東京サイト 毎週月〜金 午後1時45分から

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TOKYOエシカル

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2023227日(月)

「食品ロスの削減」

今週は「エシカル消費」について考えます。「エシカル消費」とは、人・社会・環境に配慮した消費行動のことです。
千代田区にある「ホテルメトロポリタン エドモント」では、「エシカル消費」の1つ、食品ロス削減への取り組みを進めています。2019年に始めたのが、それまで廃棄されていた食材を使った「もったいないメニュー」です。パーティー会場限定で、主催者の同意を得て提供しています。例えば、魚の頭とあらはスープの出汁に、野菜の皮や葉はオードブルに使われます。そしてパーティーのコース料理などで提供できずに余ったパンは、デザートに生まれ変わります。このメニューの開発を始めとした様々な取り組みにより、ホテルで出る生ごみの量を約16%削減することができました。
さらに去年4月から、食べ残しを減らす取り組みも始めました。環境に配慮した紙製の容器を使い、パーティー会場の料理や、レストランのコース料理などで食べきれなかったものを持ち帰ることができます(※レストランのブッフェは対象外)。
このホテルを運営する「日本ホテル」は、東京都が進めるエシカル消費を普及させる取り組み「TOKYOエシカル」にパートナーとして参加しています。
住所:東京都千代田区飯田橋3-10-8
電話:03-3237-1111
HP:https://edmont.metropolitan.jp/
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2023228日(火)

「フェアトレード」

「エシカル消費」とは、人・社会・環境に配慮した消費行動のこと。
自由が丘駅から徒歩6分の「ピープルツリー」では、インド、バングラデシュなど18カ国のフェアトレード商品を取り扱っています。「フェアトレード」とは、途上国で作られたものに適正な価格で対価を支払う取引のことで、フェアトレード商品を購入することは、途上国の貧困解消や経済的な自立のサポートにつながる「エシカル消費」です。
例えば南米・ボリビアのカカオ豆などが使われているチョコレートの場合、大切に育てられたカカオを言い値で買い叩いてしまうのではなく、フェア(公平)に取引することで貧しいカカオ農家を支えています。
インドのムンバイで夫からの暴力や貧困に苦しんでいた女性たちが作ったワンピースも、生産者の社会的自立を支援できるフェアトレード商品です。女性たちが縫製の技術を身につけ、職を手にしたことで、社会的な自立ができています。これらのフェアトレード商品には認証ラベルが付いていて、購入する時の目印になっています。
この店舗を運営する「フェアトレードカンパニー」は、東京都が進めるエシカル消費を普及させる取り組み「TOKYOエシカル」にパートナーとして参加しています。
ピープルツリー 自由が丘店
住所:東京都目黒区自由が丘3-7-2
電話:03-5701-3361
営業時間:午前11時〜午後7時
HP:https://www.peopletree.co.jp/
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202331日(水)

「障がい者の自立支援」

「エシカル消費」とは、人・社会・環境に配慮した消費行動のこと。
通販サイト「PIPPO(ピッポ)」では、70以上の障がい者福祉施設などで作られた製品を販売しています。障がいのある人が作った製品を購入することは、自立支援につながる「エシカル消費」です。
このサイトに出品している施設の1つ、板橋区にある「小茂根(こもね)福祉園」では、知的障がいのある人たちのアート活動に力を入れて、個性を活かすことができる製品を作っています。メンバーが描いた鬼の絵がプリントされた「鬼バッグ」や、カラフルな糸で縫われたマットなど、製作者の自由な発想で作られた作品があります。自分の得意分野を活かせることが、障がい者の創作意欲につながっています。
通販サイトを運営する「PIPPO」は、東京都が進めるエシカル消費を普及させる取り組み「TOKYOエシカル」にパートナーとして参加しています。
PIPPO(ピッポ)
HP:https://www.pippoec.com/
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202332日(木)

「家具・家電の循環」

「エシカル消費」とは、人・社会・環境に配慮した消費行動のこと。
2018年から家具・家電のレンタルサービスを行なっている「CLAS(クラス)」は、様々なメーカーの商品、約1200種類を取り扱い、1都3県、関西地区の一部を対象に事業を展開しています。月単位で1点からレンタルが可能で、不要になれば返却できます。このサービスは、引っ越しの際にまだ使えるのに捨てられてしまう家具・家電を減らすことはできないか、という思いから始まりました。
このサービスを利用することは、家具・家電の廃棄を減らすことにつながる「エシカル消費」です。初めての一人暮らしや引っ越しなどで、初期費用を抑えるために利用する人も多く、これまでに4万点以上の家具・家電を循環させています。返却された商品は、自社でクリーニングを行い、次の必要としている人に貸し出されます。さらに、返却時に商品が破損していた場合には修理を行って再利用しています。1年前からサービスを利用する人は「手放す時のコストを抑えることができ、新しい家電を気軽に試せるのもいい」と話しています。
この企業は、東京都が進めるエシカル消費を普及させる取り組み「TOKYOエシカル」にパートナーとして参加しています。
CLAS(クラス)
HP:https://clas.style/
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202333日(金)

「花の廃棄を減らす」

「エシカル消費」とは、人・社会・環境に配慮した消費行動のこと。
渋谷区にある「RIN(リン)」では、廃棄される花を使って活動を行っています。生花店や花農家などから買い取った売れ残りや規格外の花も活用し、ブーケの製作や店舗の装飾などを手掛け、廃棄される花に新しい価値を生み出しています。
捨てられるはずだった花を生まれ変わらせることは、花の廃棄を減らす「エシカル消費」につながります。また、この活動は花農家と消費者をつなぐ架け橋にもなっています。花農家の白石さんは「規格外の花も捨てられずに、誰かの笑顔につながると思うと、作る方にもやりがいが生まれる」と話しています。こちらの会社では、「フラワー キャリア アカデミー」というオンライン教室も開催し、廃棄されてしまう花の活用を広げています。
この企業は、東京都が進めるエシカル消費を普及させる取り組み「TOKYOエシカル」にパートナーとして参加しています。
RIN(リン)
HP:https://lossflower.com/
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TOKYOエシカル
HP:https://www.ethical-action.tokyo/