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東京の暑さ対策

2020817日(月)

「最新クールエリア」

台東区では、暑さを緩和するクールエリアの整備のため、区内3か所に微細ミストを設置しました。
観光客が集まる雷門の目の前、浅草文化観光センターではミストが肌に届きやすいように少し低めの位置に22個のミストノズルがつけられています。
ミスト機の周囲では、体感温度で5℃ほど下がると言われています。
浅草橋公園は、樹木の幹に微細ミストがつけられ、花壇のブロックに遮熱塗料、花壇の周りには保水性タイルが敷かれています。
駒形公園には、都内でもここだけという花のプランターに微細ミスト装置が組み込まれ涼みながら花も楽しめます。
住所:東京都台東区雷門2-18-9
電話:03-3842-5566
住所:東京都台東区東上野4-5-6
電話:03-5246-1111(代表)
HP:https://www.city.taito.lg.jp/index/benri/download/kankyo/index.html
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2020818日(火)

「街路樹の整備」

都市部のヒートアイランド化が問題となっているなか、東京都では夏の強い日差しを遮る木陰を確保するため街路樹の計画的な剪定を行っています。
街路樹を伸ばしっぱなしにしておくと、枝葉が伸び切って、中の風通しが悪くなり、病虫害が発生しやすくなったり、台風などの強風によって倒木するという恐れも出てきます。
街路樹の剪定では目標となる樹形が決まっていて、樹木が成長する姿を年単位で見据え、細かな計画に沿って形を整えています。
街路樹による緑陰によって日射を約8割カットでき、その結果体感温度が約6℃下がると言われています。
東京都建設局公園緑地部計画課 道路緑化計画担当
住所:東京都新宿区西新宿2-8-1
電話:03-5320-5373
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2020819日(水)

「大規模複合ビルの工夫」

2018年に竣工した東京ミッドタウン日比谷は、建物の構造そのものが熱を蓄えにくい設計になっていることが特徴です。
窓ガラスを斜めに配置したり、窓の外に縦型のフィンを設置することで、直接当たる日ざしの量を低減し、空調の使用を抑えています。
建物6階部分は、目の前に広がる日比谷公園の景観とのつながりを意識した造りで、植栽や芝生による大規模な緑化を行っています。また、6階から9階まで壁面緑化も行っています。こうした建物に熱を蓄えにくくした構造により、CO2の排出量の削減につながり、東京都が定める地球温暖化対策になっているそうです。
東京ミッドタウン日比谷
住所:東京都千代田区有楽町1-1-2
電話:03-5157-1251
HP:https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/jp/
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2020820日(木)

「日傘のススメ」

紫外線や熱中症などへの対策として有効な日傘。「ソーシャルディスタンス」としても注目されています。
傘の専門店で話を聞くと、遮光、遮熱の効果がある「晴雨兼用傘」の需要が高いそうです。
中でも、おススメなのは傘の表面がシルバーコーティングで遮光・遮熱がしっかりされ、内側は黒でコーティングされ路面からの照り返しを吸収する二つ折りの傘だそうです。日傘をさすことで、体感温度が約6℃〜7℃下がり、差さないで直射日光を歩いている状態より、17%も汗の出る量を抑えると言われています。
Waterfront JIYUGAOKA/TOKYO
住所:東京都目黒区自由が丘1-9-1
電話:03-6421-2108
営業時間:11:00〜20:00
日本洋傘振興協議会
電話:03-3861-5924
HP:https://jupa.gr.jp/contact
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2020821日(金)

「緑のカーテン」

家庭で出来る暑さ対策、「緑のカーテン」。
ゴーヤーやアサガオなどツルが伸びる植物を窓の外に茂らせた植物のカーテンです。
板橋区在住の山本さんはゴーヤーのカーテンを育てて10年。
去年、板橋区が毎年行っている緑のカーテンコンテストで入賞しました。
緑のカーテンは、直接日光を遮ることと、葉の裏側から水蒸気を放出する蒸散作用で室内の温度を下げる効果があります。
山本さんのゴーヤーのカーテンからは毎年200本ものゴーヤーが採れ、毎日のように取れたてのゴーヤーで料理を楽しんでいるそうです。
板橋区では、家庭や、学校での緑のカーテン作りを積極的に進めており、冊子「緑のカーテンハンドブック」を板橋区のエコポリスセンターで配布をしています。
板橋区立エコポリスセンター
住所:東京都板橋区前野町4-6-1
電話:03-5970-5001
開館時間:午前9時から午後5時まで
休館日:毎月第3月曜(祝日の場合は直後の平日)および年末年始
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