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2023年7月10日(月)
「水難事故を防ぐ」

水辺のレジャーで命を守る第一歩になるのが、ライフジャケットの着用です。体との隙間ができないようにしっかりとフィットさせましょう。しかし、ライフジャケットを着ていれば絶対に安全、というわけではありません。急流で流された場合は下流に向かって足を伸ばし、浮いて救助を待つことが大切です。川は場所によって流れの速さや川底の深さが異なるため、浅い所で遊んでいるつもりでも深みにはまって流されてしまうことが多いそうです。また水際で転び、川に落ちるケースもあるため、履物は踵(かかと)で固定できて脱げにくく、滑りにくいものを選びましょう。
水辺の安全|河川財団・子どもの水辺サポートセンター
HP:https://www.kasen.or.jp/mizube/tabid324.html
2023年7月11日(火)
「熱中症に要注意」

高齢者の場合は、住まいで熱中症になるケースが最も多くなっています。高齢者は温度変化に気付きにくく、汗をかく機能の低下に伴い体に熱がたまりやすいと言われています。また、喉の渇きを感じにくいとも言われます。脱水症状になる前に、こまめな水分補給が大切です。エアコンなどを活用し、28℃を目安に室温を調整しましょう。
熱中症の症状には、めまいや手足のしびれ、筋肉の硬直、吐き気、頭痛、倦怠感、大量の発汗などがあります。症状が出た場合は涼しい場所に移動し、保冷剤などで冷やしたタオルを脇の下や首などの太い血管が通る場所に当てて体温を下げましょう。
熱中症に注意!|東京消防庁
HP:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/season/heat.html#top
2023年7月12日(水)
「思わぬ事故にご用心」

夏に起こりがちなことに、手持ち花火等による火災や事故があります。手に持ったライターで花火に火をつけると、手に火傷をしたり、服に燃え移ったりする恐れがあります。また遊び終えた花火は、必ず水に浸けてから片付けるようにしましょう。
近年、家電製品などから出火する「電気火災」が多くなっています。電子レンジで肉まんを長時間加熱した実験では、加熱し過ぎたことで肉まんから可燃性のガスが発生し、爆発的に火が出ました。電源コードから出火するケースも多いそうです。折り曲げたり束ねたりすることで電源コードが劣化し、火災につながることがあります。東京消防庁は、コードの小さなこげ跡でも迷わず119番通報するよう呼びかけています。
電気火災を防ごう|東京消防庁
HP:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/camp/2022/202208/camp3.html
2023年7月13日(木)
「蚊の発生を防ぐ」

蚊が媒介する「デング熱」や「ジカウイルス感染症」には有効なワクチンがありません。東京都は蚊がウイルスを保有しているか調べるため、都内25施設に蚊の捕獲装置を設置しています。2014年、代々木公園でウイルスを持った蚊に刺された人がデング熱に感染した事例がありましたが、それ以降ウイルスを持った蚊は都内では確認されていません。
また東京都は、家の周りの蚊の発生を防ぐ呼びかけも行っています。蚊は、バケツや植木鉢などの園芸用品、タイヤの内側、空き缶、空き瓶、雨除けのシートなどにたまった水に産卵するため、不要なものは片付けるようにしましょう。卵から成虫になるまで約10日かかると言われているため、1週間に1回以上を目安にたまった水を掃除することが、蚊の発生を減らすことにつながります。
感染症媒介蚊対策について|東京都保健医療局
HP:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/eisei/baikaikataisaku/
2023年7月14日(金)
「もしもの時の救命処置」

心臓が止まっている状態では、救命処置を開始する時間が遅れるほど救命率が低下するため、その場に居合わせた人による一刻も早い行動が重要です。心臓が止まっている人に電気ショックを与える「AED(自動体外式除細動器)」の使用による心拍再開率を見ると、救急隊が現場に到着してからAEDを使用する場合に比べ、救急隊到着前に市民が使用した場合、2.5倍以上の割合で病院到着前に心拍が再開しています(東京消防庁調べ)。
街で倒れた人を見つけた場合、まずは周囲の安全を確認し、反応があるか呼びかけます。反応がない場合は大声で助けを呼び、119番通報をしたりAEDを持って来たりする人の役割分担をします。倒れた人が呼吸をしていない場合は、「胸骨圧迫(心臓マッサージ)」を行います。1分間に100~120回のテンポで、胸が5cm沈むほど強く圧迫します(成人の場合)。AEDが届いたら、電気ショックを与えるためのパッドを右胸と左わき腹に貼り、音声案内に従います。1回の電気ショックで蘇生するとは限らないため、引き続き胸骨圧迫(心臓マッサージ)を継続して下さい。
心肺蘇生の手順|東京消防庁
HP:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kyuu-adv/life01-2.html東京消防庁公式アプリ
HP:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/inf/app/index.html