クロアチアの最南端に位置する、ドゥブロヴニク
かつて、ヴェネチアと並ぶ海洋都市国家として
地中海交易で栄えたこの街は
現在、クロアチア一の観光都市

青い海に囲まれた風光明媚なロケーションは
世界中の人々の憧れとなっています

周囲を城壁に囲まれたドゥブロヴニクは
中世の時代、
オスマン・トルコをはじめ
強国がバルカン半島を席巻する中
およそ450年の間、独立を保ち続けていました

商業で栄えたこの街は、その巧みな外交戦術により
周囲の強国に莫大なお金を払う替わりに
独立を認められていたのです

街の西の端にあるロヴリエナッツ要塞の入り口には
ラテン語で
「世界中の黄金をもってしても
自由を売り渡してはならない」
という碑文が残っています
何よりも自由を重んじ、交易を続けたドゥブロヴニク
今も残る美しい街並みは
「アドリア海の真珠」と呼ばれ
人々を魅了し続けています