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2月25日 初めての刺激臭


市役所に贈られた友好の記念が、花を咲かせてしまいました。

 



赤黒い花、斑模様の茎、丸みのある根っこ・・・
悪臭で名高いコンニャクの花です。
コンニャクの産地、群馬県昭和市から
10月に取手市役所に贈られた鑑賞用のコンニャク。
最初は30センチくらいのかわいい苗でした。


まだ室内でかわいくしていた頃の写真を見せていただきました。


ところが、市役所の室内でみるみる成長。
2メートル近くの、それはそれは見事な花を咲かせたのです。
しかし市役所職員は悩みました。
成長した花は、強烈な刺激臭を放ったからです。
いくら贈答品とはいえ、もう耐えられない!
哀れコンニャクの花は屋外に出されることになりました。


 風が吹きつける屋外に…風下は苦しい…


そんな外に出されてしまったコンニャクの花を、
試しに嗅いでみることに!!
そういえばかつて、ショクダイオオコンニャクが花を咲かせた時、
当時ゴーガイで、久保田直子アナウンサーはこう表現しました。
「白菜のお漬物がさらに腐って1週間たった臭い」。
なんだかすごそう…と思って、ずっと嗅いでみたいと思っていたんです!
久保田アナにならって私なりに花の臭いを表現してみます。
こちら!
「焼き魚を放置して黴が生えたような刺激臭」。
生臭いんだけれど喉がイガイガするような…。
それが焼き魚っぽかったんですよねぇ。
一応言っておきますが…ないですよ?!1ヶ月放置したこと。
市役所を訪れた方の表現を借りると、
「お寺の臭い。少し黴っぽいような。」
「生臭い…」
中には、
「何も臭わないわよ?」
というつわものも。
私は何度も嗅いだ後、げっそりしてしまいました。
ちなみに、この花は数日で枯れ、臭いも消えていくそうです。

昭和村と取手市の仲がどうなったのか、少し心配な今回の取材でした。


災害時の応援協定を結んでいるそうです。


○おまけ○




取手市役所は、ひな祭りの飾りつけで賑やかでした。

   
 
    
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