京都府の真ん中に位置する日吉町は、人口6000人の小さな山里。
桂川の源流をたたえ、地下水が豊富。寒暖の差が激しい気候は野菜作りに適し、昔から農業が盛んでした。
精進料理が好まれた京都では、全国から様々な種類の野菜の種子が持ち込まれ、京都の気候や風土にあった独特の野菜の栽培が進みました。これが京野菜の始まりです。
睦月の参
- 京野菜にたくす夫婦の夢 -

次回の舞台は伝統野菜・壬生菜の名産地、京都府日吉町。住人は中村有光さん(55歳)です。
建設関係の営業マンだった有光さんは、妻の佳代子さん(54歳)に何の相談もなく25年間勤めた会社を退職。50歳を前に、なんと夫婦で京野菜作りを始めました。脱サラ就農して5年。やっと手に入れた自分の土地で初めてのかきいれどきを迎えます。しかも、このご夫婦、大きな目標があるんです。

今回の主役を務める京野菜がこの壬生菜。漬物や鍋の具として大人気。特有のピリッとした辛味と香り、それにシャキシャキした歯ごたえが特徴です。ビタミンも豊富だそうですよ。
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