寿司清さんが新築の際にいただいた色紙だそうです。
書いてある内容はというと…
「青い空見て どじょっこ泣いた
からすめ 睨んで どじょっこ 泣いた
母さん喰うたは あいつと泣いた」
どじょうの子供が、
お母さんをさらわれて泣いている場面を描いたもののようです。
ちょっと衝撃的な内容だったので、
「どうしてこの詩を?」と質問しましたが、
寿司清さんも一緒に首をかしげていました。
パっと思いついて、その場でスラスラ書かれたそうです。
なんだか切ない内容ですが、その絵からはどこか温もりを感じます。
建さんは、こんなこともおっしゃっていました。
「今までたくさん賞をもらってきたけれど、それは個人のものでした。
この『森繁久弥通り』は、
地元の人と一緒に喜べるから、格別に嬉しい。
今まで様々なことがあったけれど、
今回の『森繁通り』で悼尾を飾ったように感じています。」
たくさんの心温まるエピソードを聞いて、
森繁久彌さんの温かな人柄もさることながら、
森繁さんを取り囲む、周りの方々のぬくもりを感じた1日でした。 |