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10月1日 私はアナウンス部の「イジワルジジイ」

 
最近の若いモンは(これがジジイの証拠)恵まれ過ぎてますね。
私が入社した時に比べ(18年前)アナウンサーの需要が大幅に増えていて、
入社1年目からレギュラー番組を持つようになっています。

でも、ジジイとしては老婆心ならぬ「老爺心」がむっくりと頭をもたげるのです。

アナウンサーとしてはまだまだ修行中の身でありながら、日々の忙しさを自分への言い訳にして、発声練習やら原稿読みの練習など、「今やっておかなければならない事」をサボリがち…。

だから2年目や3年目になっても「滑舌が悪い!」「声が出てない!」なんて怒られてしまうんですよね。

私の若い頃は(これがジジイの真骨頂)3年は下積み期間でしたね。
その分練習もたくさんしましたし、何より「耐える事」を学びました。

だから私は今、アナウンス部のイジワルジジイとして若い者に嫌われながら(?)愛情たっぷりの(?)怒鳴り声でアナウンス部を満たしています。

でも本当は、優しいからイジワルになれると思っているのですが…。
それって私の独り善がり???

   
 
    
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