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シニアの創業支援

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2021524日(月)

「野菜農家と店をつなぐ」

現在59歳の後藤和明さんは4年前、55歳の時に起業。有機野菜を生産者から直接仕入れ、スーパーや自然食品店に卸しています。有機野菜の宅配大手の企業で25年間勤務し、その人脈やノウハウを活かして起業しました。会社は順調に成長し、現在従業員は5人。大手通販会社や生協など多くの取引先を抱えています。会社員時代を含め、これまで全国でのべ1000軒以上の生産者を訪れ、一つ一つ自分の目で栽培方法などを厳しくチェックしています。積み重ねた信頼や経験が強みだといいます。後藤さんは起業するにあたり、東京都が行うシニアなどへの創業サポート事業の支援を受けました。この支援で、融資だけでなく地域創業アドバイザーによる継続的な助言も受けています。
全国の旬な野菜を届けることで、喜んでもらえるという感動が後藤さんのやりがいになっているそうです。
住所:世田谷区代沢4-44-2下北沢ビル
電話:03-5787-8809
FAX:03-5787-8824
メールアドレス:info@suiten.co.jp
HP:https://www.suiten.co.jp/

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2021525日(火)

「カフェを開業」

現在57歳の江口さんは長年働いていた紅茶専門店から独立し、52歳の時に妻の睦子さんと三鷹市にカフェをオープンしました。勤めていた時の知識を生かした、こだわりの紅茶・コーヒーを出しています。オープンからこれまで、決して順風満帆ではなかったといいますが、睦子さんが作るレモンケーキが転機となりました。地元産の卵を使ったことで評判を呼び、三鷹市を代表する土産品TAKA-1や東京都地域特産品に認定されました。名物のケーキもでき、カフェが軌道に乗ってきた2年前、商店街にある倍の広さの物件に移転することに。しかし、うまく融資が受けられず開店準備が進まない状態が続きましたが、東京都がシニアなどの創業をサポートする事業を知り、相談。対象年齢の55歳になったこともあり、無事支援を受けることができました。江口さん夫婦は今後も、地域の皆さんに愛されるお店として続けていきたいと考えています。
Cafe Rose&M
住所:三鷹市下連雀4-17-10ひだりまきビル1F
電話:0422-26-8670
HP:http://roseroom.shop/
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2021526日(水)

「ITを活用した終活」

西岡恭史さんは現在59歳。31年間システムエンジニアとして会社に勤めていましたが、4年前に独立。高齢者に向けたサービス事業を立ち上げました。今から12年前、母親を亡くした経験が起業のきっかけだったといいます。母親のお墓を探すのに3年もかかったという西岡さん、ITを使うことによって高齢者が人生の終わりを迎える準備「終活」を簡単にできないものかと考えたといいます。練馬区内の高齢者の団体などで、パソコンやスマートフォンの使い方を教えるセミナーを開いたり、「終活アドバイザー」や「ハッピーエンディングプランナー」の資格も取得し、終活を支援する事業を行っています。西岡さんは起業するにあたり、東京都がシニアなどの創業をサポートする事業の支援を受けました。現在は終活をアドバイスする時に使うカードをオンライン化する取り組みを検討しているほか、コロナ禍で孤立する高齢者にITを使って何かできないか日々考えているそうです。
yn-net
メールアドレス:y-nishi@yn-net.com
HP:https://yn-net.com/yn-net-service/
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2021527日(木)

「循環型社会を目指す企業」

宮崎博さんは現在63歳。大手飲料メーカーの研究所の所長を務めていましたが、58歳の時、早期退職制度を利用し、環境関連のベンチャー企業の社長に就任しました。乳酸菌などのバイオ関連分野と環境問題に関する技術の研究開発を行っています。こちらで開発された、アンモニアなどの悪臭を無臭化する装置のモデルを見せてもらいました。独自に開発した微生物が、におい成分を分解。半永久的に脱臭し続けることが可能で、さらに、においを分解した成分が溶けた水は、そのまま植物の肥料として使うことができるそうです。この技術は現在特許を出願中で、大規模なプラント作りが計画されているそうです。現在、従業員を20人ほど抱え、他にも乳酸菌を使った健康食品や家畜の飼料の開発など複数の事業を展開し、海外4カ国に子会社があります。そんな宮崎さんも、創業時には、東京都が行うシニアなどの創業サポート事業の支援を受けることができ、ラッキーだったといいます。
JFR
住所:練馬区上石神井2-22-11
電話:03-6279-7102
HP:https://www.jfrofficial.jp/
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2021528日(金)

「酵素風呂で元気に」

石田妙子さんは、現在63歳。3年前に酵素風呂のサロンをオープンしました。酵素風呂は、パウダー状のヒノキに薬草などから抽出した酵素を合わせ、自然発酵する時に出る熱で温浴を行うもので、中の温度は60℃以上になります。
それまで企業や百貨店で接客業に従事してきた石田さん。創業のきっかけは、母親の経験や老後を見据えた娘さんの「どう?やってみない?」の一言だったといいます。幸い、いい物件がすぐに見つかりましたが、問題は開業資金でした。地元の金融機関に相談したところ、東京都が行うシニアなどの創業サポート事業を紹介され、融資を受けることができました。
何もなかったフロアの間取りを一から考え、改装。半年の準備期間を経て、お店をオープンすることができました。石田さんは、お客さんの喜ぶ顔に元気をもらいながら、日々営業しているそうです。
酵素風呂サロンWABISABI
住所:墨田区吾妻橋1-4-4-301
電話:03-6456-1713
HP:https://kousoburowabisabi.com/index.html
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東京都「女性・若者・シニア創業サポート事業」
HP:https://cb-s.net/tokyosupport/