TOP Page
トップニュース
セカイノニュース
ニュースベラベラ
ベラベラステーション
スマムービー
ゲストトーク
スマ♪
スマメール
編集後記
スマギャラリー

投票フォーム
メールマガジン
掲示板
モバイルサイト
ご意見、投稿
最新号のTOP





「ドイツ上空で旅客機と貨物機が衝突」「郵政改革関連4法案、今国会で成立へ」「小野伸二選手、2年目のシーズンに向けてオランダへ」など、今週もさまざまなニュースがありました。そんな中、お迎えした今回の対戦相手はチョナン・カンさん。「この番組の影響で、新聞もちょっと読むようになった」というチョナンさん。冒頭、香取編集長は、韓国の話題をふって、さも韓国関連のニュースを出題するかのように見せかけましたが…。


   
  「メロンジュース!」と答えて、「いまのはなし!」と即座に否定したチョナンさん。でも、その後答えたのが「イチゴ」とは…。残念ながらtoo badです!
私達が住むかけがえのない星、「地球」。青く美しく輝く地球を飛び出せば、そこはただただ広大に広がる宇宙…。何もなく、遠くに輝く星を除けば漆黒の闇というイメージの宇宙ですが、実は最近「宇宙には色がある」ということがわかったんです。その色は――なんと「カフェラテ」。そう、エスプレッソにたっぷりのミルクを加えたあの「カフェラテ」のようなベージュの色をしていたと言うんです。
アメリカの天文学者が地球から数十億光年の範囲に広がる銀河の光を観測し、光の波長などの平均値を求めたところ、薄いベージュ系の色になったと言うんです。そしてこの発見をホームページに掲載し、色の名前を公募したところ、300ものアイデアが寄せられました。その中から、カフェラテの色に似ているんじゃないかということで、「宇宙のラテ」という意味の「コズミック・ラテ」という名前が採用されたんです。
カフェラテの本場イタリアは地動説を唱えたガリレオガリレイの出身国。また天の川のことをイタリア語で「ラテオ」と呼ぶことからこの名前がいいと選ばれたようですよ。これを発見したアメリカの学者がコーヒー好きだったからこの名前が選ばれたとも言われています。
   
  「やってはいけないこと…普通のことなんだな、きっと。挨拶のことなんじゃないの?お辞儀しちゃいけない…握手しちゃいけない…食事をする時、先に食べちゃいけない!」と香取編集長。チョナンさんの判定はtoo bad!でしたが…。
「儒教」の国、韓国は、礼節を重んじ、もっとも重要視するのが、「目下の人が目上の人を敬う」ということ。そこで韓国では目上の人の前では絶対にしてはいけないことがあるのです。それは、「タバコ」。目上の人の前では自分からタバコを吸うことは厳禁。たとえそれが自分の親の前でも同じ。ちなみに日本では急増している女性の喫煙も、韓国では白い目で見られます。次に食事の順番。食事の際、目上の人と同席する場合はその人より先に食べることも厳禁。また日本では女性が男性にお酒をお酌するのは良く見る光景ですが、韓国では厳禁。儒教の教えから女性がお酌をしていいのは父親や夫など身内のひとだけ。でも、女性同士でお酌するのは構わないようです。オフィスにおいても目上に対して常に敬います。例えば、課長に呼びかける際、課長を表す「カジャン」という言葉に「〜さま」を表す「ニム」という言葉をつけて「カジャンニム」と呼びます。日本語で言えば「課長様」と呼んでいることになります。また、取引先相手と話すとき、日本では「うちの〜が申しますには・・・」と上役でも社員を呼び捨てで話すところを韓国では「うちの○○課長様がおっしゃいますには・・・」と敬語を使うんです。韓国では話す相手に関わらず目上の人に対しては絶対に敬語を使うんですね。儒教の教えはちょっと乱暴に言ってしまえば「年長者優先」で「男尊女卑」。なので特に若い女性にとっては日本とちがい窮屈な思いをすることが多いらしいですよ。
ということで、香取編集長の「先に食べてはいけない!」はパーフェクトベラベラ!となりました。香取編集長は、「シンゴニムって言って」と、チョナンさんを責めてましたよね(笑)。
   
  「テストの点数が良くなる。情報が収集できるから」という答えが違うと判ると、すぐに「テストの点数が悪くなる」と言い直したチョナンさん。でも、どちらもtoo bad!です。
24時間営業で、欲しいものがそろい、現代生活ではなくてはならない存在となったコンビニエンスストア。しかし、中学生を対象にした調査でチョット気になる結果が出たんです。それは、「コンビニに通う中学生は睡眠時間が短い」というもの。ほとんどコンビニを利用しない中学生の睡眠時間が平均7.4時間だったのに対し、毎日コンビニを利用している生徒は平均6.4時間と1時間も短かったんです。特に昼間より夜間にコンビニを利用する生徒ほど睡眠時間が短かったのです。一体その原因とは何なのか? 実は、明るすぎるコンビニの照明に原因があるとみられているんです。コンビニ店内の明るさは2000ルクス、、これは一般家庭の倍以上もの明るさ。この明るい照明が「体内時計」を狂わせ、なかなか寝付けなくさせているのではないかと見られているのです。
星が見えないほど明るくなった現代の“夜”が子どもの睡眠を奪っているという事ですかね。また最近疲れやすさやだるさを感じる中学生が増えていますが、コンビニをほぼ毎日利用する生徒の49%、2人に一人が「よく疲れる」と感じており、これは利用しない生徒の2倍近い割合となっているんですって。
   
  「何かを決めるとき、投げて、一番遠くまで飛んだ人が決める」なんて香取編集長は答えてましたが、too bad!です。正解は体罰用なんです。体罰――それは愛のムチなのかそれとも単なる暴力なのか…。
日本では法律でも禁じられている体罰ですが、なんと韓国では政府が体罰を公式に許可しちゃったというんです。韓国では今年の2学期から全国の小学・中学・高校で罰点制を導入することが決定し、罰点が基準を超えた場合や学習態度が悪い場合には、体罰を与えてもいいってことになったんです。ただし体罰の方法は明確に決められています。体罰を加える道具として、小学生は幅1センチ長さ50センチ、中学・高校生は幅1.5センチ長さ60センチのまっすぐな木の棒を使用。そして叩く場所は男子生徒の場合はお尻を、女性生徒の場合は太ももを叩くというもの。回数は小学生は5回以内、中学・高校生は10回以内に制限されます。手や足で直接体罰を加えることは厳しく禁止されるという事ですが。うーん、どうなんですかね?ちなみに、体罰を与えるときは生徒の人格を保護し、また事故が起こらないように、他の生徒がいない場所で、教頭先生など第3者を同席させることが義務付けられているんですよ。
というわけで、香取編集長が2問中1問正解、チョナン・カンさんが2問とも不正解、ということで、この宿命の?対決は、香取編集長の勝ちでした。

Copyright(C)2002
TV-ASAHI
All Rights Reserved.