彼らの集中力は只者ではありません!
根気強さといい、創造力といい、
マニアだからこそ生み出すことのできる芸術作品が、ここにはあります。
ということで、今回の現場直行先は、『東京大学レゴ部』です。
レゴ部の部室だなんて、ディープなところにお邪魔することになるとは!
いよいよ未体験ゾーンに足を踏み入れる瞬間。
|
あ、靴を脱ぐんですね。 |
そこは、3畳1間の小さな部室。
畳の上に皆さんが集まって、作業しています。
作っていたのは、駒場祭で展示するための『国際宇宙ステーション』。
本物の写真を見ながら寸法を測り、
日本の実験棟『きぼう』を含めた宇宙ステーションを作っていました。
11月21日(日)〜23日(火)まで開催の駒場祭で展示予定だそうです。
間に合うかな…。
部室にはこんなものもありましたよ! |
坂本竜馬。
|
レゴで2Dなんて、意外ですね!
|
|
さらにはこんなものも。
|
レゴの東大赤門
|
こちらは本物の東大赤門
|
|
レゴの東大赤門の塀の部分
|
本物の東大赤門塀部分
|
|
実際の赤門の40分の1のサイズだそう。
全部で2万ピース使っているそうで、費用は15万円。
準備も入れて、およそ半年で作り上げたそうです。
現在、東大本郷キャンパスの学生支援センターに飾られています。
さらに、先輩方が作ったというこんな巨大なレゴも!
|
全部レゴで作ったというから驚きです!
|
こちらは実際の安田講堂。
|
|
色の違うレゴを用いて、入り口の劣化や芝生なども表現。 |
スパナというレゴの部品を 用いた時計や…
|
室外機まで。細かい!
|
|
屋根の丸みもレゴで表現!
|
こちらは実際の安田講堂の屋根。
|
|
安田講堂は、5万ピースのレゴを使っているそうで、
準備に3ヶ月かけ、あわせて1年ほどかけて作り上げたそうです。
安田講堂は、本郷キャンパスの東京大学コミュニケーションセンターに保存されています。
ここまでお金をかけると、大人の遊びですね。
屋根の形や、ダクトの位置など、
東大生がレゴで作ったものは精密で、かつ全体像が見渡せ、
実物を見た時には気づかなかった特長を見出せます。
一方、レゴを見た後に実際の建物を見学に行くと、また新しい発見が。
周辺に木々が生い茂っていたり、
大勢の人たちで憩いの場になっていたり、
建築物が周囲に溶け込んでいるような、建物の息吹を感じました。
根気強さと創造性と集中力とを養えるレゴ。
可能性が無限に広がる面白さがありますね!
|