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循環型の社会へ

20201012日(月)

「食品をリサイクル」

本来食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」。国内では年間、約612万tもの「食品ロス」が発生しています。
関東を中心に100店舗以上を展開する食品スーパーのエコスグループでは、20年ほど前から食品を加工する際などに出る廃棄部分をリサイクルしています。廃棄される食材は加工工場に送られ、家畜のエサや農作物の肥料などに生まれ変わります。エコスグループではこのエサで育てられた豚肉などを自社ブランドとして販売。こうした循環型の仕組みを通し、グループ全体で年間約800t以上の生ごみを削減しているほか、帽子やエプロンなどの制服は全てペットボトルをリサイクルした繊維で作るなど、資源の循環を行っています。
住所:東京都昭島市中神町1160-1
HP:https://www.eco-s.co.jp/ecos/
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20201013日(火)

「調べるごみ拾い」

27年前から荒川の清掃活動を行っている「荒川クリーンエイド・フォーラム」は企業や市民団体などと協力し、年間1万人以上のボランティアと共に、去年は約190回ごみ拾いを実施しました。街中で発生したごみは、雨で流されたりして川に集まり、最終的に海に流れ出ると言われています。プラスチックごみは流されているうちに「マイクロプラスチック」と呼ばれる小さな粒子となり、川や海の生き物に悪影響を与える恐れがあります。「マイクロプラスチック」になる前に回収するためにも、河川での清掃活動が重要です。清掃活動では、回収されたごみの種類や数の調査を行い、このデータを基に業界団体などへ働きかけ、ごみを削減する方法を模索しています。先月は「PETボトルリサイクル推進協議会」が清掃活動に参加し、ペットボトルの製造年など、これまで以上に詳細な調査が行われました。
荒川クリーンエイド・フォーラム
住所:東京都江戸川区東小松川3-35-13-204 NICハイム船堀(小松川市民ファーム内)
営業時間:9:30〜17:30
定休日:土日祝日
電話:03-3654-7240
HP:https://cleanaid.jp/contact
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20201014日(水)

「家庭ごみの徹底分別」

ごみの分別、資源化に積極的に取り組んでいる小金井市は、住民1人1日あたりのごみの量が都内最少です。夫婦で暮らす黒須さんのお宅では、食品のプラスチック容器や包装用のビニールなど一つ一つ材質を確認しながら、リサイクルできるものを徹底的に分別し、可燃ごみの減量に取り組んでいます。裏にアルミが貼ってある紙など一般的には古紙として再利用できない紙も小金井市では資源として回収しているほか、市のHPやアプリなどで1200以上の品物についての分別方法を紹介しています。また家庭で生ごみ処理機を購入する際、最大で5万円の補助を行っています。生ごみ処理機で乾燥させた生ごみは市が回収し、これをもとに作られた堆肥を無料で市民に配布するなど、資源の循環を行っています。
小金井市役所環境部ごみ対策課
住所:小金井市本町6-6-3
受付時間:8:30〜17:15(土・日・祝除く)
電話:042-387-9835
HP:https://www.city.koganei.lg.jp/smph/shisei/kakuka/kankyoubu/gomitaisakuka/gomitaisakusyozaiti.html
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20201015日(木)

「野菜の長持ち保存法」

本来食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」。国内では約半分が家庭から出ています。食材を捨てている量を金額にすると、年間1人あたり約2万円という数字が出ているそうです。「食品ロス」を減らす取り組みをしている料理研究家の島本さんに、野菜を長持ちさせる保存方法を聞きました。
レタスは芯に3カ所爪楊枝を刺すことでレタスの成長を遅らせることができます。ポリ袋に包み、芯を下にして冷蔵庫の野菜室に入れることで3週間ほど保存が可能です。ホウレン草や小松菜などの葉物野菜の保存のポイントは「立てる」こと。ペットボトルを半分に切った容器などを使い、野菜室で立てて保存することで1週間経っても、葉先が傷まないそうです。
東京都では1人ひとりの無駄をなくす意識を高める活動「チームもったいない」への、個人や団体の参加を呼び掛けています。
一般社団法人 食エコ研究所
HP:https://www.syokueco.com/
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20201016日(金)

「野菜 使いきりレシピ」

本来食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」。国内では約半分が家庭から出ています。捨てがちな皮や種にも栄養が含まれていることがあるため、食材を使い切ることが大切です。「食品ロス」を減らす取り組みをしている料理研究家の島本さんに、野菜を使い切るレシピを聞きました。
「ピーマンの丸ごとおひたし」は、水洗いしたピーマンに軽くラップをかけレンジで4分加熱し、めんつゆをかけ、かつおぶし・しょうがをのせて完成です。「大根の皮とキャベツの芯のポン酢漬け」は、味が染みやすいよう5mm程の厚さに切り揃え、ポリ袋にポン酢・はちみつを加え冷蔵庫で一晩寝かせれば、ちょうどよい歯ごたえの副菜になります。「ニンジンの皮とブロッコリーの芯のきんぴら」は、ごま油を使い中火で1分程炒め、しょうゆ・酒・砂糖で味を調え完成です。
東京都では1人ひとりの無駄をなくす意識を高める活動「チームもったいない」への、個人や団体の参加を呼び掛けています。
一般社団法人 食エコ研究所
HP:https://www.syokueco.com/
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