ついにアザルドを倒したが、幼い頃から嫌っていた父・景幸(国広富之)がバドの命を救っていたことを知った大和の心は乱れたままだった。気持ちの整理がつかぬまま母・和歌子(森脇英理子)の墓を訪れた大和は、そこで景幸と会う。そんな中、シン・ジニスが最後のブラッドゲームを開始。ジニスは地球に自分の細胞を注ぎ込み始める。このままでは地球が滅亡してしまう。戦いに向かおうとする大和は景幸に引き留められるが、その手を払いのける。そこで初めて思いを打ち明け、ようやく景幸と親子の絆を取り戻した大和は、必ず帰ってくると約束し仲間の元へと向かう。

　一方、バドもジュウオウジャーとともに戦おうとするが、ラリーが制止。これ以上戦えば、バドの命が危ないのだ。ラリーにはある考えがあった。それは、リンクキューブのシステムを変更して地球を安全な空間に隔離することだった。結果、人間界とジューランド、二つの世界の繋がりは完全に断たれてしまう。その前に一度ジューランドに繋いでセラたちとラリーはジューランドに戻り、バドは地球に残って大和たちと事後処理をするのが最善の策だと考えたのだ。しかし、ジュウオウジャーは、いつでも帰れる世界を作るため、世界をつなげたままデスガリアンと戦い抜くことを決意する。

　ジニスの元に向かうジュウオウジャーの前にナリアが立ちはだかる。そこで6人はワイルドトウサイドデカキングで、ジニスと地球をつなぐ管を引っ張りサジタリアークごと墜落させる。サジタリアークは大爆発するが、炎の中からジニスが現れ…