エニスから南西へ40キロ
大西洋に程近いモヤスタの街に
保存鉄道ウェスト・クレア鉄道が走っています

客車を引くのは、かつてこの地で活躍していた
スリーヴ・カラン号です

オーナーはジャッキー・ウェランさん70歳
そして機関士は息子のスティーブンさん22歳
親子でこの鉄道を経営しています

1887年に開通したウェスト・クレア鉄道は
エニスを起点にこの地方を走っていました

しかし、地元住民の減少と国内の景気悪化のため
1961年に廃線となります

子どもの頃から、この鉄道を愛していたジャッキーさん
もう一度、この地にスリーヴ・カラン号を走らせたい
という思いから
私財を投じてこの鉄道を復活させました

再びこの地を走り始めたスリーヴ・カラン号
熱い思いがいっぱい詰まった機関車です