'Rough Guide to the Music of Mexico' (サンビーニャ RG-2084)
メキシコシティから北東へおよそ50キロに位置する テオティワカン遺跡 紀元前2世紀頃ここは10万人が暮らす一大交易都市でした 既に高度な文明を持っていた人々は 豊かな実りを神に祈るための建築を作り上げました
遺跡の北端にあるこの月のピラミッド 高さ47メートルものこの建物は 宗教儀式が行われた重要な場所でした
月夜の晩神官たちが見守る中 この広場で壮大な舞が演じられたといいます
遺跡中央を5キロにわたって貫くこの回廊は 神の魂が通ると信じられ「死者の道」と呼ばれました 「死者の道」の脇にあるのが 高さ66メートル世界で3番目に高いピラミッドです
数千もの人々が50年以上かけて 完成させたといわれるこの場所は雨の神様を祀る場所でした 内部には天然の洞窟もあり いくつもの宗教的な道具が発掘されているそうです
20平方キロメートルに及ぶこの遺跡は アステカの人たちによってテオティワカン 神々の都市と名付けられました