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2021年12月20日(月)
「世田谷区 大蔵大根」

昭和40年代まで世田谷区内で盛んに作られていましたが、昭和50年代に入り、病気に強く収穫しやすい青首大根が普及するにつれ、大蔵大根は次第に栽培されなくなりました。しかし25年ほど前、「都市農業の大切さをPRしたい」と、大塚農園の大塚信美さんや世田谷区内の農家が、大蔵大根の復活に取り組み始めました。
大蔵大根は長時間煮込んでも煮崩れしにくく、味が中まで染み込みやすいため、「おでん」で食べるのが一番のおすすめだと大塚さんは話してくれました。
世田谷区「大蔵大根」
HP:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/shigoto/008/001/d00189567.html2021年12月21日(火)
「江戸川区 小松菜」

ひと月に約4tの小松菜を出荷している門倉農園の門倉周史さんを訪ねました。門倉さんは瑞々しく新鮮な小松菜を育てるため、間隔を十分に空けて小松菜を植える独自の栽培を行っています。一般的な間隔は3~4㎝と言われていますが、門倉さんは約13㎝の幅を取り、ひとつの小松菜が広い面積の土の栄養を吸えるよう工夫しています。また、植え付け前の畑に細かく切ったワラをまくなど、適度な水分を含んだ土づくりにもこだわっています。
門倉さんのおすすめ料理は「小松菜のしゃぶしゃぶ」。葉の部分を軽くお湯に通し、ポン酢で頂きました。小松菜は加熱すると一段と味が濃くなり、うま味が増すそうです。
門倉農園
HP:http://www.komachauna.com/江戸川区「農産物直売の案内」
HP:https://www.city.edogawa.tokyo.jp/shigotosangyo/jigyosha_oen/nogyo_suisan/map/index.html
2021年12月22日(水)
「奥多摩町 わさび」

年間を通して冷たい清らかな水が流れる奥多摩町の山間では、江戸時代後期頃から自然の沢を利用したわさびの量産が始まったそうです。江戸時代には幕府にも献上されたと言われ、かつては全国3位(2018年)の生産量を誇っていました。
わさびは円を描くようにすりおろすと香りと辛みがより引き立つそうです。奥多摩町の家庭では、わさびの茎も浅漬けにして食べています。シャキシャキとした食感に加え、わさびの風味が感じられる浅漬け。各家庭でそれぞれの味付けがあり、三杯酢に漬けて食べる人もいるそうです。
ヤナギコージ(わさびの直売)
住所:東京都奥多摩町氷川206-9電話:080-9038-5680
2021年12月23日(木)
「清瀬市 水菜」

生産者の小寺良治さんが、食感の良い水菜を育てるために最も気を使っているのは水分の調整。天候や水菜の状態を良く観察し、最適なタイミングを見極めながら水やりをしています。
また小寺さんは、1カ所に2つの種をまくことで生育を促進させる独自の栽培を行っています。こうすると、1カ所に1つの種をまく場合に比べ生育期間を10~15日くらい早められるそうです。冬場は畑で育てる期間が短いほど、葉や茎が傷みにくく新鮮な食感が楽しめるため、小寺さんはこの栽培方法を取り入れています。
この食感を活かした小寺さんおすすめの料理が「水菜のてんぷら」。シャキシャキの水菜とカリっとした衣との相性が良く、子どもから高齢者までスナック感覚で食べられる料理です。
愛情野菜専業農家ヤマヨシ
HP:http://yamayoshi-tokyo.com/JAみらい清瀬新鮮館
HP:https://life.ja-group.jp/farm/market/detail?id=618
2021年12月24日(金)
「立川市 ブロッコリー」

ブロッコリーは大きい葉に覆われているため、風の影響を受けやすく倒れやすい農作物です。畑の“水はけ”が悪いとブロッコリーは十分に根を張ることができず、一層倒れやすくなるそうです。そこで鈴木さんは、収穫時に切り落としたブロッコリーの葉や茎を堆肥として畑にまき、しっかりと根が張れる水はけが良い土づくりにこだわることで、倒れにくく歯ごたえの良いブロッコリーを育てています。
ブロッコリーをおいしく食べるポイントは、湯通しした後、袋に入れてから冷水に漬けて冷ますこと。水にさらしてしまうとつぼみが余分な水分を吸い、食感が悪くなるそうです。鈴木さんのおすすめ料理は、細かく刻んだブロッコリーを混ぜたポテトサラダ。ブロッコリーの食感とともに、鮮やかな緑色の見た目も楽しめる一品です。
ファーマーズセンター みの~れ立川
HP:https://ja-tokyomidori.or.jp/minore/