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モスクワってどんなとこ?

政治、経済、文化、芸術でも、日本とさまざまな関わりがあるのに、知らないことがいっぱいのモスクワ。そんなモスクワの今を、ほんのちょっぴり紹介します。
成田空港から直行便で約10時間。毎年、映画祭が開かれるモスクワは、ロシアの政治、経済、文化の中心地として、また、唯一の流行発信地として発展しています。実に850年以上の歴史を持つ大都市で、広さは東京23区の1,5倍。ここに東京の人口より少し少ない約1000万人が暮らしています。気候は厳しく、冬はマイナス20℃にまで達することも。夏は6月末〜7月と、とても短いのですが、この時期の日照時間は1日なんと20時間! 白夜状態の日が続きます。一方、冬場に太陽を見られるのは4〜5時間程度と、季節により、まったく違う表情を持つ街なのです。

そんなモスクワに、ロシアを象徴するとも言われる建物があります。世界遺産にも登録されているクレムリンです。大きな時計を配した赤レンガ造りで、日本でいえば、総理官邸、国会議事堂、迎賓館、皇居、明治神宮をひとつにしたような場所で、中にはロシア大統領府、国会議場に加え、武器庫・教会など20の歴史的建物が並んでいます。そのクレムリンの前には、かつて軍事パレードで有名だった広大な赤の広場があります。ツアーなどでモスクワを訪れたら、必ず見学コースに入っているスポットです。

ロシアで食といえば、日本人にとっては、ボルシチ、ピロシキ、キャビアといったイメージがありますが、実はロシアは今、空前の日本食ブーム。健康志向と相まって、ここ4〜5年の間にモスクワだけで200軒以上に増えているそう。寿司、焼き鳥、鉄板焼、ラーメンなどが人気で、本格的な和食が味わえる店も少なくないのだとか。ただ、値段はやや高めで、有名店になると1人数万円ということも。ロシア一般市民の平均月収は、日本のおよそ5分の1の5万5000円ほどだといいますから、庶民にとっては高嶺の花。そういったレストランで食事ができるのは、ニューリッチたちと観光客がほとんどだそうです。一方、ロシアの人々の主食は、ジャガイモとパン。これに、肉や魚、スープなどを一緒に食べるのが一般的だそうです。これらの食材は、リーズナブルで種類も豊富に揃っているそう。日本では高級珍味として知られるキャビアやイクラなども、半値程度で買うことができます。

政治、経済、文化でもさまざまな関わりがあるのに、知らないことがいっぱいのモスクワ。いつか、自分の目で確かめてみたいですね。
ドタキャン騒動など、一連のスキャンダルで日本でもおなじみ、ロシア出身の人気デュオ・タトゥー。レズビアンイメージで売っていたのに、先日、ジュリアの妊娠が伝えられたりもしましたが、彼女たちは今、何をしているの? 新曲発表を機にユニット名を“t.E.m.A.(テーマ)”に変える(解雇された元マネージャーが“t.A.T.u.”の使用権を持っているため)という報道もされていますが、今のところ真相は不明。ふたりの不仲説、解散説なども飛び出していますが、実は、年内に発売予定のアルバムに向けて、ロンドンでレコーディングを行っているのだとか。多くのバッシングはあるものの、音楽的には依然高い評価を受けている彼女たち。再起に向けて(?)、頑張ってほしいものです。
日本から遠く離れたモスクワ。政治的分断の歴史もあって、これほどの大都市にもかかわらず、そこに暮らす日本人はおよそ1000人と実に少ないのです。そんな中、モスクワで有名な日本人としてまず名前が挙がるのが、作家の村上春樹さん。ロシアでの村上人気はすさまじく、常にベストセラーの上位にその名を連ねているほど。その人気の訳は、詩的な文章。これがロシア人の感性にぴったり合うのだとか。

次に名前の挙がる人物は、日本の誇る映画界の巨匠、北野武監督。最新作、座頭市が今モスクワでも公開中で、非常に高い評価を得ています。そしてもう一人、有名な日本人と言えば、稲本潤一。なんと中田ヒデ以上に、ワールドカップでロシアを相手に得点を上げた、稲本がサッカー好きなロシアの人々の心に深く刻まれているのです。ちょっと意外な結果…ですよね。
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