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Vol.38 (2009/12/08)  映画「ジュリー&ジュリア」☆お料理満載の映画です♪


みなさまこんにちは^w^
「女子アナ★試写室」の映画レビューを中心にお届けします。

ずばり!おススメの映画です☆
12月12日(土)より 全国にてロードショー!!!
『ジュリー&ジュリア』

└─http://www.julie-julia.jp/

本作は、
かつてアメリカの食卓にフランス料理をもたらした、
料理研究家ジュリア・チャイルドの人生と、
お料理ブログで一躍有名になった女性ブロガーの今を描いた、
実話と実話を交錯させたトゥルー・ストーリーです。
近況報告の後にレビューを掲載していますので、
よかったら読んでみてくださいね^w^♪

◇近況報告◇
 お料理といえば。
 今年の誕生日は、仲良しの後輩がエプロンをプレゼントしてくれました。
 長い間料理仲間の前田アナ。最近料理仲間の堂アナ。
 それぞれ本当に可愛くて、嬉しすぎました。
 色々あって落ち込んでいたときに誕生日が来てしまい、
 そんな日にもらったこともあり、感激の宝物エプロンです。
 ありがとう。


真ん中トマトがfromまえださん♪
右エメラルドグリーンお花がfrom堂ちゃん☆
左の赤いのはそもそも持っていたマイエプ^w^


やっぱり食は元気のミナモト!
ウチ時間を美味しく過ごせるように、
勝手に「はぎのカフェ」開店気分でお料理楽しんでます^w^♪

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『ジュリー&ジュリア』を鑑賞
─「たくさんの意味で美味しい映画!」
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舌平目のムニエル
チョコレート・クリームパイ
牛肉の赤ワイン煮込み“ブフ・ブルギニヨン”
アーティーチョークとオランデーズソース
ポーチドエッグ
ロブスターのテルミドール
ローストチキンのノルマンディー風
カスレ(豆シチュー)
ブリー(白カビチーズ)
ブール・ブラン(白いバターという名前のソース)
ラズベリー・ババロア
カモのパイ包みパテ

…………。

いきなり羅列させていただいたメニュー。
全て、今回ご紹介する映画『ジュリー&ジュリア』に出てくるお料理なのです。

12月12日に公開となる映画『ジュリー&ジュリア』は、
おいしさと愛らしさで満たされる、とってもおススメの映画です。
可愛くてあたたかくて、美味!
ますます寒くなるこれからの時期にぴったりだと思います。

『ジュリー&ジュリア』は、実在する「ジュリー」と「ジュリア」、
二人の女性の実話を基に描かれた映画です。
1960年代からアメリカで大人気となった料理家ジュリア・チャイルドと、
2002年ブログの女王となった、ジュリー・パウエル。

ジュリア・チャイルドは、フランス料理をアメリカの家庭に広めた女性。
1949年〜60年代、
アメリカの家庭において「フランス料理」がまだまだ身近でなかった時代。
フレンチ(フランス料理)といえば
フレンチ(フランス語)で執筆された本しかなかった時代に、
当時画期的だった、「英語によるフレンチ料理本」を出版した人なのですって
( この映画で初めて知りました)。
こう聞くと、
そもそも料理への造詣が深くて早くから専門的に学んでいた人なのでは?
と思いませんか?
ところがですね、そうじゃないのです。だからこそ、強く魅力的。
結婚して夫の転勤に伴いパリへ、
そこで出会ったフランス料理に感銘を受けたのが、料理への目覚め。
食べることが大好きだったジュリアは、
玉葱さえ満足に切れない腕前にもかかわらず、アメリカ女性として初めて、
あのル・コルドン・ブルーのプロ養成クラスに体当たり入学。
めきめき上達してしまうのです。
8年越しで友人と執筆した料理本が当時の料理界に新風を吹き込み、
結果、
アメリカでは大変著名な料理研究科として活躍する、伝説的な存在に。

何かを始めるのに、「遅い」とか、「もう大人だから」とか、
そういうのってナンセンス!
と思わせられるパワフルウーマンです。

そして、50年後のニューヨークには、
そんなジュリアに憧れる、30歳目前のジュリーがいます。
作家になる夢をあきらめ、活躍する友人たちにコンプレックスを抱き、
公共機関に勤めながら毎日をやりすごす自分自身に、
冴えない気持ちを燻らせています。
愛する夫と暮らしながらも、鬱積した思いや不安をごまかすことのできない日々。
「人生を変えなければ!」
ジュリーが決意した挑戦は、
「ジュリアの料理本に載っている524のレシピを、365日で作るブログ」
を始めること!
1年がかりの「ジュリー/ジュリア プロジェクト」スタートです。

さあ!
こうして、ジュリーとジュリア、50年の時を経た二人の人生が描かれます。

食べることは、単なる栄養補給を超えた「生きること」そのもの!
という、ジュリアの前向きな輝き、
ジュリアへの憧れを原動力に、自分の人生を美味しくこしらえたジュリーの情熱。
どちらもとても可愛くて、力強くて、魅力いっぱいです。
二人のそれぞれの夫との関係もとても素敵で、「人生」を愛いっぱいに描いた映画。

そしてなにしろ、二人それぞれの、現実感あふれるキッチンがたまらない。
憧れます。
マネしたい!
無理だな。
マネしたいよお!
というジレンマに陥るような(泣笑)

ジュリーのファッションも可愛くて素敵。
セレブリティーな装いとは違う、生活を感じられるリアルクローズ、
甘味と旨味の絶妙。
キュート。
そうキュート。
そしていつもどこかに品があるのです。
おてんばなのに上品。理想だなあ。

いろいろな点で、面で、
重くも軽くも影響を受けてしまう映画。
すっかり影響された私は、
即、料理にバターを取り入れんとしています。
(え?そこ?
という突っ込みは受け付けません。笑)

あんなに植物性のオイルにこだわっていたのに・・・。
我ながら単純すぎます。

でも観たらわかってもらえると思います。
(何を?
という突っ込みもご遠慮します。笑)

もっとビストロ!なお料理してみたい。ううん、するもん絶対!
と燃えてしまう映画ですよ♪

すべての意味で美味しい映画ですから、
リコメンドです。
「ボナぺティ!^v^/」

『ジュリー&ジュリア』
└─ http://www.julie-julia.jp/
※12月12日(土)より TOHOシネマズシャンテ ほか全国にて公開
配給/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2009/アメリカ
   
 
    
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