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身長
154cm
出身地
宮崎県
出身校
宮崎西高校→
慶応義塾大学総合政策学部
入社年月日
2002年4月1日
星座
獅子座

8/2  天気が危ない!?

天気が危なくなってきているそうです。

7月28日(日)に山口・島根を襲った集中豪雨。
気象庁は「特別警報に相当する」として異例の発表をし、最大級の警戒を呼びかけました。
この『特別警報』とは…?
その勉強会が、およそ1週間前の7月20日(土)に開催されていました。


Jチャンネル今村気象予報士と報道ステーションお天気担当の青山アナ。松尾も参加しました。

特別警報』=『予報官の危機感』なのだと、ウェザーマップの森さんは話します。
過去のデータと比べてみると、
紫外線や大雨など、実際に気象現象は激しくなっているそうです。
今までの経験則で「大丈夫だろう」と判断してしまうと、命を失うことになりかねません。
そうならないよう警戒を呼びかけたい、
そんな予報官の思いが、この特別警報には込められているそうです。

というわけで、8月30日(金)午前0時から『特別警報』の運用が始まります。
これまでに発表していた『警報』の基準をはるかに超える、
今まで経験したことのないような」激しい現象が起きると予想される時に発表され、
ただちに命を守る行動をとる」ことが求められます。
大雨、暴風、高潮、波浪、大雪、暴風雪、津波、火山、様々な現象に使用されますが、
大雨でいうと、数十年に1回クラスの大量の大雨が広がる場合に出すものだそう。
他にも発表の細かな基準はありますが、
これが、先日の山口と島根の大雨の際に当てはまったわけです。
また、『特別警報』が出ないからといって安全なわけでは決してなく、
警報』の段階で、自治体が発表する情報に注意し避難しておく必要があることをおさえておいてほしいと気象庁の方はおっしゃっていました。


とはいえ、こんなことがありました。
東京でゲリラ雷雨があった先日、
友人と、川沿いのお店で遅めのランチをとっていました。
激しい雨でした。
自宅に帰ってテレビをつけると、
なんとその川が、悠長にランチを取っている間に氾濫警戒水位に達していて、
すでに気象庁が警戒を呼び掛けていたとのこと…。
外出先で情報をどう入手するか、しっかりしなければと痛感するとともに、
改めて、情報をどう周知徹底するかということは課題だなぁと感じました。
結局、どんなに気象庁が警報を発表しても、
それが伝わらなければ意味がありません。
その情報は、自分で取りに行かなければならないわけですよね。
誰かを頼らず、基本的には、自分の身は自分で守らなければならない。
情報の入手方法は様々だと思いますが、
江戸川区がホームページで
「推定降雨情報」を1分おきに更新する社会実験を始めましたし、
某大手検索サイトも、警報などが発表された際、
地震だけでなく気象現象も含めた防災速報をスマートフォンに配信するアプリを出しています。
もちろんテレビ朝日も、特別警報が発表されたらただちに速報でお伝えすることになると思います。
テレビなどをうまく利用していただければなぁ…と思った、この1週間でした。
長くなってすみません!失礼しました。

では夏休みに入ります☆

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