東京サイト 毎週月〜金 午後1時45分から

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歴史と文化を学ぶ

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2023717日(月)

「渋谷区郷土博物館・文学館」

渋谷区にある渋谷区郷土博物館・文学館を訪ね、地域の歴史や文化を学びました。
渋谷駅前のシンボル・忠犬ハチ公像が見守る渋谷は、国内外から多くの観光客が集まる、東京を代表する繁華街です。この博物館では忠犬ハチ公像が建った当時の渋谷駅前を、模型で再現しています。
1923年に生まれた秋田犬のハチは、飼い主の死後も渋谷駅前で待ち続ける姿が新聞で報じられ話題となり、1934年に初代「忠犬ハチ公像」が建てられました。
他にもこちらでは、地下鉄千代田線の工事中に見つかったナウマン象の発掘模型や、1927年に完成した近代的な集合住宅「同潤会代官山アパート」の一部も再現して展示しています。代官山アパートの建物は電気やガスを備えた、当時では最先端の住宅でした。
HP:https://shibuya-muse.jp
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2023718日(火)

「文京ふるさと歴史館」

文京区にある文京ふるさと歴史館を訪ね、地域の歴史や文化を学びました。
1947年に誕生した文京区。東京大学を筆頭に教育施設が多く集まり、「文教の府」のイメージから命名されました。文京区は起伏がある地形で、坂道が多いのが特徴のひとつです。
千代田線・千駄木駅すぐそばにある団子坂は、江戸川乱歩「D坂の殺人事件」の舞台とも言われています。その団子坂に関連した展示では、明治時代に流行した菊人形を再現したジオラマを見ることができます。団子坂周辺の植木屋さんが作った菊人形は当時、秋の風物詩でした。
この地で生まれ育った樋口一葉は、24歳で亡くなるまで「たけくらべ」や「にごりえ」などの名作を世に送り出しました。歴史館の近くには、現在でも一葉ゆかりの建物が残っています。
文京ふるさと歴史館
HP:https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/spot/museum/rekishikan.html
※2023年7月〜10月にかけトイレ洋式化工事のため臨時休館などがあります。詳細はHPをご確認下さい
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2023719日(水)

「武蔵野ふるさと歴史館」

武蔵野市にある武蔵野ふるさと歴史館を訪ね、地域の歴史や文化を学びました。
住みやすい街として人気の吉祥寺がある武蔵野市は、明治初期頃から農業が盛んでした。この歴史館では、当時の脱穀機や石臼などの農機具を展示しています。また、武蔵野市と三鷹市にまたがる「井の頭池遺跡群」からみつかった出土品のコーナーもあり、約1万6000年前から1万5600年前に作られたとされる縄文土器のかけらも展示されています。
日本の航空機メーカーの草分けである中島飛行機に関する展示もあります。元海軍の軍人・中島知久平が創業した中島飛行機は、当時三菱にも並ぶほどの大企業だったと言います。エンジンの試運転用の木製のプロペラは、貴重な展示品です。この中島飛行機のエンジンの工場があったことで、武蔵野市は人口が大きく増え、インフラが整い、現在の発展につながっていったと言われています。
武蔵野ふるさと歴史館
HP:https://www.city.musashino.lg.jp/heiwa_bunka_sports/furusatorekishikan/
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2023720日(木)

「荒川ふるさと文化館」

荒川区にある荒川ふるさと文化館を訪ね、地域の歴史や文化を学びました。
隅田川にかかる「千住大橋」は、この付近から松尾芭蕉が「奥の細道」へ出発した旅立ちの地とされています。文化館の入り口には、江戸の町との別れを惜しみつつ千住大橋を渡る芭蕉と、弟子・曽良(そら)の姿を描いた3Dトリックアートがあり、記念撮影スポットになっています。
千住大橋は1594年、徳川家康が隅田川にかけた最初の橋です。江戸の北の玄関口にふさわしい巨大な建造物でした。館内には、19世紀前半の千住大橋周辺を再現した立体模型も展示されています。また、荒川区にあった昭和時代の路地や長屋を実物大で復元した展示コーナーもあります。こちらでは、住居スペースと仕事の作業スペースが共存する「ニコイチ(二戸一)長屋」と呼ばれていた住宅様式を見ることができます。
荒川ふるさと文化館
HP:https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a016/bunkageijutsu/furusato/furusato.html
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2023721日(金)

「大田区立郷土博物館」

大田区にある大田区立郷土博物館を訪ね、地域の歴史や文化を学びました。
大田区は1947年、東京23区への再編に伴い、「大森区」と「蒲田区」からそれぞれ1文字ずつ取って誕生しました。
館内には形が整えられて埋葬された、約4000年前のイヌの骨が展示されています。縄文人はイヌと一緒に狩りに出ていたと考えられることから、縄文人が感謝の気持ちでイヌを丁寧に埋葬したのではないかと言われています。また1920年に開所した「松竹キネマ 蒲田撮影所」を再現した立体模型も展示されています。当時の照明器具では光量が不十分だったため、スタジオを覆う屋根や壁を全面ガラス張りにして、太陽光を取り入れていました。この撮影所は、1936年に神奈川県の大船に移転するまでの16年間で1200本余りの作品を世に送り出しました。撮影所があったことで蒲田の周辺にはお店も集まり、「流行は蒲田から」と言われるようになったそうです。
大田区立郷土博物館
HP:https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/manabu/hakubutsukan/
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