役どころ
染五郎は、相原の元妻の知子が生前勤務していた警察の天下り組織、青少年防犯協会（青防協）・経理課長天野達之（あまの・たつゆき）役。部下を自殺に追いやった疑惑のかかる理事長を許せないと思いつつも逆らえないでいるが、〝新〟相棒コンビ、米沢＆相原の必死の捜査に目が覚め、二人に協力するようになる。しかし、それは二人の目を欺く工作なのか！？真犯人は一体誰なのか！？染五郎は事件の真相を握る重要な役どころ。
染五郎に出演を打診したのは今年の５月末ころ。『劇場版』の大ヒットを受け、急遽製作が決定した経緯を持つことから、クランクインの一ヶ月前という異例の緊急オファーにもかかわらず、台本を大変気に入り、出演を快諾。８月に控えていた主演舞台の稽古の合間を縫っての撮影となった。オファーの経緯は「犯人なのか、そうでないのか、観客を最後まで翻弄し、作品を盛り上げる厚みのある演技力が必要。華があり、観客の目を捉えて離さない芝居が出来るのは染五郎さんしかいない」とプロデューサー陣からの熱烈な希望が実現。さらに「以前から松本幸四郎さん一家で「相棒」のファンと噂で聞いていたので、ぜひ出てもらいたいと思っていた。」
市川染五郎コメント
相棒シリーズはよく拝見していて、家族の間でも話題にのぼることがあり、今回出演させて頂く旨を伝えたら驚かれました。
これだけ長く続いていて、ファンの方も大勢いらっしゃる作品に出演できて、すごく嬉しいし光栄です。
一人でも多くの人に劇場に足を運んで頂きたいと思います。
