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11月19日 東京大学レゴ部


彼らの集中力は只者ではありません!
根気強さといい、創造力といい、
マニアだからこそ生み出すことのできる芸術作品が、ここにはあります。

ということで、今回の現場直行先は、『東京大学レゴ部』です。

レゴ部の部室だなんて、ディープなところにお邪魔することになるとは!
いよいよ未体験ゾーンに足を踏み入れる瞬間。



あ、靴を脱ぐんですね。


そこは、3畳1間の小さな部室。
畳の上に皆さんが集まって、作業しています。
作っていたのは、駒場祭で展示するための『国際宇宙ステーション』。
本物の写真を見ながら寸法を測り、
日本の実験棟『きぼう』を含めた宇宙ステーションを作っていました。
11月21日(日)〜23日(火)まで開催の駒場祭で展示予定だそうです。
間に合うかな…。

部室にはこんなものもありましたよ!



坂本竜馬。

レゴで2Dなんて、意外ですね!


さらにはこんなものも。



レゴの東大赤門

こちらは本物の東大赤門


レゴの東大赤門の塀の部分

本物の東大赤門塀部分


実際の赤門の40分の1のサイズだそう。
全部で2万ピース使っているそうで、費用は15万円。
準備も入れて、およそ半年で作り上げたそうです。
現在、東大本郷キャンパスの学生支援センターに飾られています。
さらに、先輩方が作ったというこんな巨大なレゴも!



全部レゴで作ったというから驚きです!

こちらは実際の安田講堂。


色の違うレゴを用いて、入り口の劣化や芝生なども表現。


スパナというレゴの部品を
用いた時計や…

室外機まで。細かい!


屋根の丸みもレゴで表現!

こちらは実際の安田講堂の屋根。


安田講堂は、5万ピースのレゴを使っているそうで、
準備に3ヶ月かけ、あわせて1年ほどかけて作り上げたそうです。
安田講堂は、本郷キャンパスの東京大学コミュニケーションセンターに保存されています。
ここまでお金をかけると、大人の遊びですね。

屋根の形や、ダクトの位置など、
東大生がレゴで作ったものは精密で、かつ全体像が見渡せ、
実物を見た時には気づかなかった特長を見出せます。
一方、レゴを見た後に実際の建物を見学に行くと、また新しい発見が。
周辺に木々が生い茂っていたり、
大勢の人たちで憩いの場になっていたり、
建築物が周囲に溶け込んでいるような、建物の息吹を感じました。

根気強さと創造性と集中力とを養えるレゴ。
可能性が無限に広がる面白さがありますね!

   
 
    
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