過去の放送

2019年8月

2019年8月18日放送
「視界不良 ~揺れる商業捕鯨再開~」

出港する捕鯨船と見送る家族

去年12月、日本は国際捕鯨委員会からの脱退を表明し、今年7月からの商業捕鯨再開を決めた。南極海捕鯨の基地として発展してきた山口県下関市。悲願の再開に歓迎の声が上がる一方、戸惑いが広がった。漁場が日本の領海と排他的経済水域内に限定されたのだ。南極海にはもう行けない。新たな漁場でクジラは捕れるのか。鯨肉消費が低迷する中、商業捕鯨は成立するのか。視界不良の中、捕鯨船団は下関を出港した。

ナレーター:広居バン
制作:山口朝日放送

2019年8月11日放送
「軍事機密の沈没船」

陸軍の輸送船「日連丸」

太平洋戦争中、千島列島に向かっていた陸軍の輸送船「日連丸」が、北海道沖でアメリカ軍の潜水艦の魚雷を受けて沈没した。将兵ら約2800人が乗っていたとされ、そのほとんどが犠牲になった。しかし、命じられていた作戦が最高の軍事機密であったため、この事実は遺族にも隠された。いまだ「日連丸」のことを知らない遺族も多い。奇跡的に助かった生存者の証言や残されたわずかな資料をもとに、隠された真実を追った。

ナレーター:眞島秀和
制作:東日本放送

2019年8月4日放送
「私は何者なのか ~名前も奪われた原爆孤児~」

自分のルーツを探る
田中正夫さん(78歳)

「田中正夫」さん(78)。4歳のときに被爆し、家族を失った。同時に本当の名前を知る人もいなくなった。原爆で親を奪われた孤児たちを救済した「広島戦災児育成所」で育ち、名前はそこで付けられた。“本当の自分”を知りたい、家族に会いたい、その思いは今も変わらない。わずかな情報しかない中、去年、育成所の記録が原爆資料館に寄贈された。田中さんの手がかりは見つかるのか。記録や証言さらに田中さんの行動から、今も苦しむ“原爆孤児”の姿を伝える。

ナレーター:有村架純
制作:広島ホームテレビ