――初めて出演された方は揃って「緊張した」とおっしゃいますが、船越さんはいかがでした？ 　いや、緊張はしなかったです。というのも、出演者の皆さんが明るく楽しんでて、緊張してしまうような雰囲気を作っていないじゃないですか。だから、僕も一緒に楽しめたという…。 ――ベラベラはどうでした？　香取編集長の「ダメだと言ってる人に限ってできる」という言葉どおりの結果でしたが…。 　あ、そうだ！　あれだけは緊張しました。何だか簡単な問題を用意して頂いたようで（笑）、“これが分からなきゃ、まずいだろ”というプレッシャーがあってね。ホント、僕は英語がダメなんですよ。まだリスニングはいいんですけどね、話すのなんて全然ダメ。とっさに出てこないとかいうレベルじゃないんですよ。外国人の方と話す機会はわりとあるんですけど、僕の場合はすべてボディーランゲッジで通しちゃいますから。でも最近困ったことに、息子がもう中2なんですね。ヘタすると、息子のほうが英語ができるという状況になってきちゃいまして（笑）。 ――息子さんと一緒に勉強するというのも、ひとつの手かもしれませんね。 　そうですね。今度までに勉強してみます（笑）。 ――ところで、今日放送したコーナーで特に印象に残っているものは何ですか？ 　マイケル・ムーアの単独インタビューですね。ムーアなんて今、世界中が追いかけてる人間じゃないですか。そんな人を捕まえられるなんて、スマステは凄いですよね。しかも、そのインタビューを誰よりも早く見られるなんて…って、この番組は生放送でしたね。出演者だけの特権じゃなかったか（笑）。……実をいうと僕、スマステ出演が決まったことがきっかけで「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見たんですよ。普通だったら、忙しい中でわざわざドキュメンタリー映画を見ようなんて思わないんですけどね。でも見てよかったなって。それもすべてスマステのおかげなんですよね。 ――スマステはムーアをずっと追ってきましたが、船越さんは今気になっていて会いたい人がいますか？ 　今日のベラベラ問題でも出てきましたが、「ラスト・キャッスル」に出てるロバート・レッドフォードですね。彼は憧れの俳優とかそういう次元じゃないんですよ。小さい頃からずっと見てて、僕にとってはスター。会って話すというよりも、近くで見られるだけでもいいんです。ま、会っても話せないですけど…英語がねぇ（笑）。 ――いやいや（笑）。では最後に、香取編集長にメッセージをお願いします。 　近藤勇、楽しみにしてます。僕も新撰組の隊士を演じたことがあるし、同志として応援してます！ （船越栄一郎さん・談）

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