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今回のお相手は中村江里子さん。間近に迫ったW杯関連のニュースはもちろん、、中国の日本総領事館事件続報、鈴木宗男問題、NYテロ予告など、今週もさまざまなニュースがありましたが、そんな中でおふたりが用意してきた問題とは?


  「出来る!出来ないっぽいのに、問題にしたっていう観点から考えて、出来る!」と答えた香取編集長。そういう考え方もあるんですね。でも、見事パーフェクトベラベラです!ワールドカップ日本代表の23人が決定し、21日には合宿がスタート。25日には、ワールドカップ前の最終強化試合となったキリンチャレンジカップのスウェーデン戦を1-1(前半0-1)で引き分け。日本は小野(フェイエノールト)を右サイドに回し、中田英(パルマ)と森島(C大阪)を併用する新布陣をテストしましたが、相手の厳しい守備の前に不発に終わりました。そんな日本代表のチーム状態も心配ですが、もし代表メンバーが練習中に怪我をしたり、または病気になってワールドカップに出られなくなってしまったらどうなるのでしょうか。実はルールによりメンバーの変更は可能なんです。ちゃんとした医師の診断書を提出し認められれば、メンバーの変更はOK。締め切りは最初の試合の24時間前まで。日本はベルギー戦の24時間前、6月3日の午後6時までOKなんです。もしかしたら、代表落ちが話題になった中村俊輔選手にも、まだ可能性はある? ちなみに、アイルランド代表の主将ロイ・キーン選手は「練習環境が悪い」など批判を繰り返したので強制的に帰国させられてしまったんですが、この場合はケガや病気にあたらないので、メンバーの変更はできません。アイルランドのファンは大ショックを受けてるんです。
また、サッカーとは関係なく、例えば交通事故などで怪我をした場合にも、交代は認められるということですよ。
  「人道問題が、時間が経つにつれて大きくなって、国際世論が後押ししたから」と中村さん。「オレの用意した答えよりもちゃんとしている」と香取編集長が驚くほど、パーフェクトベラベラなお答えでした。北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国の家族が韓国に入国できたのは、ひとえに、あの衝撃的な映像のおかげと言えるでしょう。彼らを捕まえた中国は本来ならば、北朝鮮に送り返さなければいけません。しかし、北朝鮮に送還すれば処刑も含め厳しく罰せられるのがわかっているので、世界的にこの映像が流れてしまった今、もし送り返すようなことをすれば、さすがに中国も人道的立場から非難が避けられなかったでしょう。しかし、北朝鮮の面子も潰すわけには行かないので、直接韓国に亡命させるわけにも行きません。そこで、「こいつらはどこのどいつかわからんので国外へ追放する」という形でフィリピンに逃し、フィリピン経由で、韓国に亡命させたのです。ちなみに、この家族の移送に中国は日本を一切関わらせてくれませんでした。この家族に「日本は何もしてくれなかった」と思われてもしょうがないですよね。「あの映像があったからこういうことがわかったけど、もし映像がなかったら…」と中村さん。もうひとりのゲスト・高田万由子さんも「私の子どもと同じくらいの年齢だったので、余計子供に目がいってしまって…。親が子どもを思う気持ちって一緒でしょ。だから、無事で良かった」とおっしゃっていましたが、ホントそうですよね。
  「昔から食べていたから。アラスカでは、いつも食べてたから、それを食べちゃダメっていうのは困る」と香取編集長。見事、パーフェクトベラベラ!ところが、実はこれ、つい3日前までは、という話になってしまったんです。江戸の昔からクジラを取って食べていたニッポン。クジラを食べることは、立派な日本の食文化なんです。しかし30年前、クジラを取ることがいきなりダメになりました。それはベトナム戦争での枯葉剤散布など環境破壊という点でも国際的に非難を浴びていたアメリカが、その矛先をかわすために、いきなり「クジラは絶滅の危機に瀕しているから捕鯨は禁止しよう」と訴えたからです。これによって世界的に捕鯨が禁止され、日本もクジラの生態を調査する以外での捕鯨ができなくなり、漁業は大打撃を受けてしまったのです。しかし、アラスカの先住民など、クジラを主食源として取っていた人たちには特別に捕鯨が認められました。そんな中、今回の話し合いで、とうとう日本がキレたのです。「アメリカは日本の捕鯨を反対しながら、アラスカの先住民のための捕鯨を認めろというのは身勝手すぎる!!」。そこで、23日、会議で投票した結果、アラスカの先住民達も例外なくクジラを取ることが禁止と決まってしまったのです。ちなみに、現在日本で鯨を食べられる店もありますが、これはVTRにもあったように調査するために捕獲した鯨を、食用にまわして食べているんです。昔と比べれば、比較にならないほど少ないですけどね。アラスカの先住民も例外なく捕鯨禁止、と知った香取編集長は、「主食源とっちゃったら、何食べていけばいいんですか?」と同情していましたが…。
  「人間に負けないくらい、早く走れるニワトリ!いい筋肉がついている!」と答えた中村さん。残念ながら、too bad!です。イスラエルの大学で画期的なニワトリが開発されました。それは「ヌードチキン」。羽が全くないニワトリなんです。赤い肌をさらして少々変な見栄えですが、そこさえ目をつむれば、このヌードチキン、チキン業界に革命を起こす可能性があるのです。暑さに弱いニワトリは熱帯地方で飼育するのに冷房が必要。でも羽がなければ暑さにも耐えられ、冷房のコストが削減できる。羽をむしりとる必要もないので、肉を痛めることもない。寒い地方では風邪をひきやすい事以外はいいことだらけだと言うんです。低脂肪でおいしい鶏肉を作る過程で開発されたこの「ヌードチキン」。人間の勝手な都合だけでこんな姿に変えられた自分を、どう思っているんでしょうかね。ちなみに、ニワトリは脂肪を羽にためるんです。だからその脂肪まみれの羽を捨てないので環境にもやさしいというんですが…。「つい先週まで、クローン人間の怖さについて特集していたんだけど、それと同じ匂いがします。人間のためにニワトリを変えてしまう、っていうのは、どうなんですかね?」(香取)。
というわけで、香取編集長は2問全問正解、中村さんは、2問中1問正解でした。香取編集長、お見事!!

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