東京サイト 毎週月〜金 午後1時45分から

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TOKYOエシカル

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20231016日(月)

「花の廃棄をなくす」

今週は「エシカル消費」について考えます。「エシカル(倫理的)消費」とは、人や社会、環境に配慮した消費行動のことです。
花の廃棄を減らすために、「規格外の花」を使ってドライフラワーを製造・販売している「エシカ ラボ」を紹介します。1輪売りやブーケ、リースなど、様々な製品を扱っています。
主に市場に出荷できない規格外の花を生産者から仕入れて活用します。例えば茎の長さなどが規格に満たない花は、人件費や輸送費をかけて出荷しても値段がつかないため、多くが廃棄されていました。そういう花を有効活用することで、花の生産者の助けにもなります。
このように、捨てられるはずだった花を使った商品を購入することは「エシカル消費」になります。
この店を運営する会社は、東京都が進める「エシカル消費」を普及させる取り組み、「TOKYOエシカル」にパートナーとして参加しています。
HP:https://ethica.official.ec/
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20231017日(火)

「残布をおしゃれアイテムに」

これまで廃棄されていた「残布(ざんぷ)」を活用した製品を作っている会社の取り組みを紹介します。このような商品を買う事は、人・社会・環境に配慮した「エシカル(倫理的)消費」です。
インテリアデザイン事務所「菜(さい)インテリアスタイリング」は、残布を活用した「ZAMPU PROJECT」を行っています。
カーテンやソファー等を作る過程で生まれる余り布をメーカーから回収し、再利用します。インテリアのファブリック(布)は高品質なものが多く、その残布を有効活用してトートバッグなどのおしゃれな製品を作ります。残布以外にも、生地の色や質感を確認するための「サンプル帳」も再利用します。サンプル帳の解体作業は障害者施設と提携して行い、障害者支援にもつながっています。
この会社は、東京都が進める「エシカル消費」を普及させる取り組み、「TOKYOエシカル」にパートナーとして参加しています。
ZAMPU PROJECT
HP:https://sai-interior.co.jp/zampu/
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20231018日(水)

「規格外の野菜を救う」

多くは廃棄されている「規格外の野菜」を有効活用する取り組みを紹介します。
「eat for」のキッチンカーは、“食べることが、社会貢献に。”をモットーに食品ロスを減らす取り組みをしています。規格外の野菜とは、大きさや形、色などが市場での規格から外れてしまった野菜のことです。そのような野菜をトッピングに使った「農家支援カレー」等をランチとして提供しています。ナス、ジャガイモ、コリンキーなど新鮮な野菜の“素材のおいしさ”を活かすように調理されています。大切に作られた野菜を無駄にすることがなく、農家の助けにもなります。さらに、カレー等が1食販売されるごとに、提携する農家へ支援金5円を送る取り組みも行っています。
このような商品を買う事は、人・社会・環境に配慮した「エシカル(倫理的)消費」です。
キッチンカーを運営する会社は、東京都が進める「エシカル消費」を普及させる取り組み、「TOKYOエシカル」にパートナーとして参加しています。
eat for
HP:https://eatfor-kitchencar.studio.site/
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20231019日(木)

「地産地消を考える」

宮城県の中学生と東京の大学生が協力して、地産地消を進めている取り組みを紹介します。
共立女子大学・共立女子短期大学は、2019年から宮城県南三陸町と連携し、宮城県の名産品「ホヤ」の地産地消を推進するためのレシピ開発を行っています。レシピは、南三陸町の中学生のアイデアをもとに、大学生がアドバイスを加え作り上げました。ホヤ独特のにおいやクセをなくすための試行錯誤を重ね、ホヤチャーハン、ホヤが入ったクレープなどのレシピを考案しました。特に好評だったのは、チーズと大葉を入れた「ホヤフライ」でした。
このように地産地消で食品ロスを減らす消費行動は、人・社会・環境に配慮した「エシカル(倫理的)消費」です。
この大学は、東京都が進める「エシカル消費」を普及させる取り組み、「TOKYOエシカル」にパートナーとして参加しています。
共立女子大学・共立女子短期大学
HP:https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/
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20231020日(金)

「服の廃棄を減らす」

衣服の大量廃棄を減らす取り組みを紹介します。
ファッション物流の業務を行う「オーティーエス」は、デジタルプリンターを使って布を少量生産することで、衣服の廃棄を減らす取り組みを行っています。環境省によると、1990年に比べ、2021年では衣服の購入量は横ばいですが、供給量は1.8倍になっており、大量生産から適量生産への転換が課題となっています。
生産コストとの兼ね合いで、最低でも6反からの注文が一般的ですが、デジタルプリンターを使うことで1反からの受注を可能にしました。少量生産が可能なため、個人のデザイナーなどからも発注が来ているそうです。必要な数だけ作ることで、売れ残る衣服を減らすことが出来ます。染料を洗い流す必要のないデジタルプリントなので、水の消費を抑えられ、環境負荷の軽減も期待できます。
このような商品を買う事は、人・社会・環境に配慮した「エシカル(倫理的)消費」です。
この会社は、東京都が進める「エシカル消費」を普及させる取り組み、「TOKYOエシカル」にパートナーとして参加しています。
オーティーエス
HP:https://www.e-ots.jp/
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TOKYOエシカル
HP:https://www.ethical-action.tokyo/