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1月17日 音楽仲間
 

トランペットを吹くのは、
実に15年ぶりです。

皆さんは学生時代に何に熱中していましたか?
私は小、中、高校、大学と、
トランペット一筋の学生時代でした。

しかし社会人になってからはご多分に漏れず極端に楽器に触れる機会が減り、特にここ10年程は全く触ったことがないと言っても良い状況でした。

例年お正月に帰省すると必ず「飲もう!」と集まる、かつての高校時代のトランペットパートの仲間がいるのですが、今年は違いました。なんと楽器を持ち寄ってアンサンブルの練習をしようということになったのです。

楽譜も高校時代に毎日のように練習していたスクールバンド教則本形式のトランペット4重奏・全15曲からなる冊子を事前にわざわざアメリカから取り寄せ、本格的な練習用スタジオまで借りる念の入れようです。
年に1度は顔を合わせているメンバーですが今年は20年ぶりにみんながトランペットを持って集まるのです。表情が違いました。

 

こうやって見ると上手そうでしょ!

リーダーの合図の下、阿吽の呼吸で演奏が始まると、何かに取りつかれたかのように一気に15曲を演奏してしまいました。

私はほぼ15年ぶりでしたが、メンバー4人のうちリーダーを含む2人が、今も現役でトランペットを吹いているのが大きかったようです。もちろんかつてのような演奏は望むべくもありませんが、個々のクセは変わっていません。「楽器を吹くって、こんなに楽しかったんだ」という気持ちを満喫できたひと時でした。

 

デジカメ画像には
音が写らなくてホントに良かったです(笑)

一通り吹き終わったら、「○番目の曲をさらおう(練習しよう)」ということになり、真剣な(?)練習が始まります。

「○小節目の和音を確認しよう」「G(ゲー)です」「H(ハー)です」「D(デー)です。」「なんだ、簡単なゲードュアじゃないか…よし、もう一度!」「はい!」なんて調子です。

でも「俺たちはこんなことしてどうするつもりなんだ?」「発表会でしょう!」といった無責任な発言も飛び出し、和気あいあいです。

途中の私の発言。
 
松井:「あれ?シャープとかフラットを途中で元に戻す記号って、何て言うんだっけ?」
全員:「それはナチュラルや!」
某氏:「情けない、大学の管弦楽団の団長まで務めた男が…」
松井:「す、すいません。いや〜情けない。」

 

また来年会いましょう。
左から私、藤田君、赤澤さん、茂崎君。

…次の練習は来年のお正月かもしれません。その時はそれぞれの家族を呼んでのミニコンサートでしょうか?家族の暖かい理解が無いと出来ないなあ・・・。

本当に楽しいひと時でした。

   
 
    
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