です。嬉しくなってきてしまう。私もあんな風に年を重ねてゆきたいな…と思うような素敵な女性をたくさん見かけました。ウィーンのお年寄りは、皆とってもお洒落なんですよ。貴婦人という言葉が合うような、そんな雰囲気を漂わせています。ただ、撮影するとなると、ついつい若い女性や子供に目がいってしまうんですよね…
 

ディレクター水谷久美

ウィーンの街角
シェーンブルン宮殿
ウィーン〜バーデン間を走るバーデナー鉄道
「オーストリア鉄道事情」

この撮影で最も重要なモノと言えば、鉄道の時刻表。ロケ前に現地から時刻表を取り寄せたところ、届いたのはCD−ROMでした。オーストリア国鉄は時刻表の本は廃止して、電子化しているのだそうです。これは、日付や区間などで簡単に検索出来て便利な反面、全体を把握したいときには、とても不便。例えばウィーン〜ザルツブルク間の全ての列車を知りたい時、まとめて表示されないので、各列車の時刻表を1ページずつ見ていかなくてはならないのです。全て印刷しようものなら、膨大な枚数になってしまう。そんな訳で、乗る列車の時刻表のみを持参して、後は駅で手に入れることにしました。

ところが、駅に置いてあったのは短い区間の時刻表だけ。ウィーンからザルツブルクまで行くのに、ウィーン西駅には途中までのものしか無いのです。膨大な量になっても、印刷して持ってこれば良かったかな?と思いつつ、ひとまず、中間のリンツまでを手に入れました。繋ぎ合わせて見てゆけばいいのでしょうが、一体どうなることやら…。

そんな時刻表の不安を抱きつつ、今日は初めて列車の走りを撮影しました。いや〜、オーストリア国鉄はどうやって運行を管理しているのか摩訶不思議です。と言うのも、驚くことに、列車がどちら側通行なのか、決まっていないんですよ。さっき右側通行だったのが、今度は左側通行でやってくる、という具合。もちろん、きちんと管理されているのでしょうが、どういうルールなのか分からないし、正面衝突するんじゃないかと、ちょっと心配になってしまいます。撮影の場合、遠いときはそれほど影響がないけれど、線路脇で正面を狙うときは、とっても重要なのです。次に来る列車が、どっちのレールを走ってくるのか直前まで分からないので、カメラの位置が決められない!コーディネーターのガービーさんが手前の場所で確認して、トランシーバーで連絡するという方法で、何とか無事に撮影出来ましたが、これからずっとこの調子だと思うと、先が思いやられます。

スタッフの間では、どんなルールに則って運行しているのかが、一番興味があるところ。今日の様子だと、どちらかというと右側通行が多かったと思います。ドイツへゆく国際列車が左だったので、もしかしたらその列車だけドイツのルールに合わせているのかも?でも、その後の貨物列車も左側を走って来たよなあ。何だろう…。実はどこの国でも、同じように決まっていないのかしら? 分かったら、お知らせしますね。
 
ディレクター水谷久美
右側通行の列車
左側通行の列車
時には車の上から撮影する場合も
「シェーンブルン宮殿とマリアツェル鉄道」

こちらに来てからずっと、半袖で過ごせる暖かくて清々しいお天気が続いています。今日は早朝からウィーンのシェーンブルン宮殿、午後はバーデナー鉄道の列車走り、その後60キロ離れたサンクト・ペルテンへ移動して打合せ、というバラエティに富んだ一日でした。

シェーンブルン宮殿の大広間では、ここがあの世界史に出てきた「会議は踊る」で有名なウィーン会議の舞台かと思うと、妙に感激。天井には素晴らしいフレスコ画が描かれ、大きなシャンデリアが吊られています。当時は電気が無かったはず、どうやって使っていたのでしょうか。案内係の話によれば、天井裏から床へ下ろしてロウソクに火を灯し、消えないようにそっと上げる、といった作業を毎日繰り返していたのだそうです。想像するだけでも大変そう。ひょっとして、シャンデリア係なんて職業が存在したのかもしれません。ちなみに、当時はロウソクの灯りが消えると舞踏会も終わりを迎えたとか…。なんだかロマンチックですね。

サンクト・ペルテンへの移動は高速道路で。ウィーン郊外に広がる森を抜けると、そこには丘陵地帯が広がっていました。どこまでも続く色とりどりの丘は、まるで大きなパッチワークみたいです。行ったことないけれど、北海道の富良野のようなイメージかな?オーストリアは山の印象が強かったので、こんなメルヘンチックな景色に出会うとは意外です。

サンクト・ペルテンの街から、マリアツェル鉄道という狭軌線が走っています。この鉄道では年に12回ほど、特別に蒸気機関車が走るというので、日程を合わせてやってきました。ボランティア団体と国鉄が協力して、運行しているのだそうです。下見と打合せを兼ねて機関区を訪れてみると、スタッフはちょうど整備を終えたところで、機関車を磨いていました。蒸気機関車は100年も昔のものとは思えないほどピカピカに光っていて、みんなの愛情が伝わってきます。早速、鉄道や機関車について質問をすると、私の知らないような専門的なことまで熱心に説明をしてくれました。自分たちが大切に保存している自慢の蒸気機関車を、遠く日本からはるばる撮影にやってきた。そんな私たちを、皆で歓迎してくれているのです。

車庫の壁一面には、世界中の列車のポスターやカードが貼ってありました。嬉しいことに、日本の大井川鉄道の姿も。何というか、蒸気機関車も世界の共通言語みたいなもので、それが好きというだけで親しくなれる不思議な魅力を感じます。
ディレクター水谷久美
シェーンブルン宮殿の大広間
パッチワークのような丘が続く
マリアツェル鉄道の蒸気機関車
「雨のち、晴れ」

ザルツブルクの東に広がる湖水地方、ザルツカンマーグートにやって来ました。
この地域は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台として知られる、オーストリア有数の景勝地です。観光ガイドブックには、「オーストリアの宝石」という表現が使われているほど。これは車窓の風景に、期待大。ウィーンからザルツブルクへの途中、アットナング・プッフハイム駅からローカル線に乗って湖畔の町ハルシュタットへ向かいます。

列車からは、山と湖が点在する美しい風景が見えて…いるはずです、普段なら。というのも、今日は朝から強い雨に降られてしまい、外の景色は白く靄がかかっていて見えないのです。「曇りは曇りなりに、雨は雨なりに」というのは、当番組プロデューサーの言葉ですが、さすがにこんなに風景が見えないのでは、ここへ来た意味がない!もちろん、撮影スタッフからも「こんなに見えないと、厳しいなあ」との意見が。「今日は撮影止めて、天気が回復するまで待ちましょう」と私。天候予備日がないこのロケではちょっと痛い決断ですが、思い切って晴れるまで待つことにしました。今日は列車でハルシュタットまで行って、観光局の方と打合せなどをして過ごします。

ハルシュタットは、“世界一美しい湖畔の町“と言われているのに、周囲の山は見えず、湖はどんよりした鉛色。しかも、急に冬が来たみたいに寒いです。夕方、30分だけ自由な時間が出来たので、下見ついでに町を歩いてみました。すると、すれ違う地元の人たちから「コンニチハ」って、次々に声が飛んできます。ウィーンなどの大都市じゃない、人口2000人ほどの小さな町で「コンニチハ」を聞くとは。そう、ここは世界中から観光客がやって来るオーストリア有数の観光地なのでした。

今後のスケジュールは、近くのサンクト・ヴォルフガングという町へ移動して、蒸気機関車の走る登山鉄道を撮影する予定。空撮を予定していて何日か滞在するので、その間に、もう一度ハルシュタットへ撮影に来なくては。晴れた日に!

さて、雨のハルシュタットから6日目、再びこの町へ戻って来ました。
あの日以来、雨は4日降りつづけ、翌日の午後ようやくお日様が顔を出してくれました。短い時間で登山鉄道を何とか撮り終え、空撮も奇跡的に成功し(天気が悪く、一時は諦めたほどでした)、今日はザルツカンマーグートの最終日です。天気は快晴、私たちの粘りが吉と出ました!
2度目に訪れたハルシュタットは、写真で目にした風景そのまま、湖畔にメルヘンチックな家並みが美しく輝いています。おまけに、嬉しい出会いもありました。ボートから町並みを撮影中、目の前に現れたのは舟遊びを楽しむ老夫婦。ふたりの舟遊びを追いかけ、撮影させてもらうことができました。まさに、舟遊びを撮りたいと、町のおばあさんにお願いしていたので、自然な姿に出会えて運が良かったです。

最後に、列車からの眺めについて。もちろん前回とは比べ物にならないほど素晴らしく、緑鮮やかな牧草地や青く澄んだ湖、くっきりと姿を現した山並み…まさに「オーストリアの宝石」の言葉どおりの景色が広がっていました。
ディレクター水谷久美
湖岸の小さなハルシュタット駅
ハルシュタットの町
湖で舟遊びを楽しむ老夫婦
「シャーフベルク鉄道」

ザルツカンマーグートの話は続きますが、サンクト・ヴォルフガングあるシャーフベルク鉄道はすごかった!何がすごいって、この鉄道、とにかく“景色が素晴らしい”のひと言に尽きます。標高1783メートルのシャーフベルク山へ登る登山鉄道で、映画「サウンド・オブ・ミュージック」に登場したこともあって、世界中から観光客が集まるほど人気があるのですが、単なる映画の人気だけでは無いことが、乗ってみて分かりました。

下の方では木に邪魔されて景色があまり見えずもどかしい思いをしますが、途中駅(1363メートル)を過ぎてからは遮るものが何も無くなり、ザルツカンマーグートの山並みと遥か下にある湖の雄大な風景が見えてきます。山の上ってやっぱり景色が断然違うのね、と初めて登山鉄道に乗った私は、感動することしきり。

でもここで驚いていてはいけないのでした。さらに頂上に着いてみたら、360度の大パノラマが待っていたのです。どこまでも続くアルプスの山並みと点在する湖、これぞまさに”湖水地方”という風景がぐるりと見渡せて、どこにカメラを向けても景色が素晴らしく、撮影が止まりません。予想以上の絶景に、スタッフはみんな大興奮。悪天候のため2〜3日足止めを食っていたことが、この喜びに跳ね返ってきたのでしょうね、きっと。雨の日に乗った時は、周りは真っ白で何も見えなくて、その上、真冬並みに寒くてとても撮影する気にはなれませんでした。ああ、あんな中で強行しなくて良かった。そうそう、あの時に乗り合わせた大阪からの3人組にも、この景色を見せてあげたかったなあ。

私たちを感動させてくれたシャーフベルク鉄道。実は、これで終わりではありませんでした。興奮さめやらぬ翌日、今度はヘリコプターで上空から撮影するチャンスが巡ってきたのです。これが、撮影経験の浅い私が言うのも何ですが、こんなすごい空撮はしたことが無い!というくらい上手なパイロットに恵まれて、予想もしなかったほど完璧な撮影が出来ました。(空撮の経験豊富なカメラマンも絶賛していたので、確かでしょう)

しかも上空から見たシャーフベルク山、片側がものすごい断崖絶壁で、その景観にまた驚ろかされました。頂上からじゃ、全然分からなかったので。まさか、こんな風になっていたとは…。さらに、上空で旋回して眺める360度の大パノラマ、これはもう、どんなに素晴らしいのかをうまく表す言葉が見つかりません。これほどの風景に出会えれば、ヘリを飛ばした甲斐があったというものです。これぞ空撮の醍醐味!(実際の眺めは、ホームページ2003年12月18日の内容でご覧ください。)

最後に、旅の日程というものもありますが、もしこれからシャーフベルク鉄道に出かけるならば、待ってでも、天気の良い時に乗ることをおすすめします。

ディレクター水谷久美
シャーフベルク山頂を目指す列車
車窓からの眺めは絶景!
シャーフベルク山一体の景色
「オーストリアの鉄道写真家」

この番組では、事前の下見などはなく、ぶっつけ本番で撮影に挑んでいます。時には、列車を撮る場所を探すのに、かなり時間がかかることも。ロケ前にこのことを聞いて、ちょっと心配になったのでしょうね。コーディネーターのガービーさんが、撮影の参考になればと、鉄道写真家との食事をセッティングしてくれていました。“オーストリアの鉄道なら、ほとんどの風景を知っているよ”と、何とも頼もしいザルツブルク在住の若手鉄道写真家です。国鉄の広報写真も撮っているという彼は、列車の写真集と地図を見ながら、路線ごとに見える風景、山や川、お城が見えるところなど、細かく丁寧に教えてくれました。おすすめの撮影ポイントも、惜しみなく地図に印を入れてくれるほど、とても協力的な彼。とにかく鉄道が好きで、30歳の誕生日には列車の中でパーティーを開いたのだとか。

お互いの撮影話で盛り上がり、食事をしながらの打合せは4時間にも及びました。そして話題は、カメラマン泣かせの“線路脇の防音壁“に…。オーストリアでは今、住宅の近くを通る線路に、防音壁が次々と作られていているそうです。これまでに私たちが撮影してきた場所も、間もなく壁に塞がれてしまうのだとか。「あの風景の中で列車を撮るのは、今が最後のチャンスなんだよ」と言われると、撮れて嬉しいような、でもちょっと寂しいような、複雑な気分になってしまいました。何か工事をしているなとは思いましたが、壁を作っていたんですね。住民にとってはとても大事な騒音の問題ですが、旅をする側としては、せっかくの綺麗な風景が見えなくなったら、ちょっと残念な気がします。

先日来気になっていた列車の通行方向について、同席した広報担当者に尋ねてみました。オーストリアは基本的には右側通行なのですが、工事や列車の追い越しのために左側通行をすることも多く、どちら側通行なのか?と聞かれればどちらとも言えない、のだそうです。左右両側通行、ということでしょうか。実際にウィーンからザルツブルクまで乗ったときにも、右、左と線路を切り替えて走っていました。写真家の彼も、撮影する時にはその日の運行状況を国鉄担当者に確認しているのだとか。ひとりだと、手前で見てくれる人はいませんからねえ。

帰国後に本で調べたところ、ドイツは右側通行でした。初めの頃、ドイツ行きの国際列車が左側通行だったので、ドイツが左側通行なのか?と想像しましたが、間違いでした。参考までに、スペインも左右両側通行となっています。(参考文献:「 西ヨーロッパとアフリカの鉄道」吉井書店)
ディレクター水谷久美
車窓に見えるチロル地方の風景
チロル地方独特のお家
車窓の風景を撮影するスタッフ
「旅の思い出」

今回の旅で印象に残ったのは、列車の中に自転車を持ち込んでいる人の多いこと!この国の列車には、たいてい自転車置き場や専用車両がついているようです。ちょうど良い季節だったからなのでしょうか、本当にたくさんの自転車を見かけました。行きは列車、帰りは自転車で、という日帰りサイクリングが多かったかな。車で移動する際にも、いろんな所でサイクリングコースに出会いました。線路の側まで行きたいとき、地図には道路が載っているのに自転車専用のため車では近づけない、ということが何度もあったほど。気軽にサイクリングを楽しむのは、この国の人たちのライフスタイルのひとつです。風景が良いのはもちろんのこと、道路が整備され、列車での移動手段も確保されているというのは、素晴らしいことですよね。

次に思い出すのは、ウインナーソーセージ。時間の無いときのお昼ごはんに、よく食べました。ソーセージが2本にパンとマスタードつきというシンプルなもの。フォークの出てこないお店もあって、直接手で掴んで食べる気さくな食べ物、まさにファーストフードですね。どんな田舎の食堂でもこのメニューだけは必ずあったので、ずいぶん助かりました。観光地では、お昼からソーセージにビールで一杯という人たちの姿も。
ここはドイツやチェコのお隣だけあって、ビールの種類がたくさんあり、とても美味しいんです。私だけでなく、ビール好きのドイツ人スタッフも美味しいと言っていたので、間違いないでしょう。日本ではワインの方が有名ですが、地方や種類ごとに違う味わいが楽しめるビールもおすすめですよ。

最後に、やはり一番の思い出は、何と言ってもオーストリアの風景。とにかく綺麗のひと言に尽きます。訪れたのは9月初め、「まだまだ緑が美しい時期ですよ」と言われても、「牧草や花がすっかり枯れていたらどうしよう…」と不安がありました。ところが、実際に出会ったのは、いちめん緑の牧草地、そして民家の窓辺を飾る花、花、花。赤やピンクの花々が風景を彩っているなか、時には菜の花やタンポポ、ヒマワリまでが花を咲かせていました。この国では、いろんな季節の花々が一斉に咲き誇っていて、日本に暮らす私にとっては、何とも不思議な光景でした。意外にもたくさんの花々に出会える9月のオーストリア、夏休みをちょっとはずして訪れるには最高の国かもしれません。ちょうど音楽シーズンも始まりますからね。
ディレクター水谷久美
列車に積み込まれた自転車
お昼ごはんはソーセージとパンで!
線路付近に咲く9月の菜の花
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