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家庭の食品保存法

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2021621日(月)

「野菜の冷蔵」

これから気温が高く、食品が傷みやすい季節をむかえます。今週は食品をおいしく長持ちさせる保存法を料理研究家の島本美由紀さんに聞きました。
葉もの野菜は、畑で育った状態と同じように立てて保存すると長持ちするそうです。野菜を立てる容器は、ペットボトルをほどよい長さでカットし、切り口をマスキングテープなどで保護したものが便利です。トマトは、実が硬い、ヘタの方を下にして保存するのがポイント。キッチンペーパーで包むことで、トマトから出る水分を吸収し、ポリ袋で乾燥を防ぎます。ミニトマトは、乾燥しないように保存容器の中に濡らしたキッチンペーパーを敷き、重ならないように入れます。キュウリは、保存中に出てくる水分を吸収させるため、ヘタの向きを揃えてキッチンペーパーで巻いたら、乾燥を防ぐためにポリ袋に入れます。
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2021622日(火)

「肉の冷蔵・冷凍」

肉の冷蔵・冷凍保存の方法をご紹介。
肉を冷蔵保存する場合は、冷蔵室内で一番温度が低いチルド室に入れるのが基本です。一度に使いきれない場合は、少し大きめにラップを使用し、空気を入れないようにしっかりと密閉します。チルド室で保存し、消費期限内に使いきりましょう。冷凍保存の場合も同様に、空気を入れないようラップで包み、さらに冷凍用保存袋へ入れます。
傷みやすいひき肉の冷蔵は、出てくる水分から肉を守るためキッチンペーパーで包み、ラップかポリ袋でなるべく空気を入れないよう密閉しチルド室へ。消費期限内に使いきりましょう。ひき肉を冷凍する場合は、冷凍用保存袋に入れ、空気を抜きながら平らにのばし、密閉します。箸などで折り目をつけておくと使いたい分だけ取り出すことができ便利です。
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2021623日(水)

「魚介類の冷蔵・冷凍」

魚介類の冷蔵・冷凍保存法をご紹介。
切り身魚を一度で使いきる場合は、買ってきたパックのままチルド室で保存しましょう。余った場合は、保存する前に塩を振って、出てきた水分を拭き取りポリ袋に入れます。なるべく空気を入れないように口を縛り、チルド室で保存。消費期限内に使いきりましょう。冷凍するときも、塩を振り、出てきた水分を拭き取ります。その後、空気が入らないようにラップをし、冷凍用保存袋に入れます。二重に包むことで乾燥や臭い移りを防ぎます。余ってしまったお刺身は、漬け丼として食べるのも一つの方法です。醤油とみりんを1:1で合わせたものに漬け、なるべく空気に触れないようにラップをします。チルド室に一晩置いたらごはんにのせ漬け丼の完成です。アサリは冷凍保温すると使い勝手がよくなります。砂抜きをして水洗いをしたらキッチンペーパーでしっかり水分を拭き取り冷凍用保存袋に入れ冷凍室へ。凍ったまま加熱すれば、毎朝手軽にアサリの味噌汁を作ることができます。
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2021624日(木)

「大豆食品の冷蔵・冷凍」

日々の食卓でよく使う“大豆食品”の冷蔵・冷凍保存法をご紹介。
豆腐の保存法は2通り。より長持ちさせる保存法は、豆腐を保存容器に移し水を注ぎます。そこに雑菌の繁殖を防ぐため、一つまみの塩を加えて、蓋をして冷蔵室で保存します。保存期間は毎日水を取り換えて、開封から5日ほどです。
味を優先した保存法は、キッチンペーパーで豆腐を包んで保存容器に入れ、蓋をして冷蔵室で保存します。保存期間は開封から2〜3日ほどになります。油揚げの保存法は、キッチンペーパーで包みポリ袋に入れます。余分な油をキッチンペーパーが吸い取ってくれるので、使うときに油抜きをしなくても大丈夫です。使いやすい大きさに刻んで冷凍するとより便利です。冷凍用保存袋にうつし、軽く空気を抜いて冷凍します。こうすることで、取り出す際、軽く手でもむとバラバラになって使いたい分だけ取り出すことができ、便利です。納豆は、冷凍用保存袋に入れて冷凍することで約3か月ほど保存可能です。解凍する際は、チルド室にうつしましょう。
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2021625日(金)

「卵・乳製品の冷蔵・冷凍」

今日は卵や乳製品の冷蔵・冷凍保存法です。
卵は、暑い時期はドアポケットではなく冷蔵室に、買ってきたパックのまま保存します。パックを開けるとき通常とは反対側を切ると、自動的に蓋が閉まり便利です。ピザ用チーズは、冷凍する前に、少量の片栗粉をまぶしておくとチーズ同士がくっつかずに、凍ったまま、使いたい分だけ取り出すことができます。牛乳は冷凍保存が可能です。製氷皿に流し入れて冷凍保存しておくと、用途が広がるそうです。シチューなど加熱調理に加えるほか、夏はアイスコーヒーに氷の代わりに入れてカフェオレを作ることもおススメです。
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料理研究家 島本美由紀さん
HP:http://shimamotomiyuki.com/