東京サイト 毎週月〜金 午後1時45分から

バックナンバー

テーマ
女性が輝く社会

2021322日(月)

「小宮商店」

令和2年度東京都女性活躍推進大賞を受賞した小宮商店は、職人による手作りの洋傘を製造、販売しています。現在、女性社員たちが考え出したサービスが客の心をつかみ、売り上げをどんどん伸ばしているそうです。
内側にチェックの柄が入った最近の売れ筋の傘は20代の女性社員がデザイン。そして、市販の包装紙を使用していたギフトラッピングもロゴが入ったオシャレなものにしたりと入社から数年の女性社員が新しいアイデアを次々と打ち出しています。
以前は社員の7割が男性でしたが、東京都の「女性の活躍推進人材育成研修」への参加をきっかけに、大きく転換したといいます。男女のトイレを別にするなど、女性に配慮した環境を整えたほか、育児休業の規定などを整備、柔軟な働き方にも対応しました。こうした改革で、求人への女性からの応募も増え、社員の男女比が逆転するまでになったそうです。
住所:東京都中央区東日本橋3-9-7
電話:03-3661-9064(代表)
HP:https://www.komiyakasa.jp/
TOPヘ戻る

2021323日(火)

「多摩棕櫚亭協会」

令和2年度東京都女性活躍推進大賞を受賞した多摩棕櫚亭協会。精神障害者を支援する4つの施設を運営しています。
職員の状況に合わせた柔軟な勤務体制で、女性が働きやすい職場づくりを整えていて、管理職の立場でも子育て中は毎日定時より1時間早く退勤できる環境があるそうです。
人事評価も子育てや介護中の時短勤務などでも公平に評価される「成長ステージ表」の仕組みを導入。成長ステージは、新人クラスから、経営幹部クラスまで、全部で6つの等級に分けられ、それぞれの等級で目指すべき姿、求められる能力などについて30以上の項目が細かく表記されています。昇進基準が明確なので、平等に昇進の機会があり、モチベーションを持って働き続けることができるそうです。
多摩棕櫚亭協会
住所:東京都国立市富士見台1-17-4
電話:042-571-6055
HP:http://www.shuro.jp/
TOPヘ戻る

2021324日(水)

「日本女子大学」

令和2年度東京都女性活躍推進大賞を受賞した日本女子大学では、2007年度から日本で初めて女性のための「リカレント教育」を行っています。
「リカレント」とは循環や回帰という意味で、生涯にわたり、社会人に学び直しの機会を提供するもの。日本女子大学のリカレント教育課程は、4年制大学を卒業し就業経験のある女性が対象で、育児や進路変更などで離職した女性が、再び仕事につくための教育や支援を行っています。現代社会に必要な英語やITに関する知識のほか、再就職活動の具体的な対策などについて学ぶキャリアマネジメントなどが必修科目。さらに、簿記や貿易実務、社会保険労務士などの資格取得に向けた選択科目も用意されています。経済団体とも連携した就職支援で、近年はほぼすべての希望者を就職に導いています。また、他の大学にも呼びかけ、リカレント教育の内容や認知度を高めるための活動にも力を入れています。
日本女子大学
住所:東京都文京区目白台2-8-1(目白キャンパス)
電話:03-5981-3751(リカレント教育課程)
HP:https://unv.jwu.ac.jp/unv/
日本女子大学リカレント教育課程
HP:https://www5.jwu.ac.jp/gp/recurrent/
TOPヘ戻る

2021325日(木)

「東邦大学」

医学部や薬学部など5つの学部と、3つの病院を運営している東邦大学は、令和2年度東京都女性活躍推進大賞を受賞しました。
2010年に週3.5日の短縮勤務で家庭と両立しながら働き続けられる「准修練医制度」を設けるなど、女性医師の支援に力を入れています。この制度を設けてから、子育てや介護などで仕方なく職場を去らざるを得なかった女性医師たちも働き続けることが出来るようになり、管理職の女性医師も確実に増えているそうです。
現在(2020年度)は41人が制度を利用していて、男性医師にも適用されています。
東邦大学
住所:東京都大田区大森西5-21-16(大森キャンパス)
電話:03-3762-4151(代表)
HP:https://www.toho-u.ac.jp/
TOPヘ戻る

2021326日(金)

「昭島ナオミ保育園」

令和2年度「東京都女性活躍推進大賞」地域部門を受賞した昭島ナオミ保育園は、地域の人が気軽に利用できる施設も運営しています。
その一つ「地域ふれあい館」では、0歳から2歳児までに向けたプログラムを平日毎日開催し、親子の居場所となっています。ここで働くスタッフは昭島ナオミ保育園の先生たち。保育園で働くには体力的に難しくなってきた職員も、保育のノウハウを生かしながら定年に関係なく働き続けることができる場所でもあります。
年齢に関係なくみんなの居場所となっている「地域学習館」では、保育園の先生が地域の人たちに手芸などを教えています。夕方には学童保育の場所となり、地域の人や中高生が勉強を教えに来るそうです。こうした取り組みが女性や高齢者の孤立を防ぎ、地域活性化に貢献しているそうです。
昭島ナオミ保育園
住所:東京都昭島市玉川町1-10-4
電話:042-545-3561
HP:https://akishimanaomi.jp/
TOPヘ戻る

東京都女性活躍推進大賞
電話:03-5388-3189(東京都生活文化局都民生活部男女平等参画課)
HP:https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/danjo/jokatsu/taisho.html