東京サイト 毎週月〜金 午後1時45分から

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女性が輝く社会

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2023320日(月)

「社員の意識改革」

女性の活躍推進に意欲的に取り組んでいる企業を紹介します。
食品パッケージの製造や販売などを行っている「吉村」は、女性社員が積極的に活躍できる職場環境を整備しています。
吉村では、女性社員が主体的に働くことができるよう、2019年に「販売サポート部」を創設し、それまで主に男性社員の補佐をしていた女性社員を配属しました。
販売サポート部で企画し、制作したものの一つが商品の解説動画。吉村が販売しているお茶などを詰める箱は、組み立てて使いますが、その手順や商品の詰め方のコツを動画にしました。顧客からの問い合わせに対応していた経験を活かし、解説動画には、つまずきやすいポイントも盛り込みました。
入社14年目の女性社員は「色々なことにチャレンジできるようになったことが一番良かった」と語っています。
さらに、事業の状況報告や経営方針を決める「経営会議」に女性や若手社員を積極的に登用し、社員の意識改革に取り組んでいます。
こうした取り組みが評価され、吉村は2022年度「東京都女性活躍推進大賞」を受賞しました。
住所:東京都品川区戸越4-7-15
電話:03-3788-6111
HP:https://www.yoshimura-pack.co.jp/
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2023321日(火)

「キャリア形成支援」

化粧品メーカー「ポーラ」は、2022年度「東京都女性活躍推進大賞」を受賞しました。
ポーラでは、女性社員が抱える健康問題の不安を解消し、自身が望むキャリア形成を支援するため、様々な福利厚生や取り組みを行っています。
例えば、不妊治療やピルなどの費用を助成したり、提携する医療機関での婦人科検診を、オンラインで受診できる環境を整えています。女性特有の悩みをテーマにしたオンラインセミナーも行っており、「言いにくい」社内環境を無くそうとしています。女性の「生理」や「生理前の症状(PMS)」などがテーマのセミナーでも、対象は男性を含む全従業員。男性社員も女性の価値観を理解し、対話する大切さを学んでいます。
ポーラはジェンダーの意識改革にも力を入れています。研修の開催やパソコンを使った教材(e-ラーニング)を活用し、性別による無意識の思い込みに気づく取り組みをしています。さらに社外にもジェンダー教育を発信。冊子を作成して全国の約3万の小中学校に寄贈しました。
ポーラ(本社)
住所:東京都品川区西五反田2-2-3
電話:03-3494-7111
HP:https://www.pola.co.jp/
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2023322日(水)

「ママの再就職などを支援」3月22日は放送を休止しました

ママたちの集まり「マム・スマイル」は、2022年度「東京都女性活躍推進大賞」を受賞しました。
マム・スマイルは、2016年に板橋区でスタートしたママコミュニティです。地域情報誌づくりや様々なテーマで育児中の女性たちが集まり、交流を深める活動を行っています。その目的は、結婚や出産で仕事を失ったママたちの再就職支援です。
メインの活動は、地域情報誌「イタバシーナ」づくり。ママたちが企画から取材、執筆、配布まで行うことで、再就職につながるスキルを実践的に身につけることなどを目指しています。
活動を通して自分のやりたいことが見つかり、資格を取得しフリーランスとして働く女性や、個人事業主としてライターやデザイナーとして働く女性など、「イタバシーナ」の制作に参加したママの9割以上が早期に再就職を果たしています。
さらに、マム・スマイルでは、学びの機会を作るためキャリアアップ講座なども開催しています。
マム・スマイル
電話:03-5944-1296
HP:https://mamsmile.jp/
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2023323日(木)

「選べる働き方」

Webサイトの企画制作やWebメディアの運営などを行っている「ノヴィータ」は、2022年度「東京都女性活躍推進大賞・優秀賞」を受賞しました。
ノヴィータは、2017年からいち早く在宅勤務を取り入れ、自分のライフスタイルに合わせた「勤務時間」や「勤務日数」など、約20種類の働き方が選べる環境になりました。
2015年に社長に就任した三好怜子さんは、翌年に出産し、子連れ出勤にも挑戦。様々なライフスタイルにあった働き方を導入するため、自ら当事者となり改革を進めていきました。2017年に在宅勤務を導入したきっかけは、子育て中の女性社員からの相談でした。「仕事を続けられない」という切実な声に応え環境を整えた結果、離職する女性社員が減り、会社にとっても大きな利益となりました。
週3日フルタイムで働いていた女性社員は、出産を機に週5日の時短勤務を選びました。生活リズムの変化に合わせて働き方を選ぶことができる仕組みです。
また、起業して企業研修の講師として働いている女性を、週3日勤務の正社員として雇用するというユニークな実例も。
こうした取り組みの結果、2015年には1人もいなかった仕事と子育てを両立させている女性社員が、2022年には18人に増えました。
ノヴィータ
住所:東京都港区南青山2-7-23
HP:https://www.novitanet.com/
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2023324日(金)

「建設業で働く」

建築や土木、まちづくり事業などを展開している総合建設会社「フジタ」は、2022年度「東京都女性活躍推進大賞・優秀賞」を受賞しました。
フジタで女性活躍の推進を目的に2007年に発足したのが、女性総合職ネットワーク「F-net」です。当時は、“男性が活躍する会社”というイメージが強く、総合職の女性は全店で48人だけ。「まずは女性から活躍推進をやってみよう」と活動が始まりました。
「F-net」では、女性の退職理由になってしまう課題について話し合い、改善に取り組みました。今では当たり前になった女性向けの作業服や、建設現場の女性用トイレ・更衣室も、「F-net」の活動を契機に整備されていきました。さらに子育てとの両立などについて実体験を聞き、悩みを相談できる意見交換会などを行うことで、働き続けられる職場環境になり、出産したほとんどの女性社員が仕事に復帰するようになりました。
今では総合職で働く女性が400人以上になり、16年前はゼロだった管理職の女性は21人に増えました。
フジタ(本社)
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-25-2修養団SYDビル
電話:03-3402-1911
HP:https://www.fujita.co.jp/
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