列車はリエカの駅に到着しました

人口およそ14万人の港湾都市、リエカ
物流の拠点であったこの街は
かつてのユーゴスラビア時代には
最大の港街として栄えていました

現在は船の姿は少なく、閑散としています
ユーゴスラビア紛争の後、大幅に落ち込んだ取引量は
徐々に回復しつつありますが
それでも今は、最盛期の半分程の規模なのだそうです

しかし、街の中心部で開かれる朝市は
大勢の人で賑わっていました

アンチョビの値段はキロ当たり10クーナ
およそ150円という安さ

威勢の良い女性たちの活気に釣られて
お客もついついサイフの紐が緩みます