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いよいよW杯が目前!楽しみですね!
開幕が待ちきれない私は、
毎日本屋に立ち寄ってはW杯関連の本をチェックしたり、
寝る前にサッカー雑誌を読んで興奮しています。
そんな方も多いのではないでしょうか?
さて、『やべっちFC』でW杯に向けて取材をする中で、
忘れられない言葉に出会いました。
5月15日。
「タマダ、、、、マキ。」「おぉーー!!!」と会場がどよめいた
W杯メンバー発表会見の日、私はジェフ千葉のクラブハウスにいました。最後に名前を呼ばれ、代表入りを果たした巻誠一郎選手の記者会見はたくさんの報道陣でごったがえして熱気ムンムン。集まったサポーターと喜びを分かち合う巻選手の爽やかな笑顔も印象的でしたが、それ以上にジェフ千葉・オシム監督の会見での言葉が忘れられません。
「ここに集まっている人は、
選ばれなかった人のことを考えなければいけない。」
質疑応答の会見が終わりに差し掛かったところで、突然、オシム監督は切り出しました。その瞬間それまで熱気に包まれていた報道陣はしんと静まり返りました。
「巻が選ばれたのも、阿部がいて成り立っていることもあります。本山や、久保や、大久保もそう。毎回選ばれる人間と選ばれない人間がいることを忘れてはいけない。」
かつては旧ユーゴスラビア代表監督を務め、メンバーを選ぶことの厳しさも知っているオシム監督の言葉だけに重みがありました。そう、このチームには選ばれなかった阿部選手もいます。そして、召集されながらメンバーからもれてしまった他のチームの選手達も。“ただ騒ぎ立てるのではなく、全ての選手に敬意を持って取材活動をして欲しい!”というオシム監督の思いがあったのではないでしょうか。
23人だけじゃないのです。W杯はサッカーに携わる人全ての夢の舞台です。この四年間にジーコジャパンに召集された66人の選手。さらに、1400人のプロサッカー選手。150万人といわれているサッカープレーヤー。ドイツW杯のピッチに立つジーコJAPANの23人の選手達の背中には、
全てのフットボーラーの熱い想いが託されています。あの日のオシム監督の言葉。しっかり心に刻んで、これから始まるW杯を見つめていきたいです。
そして、もう一つ。その日、グラウンドに姿を見せた阿部選手は、「ここで、サッカー人生が終わるわけじゃない。日本代表で経験したこと、刺激を受けたことをこれからのサッカー人生に活かしていかないと。こんなところで、止まっているわけにはいかない・・・。次の清水戦に向けて頑張るだけです!」とコメントし、まっすぐ顔を上げてグランドを走っていました。もう4年後のW杯に向けた戦いは始まっているようでした。W杯が終わればメンバーはリセットになり、2010年の南アフリカ大会に向けて全ての選手にチャンスがあります。きっと、日本中のプロサッカー選手が同じ思いでいるのではないでしょうか。
やべっちFCもますます盛り上げていきますので応援よろしくお願いいたします。
(http://www.tv-asahi.co.jp/yfc/)
また、ブラジル代表の秘蔵映像満載のテレ朝FCも好評をいただいています。
ぜひご覧ください!(http://www.tv-asahi.co.jp/tafc/)
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