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東京の特産品

202083日(月)

「糖度80度のはちみつ」

東京都地域特産品認証食品とは、東京産の原材料や東京の伝統的手法などを使って作られた東京ならではの加工食品です。
多摩地域の八王子市やあきる野市に8つの養蜂場を展開する“みつばちファーム”。ここで採れる「自家製東京多摩産はちみつ」は、東京都地域特産品に認証されています。
一般的に販売されているはちみつの糖度は78度が基準ですが、「自家製東京多摩産はちみつ」は糖度が80度以上あります。
糖度80度以上のはちみつを採るために、巣箱のミツバチの出入り口を大きく改良しました。さらに巣箱を高くすることで居住スペースを広げ、ミツバチが快適に過ごせる環境にしました。その結果、働き手のハチの数が増え、通気性が良いため、水分を蒸発させやすくなり、はちみつの糖度を高めることができたといいます。
そうして採れるはちみつは、爽やかで上品な甘さや口の中で広がる香りを楽しむことができます。
住所:東京都あきる野市上ノ台37-3
電話:042-519-9327

みつばちファーム・ミュージアム
営業時間:午前10時30分〜午後5時
定休日:水曜日
HP:https://88838.co.jp/
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202084日(火)

「新食感どら焼き」

新宿御苑で販売している「新宿御苑どら焼」は、東京都地域特産品に認証されています。
製造しているのは、昭和48年創業の橘点心庵です。「新宿御苑どら焼」のこだわりは、もちもちとした食感のどら焼きの皮です。その秘密は、東久留米市で採れる希少な小麦「柳久保小麦」を生地に使っている事です。柳久保小麦は香りと風味が豊かでコシが強いことから、うどんに最適とされています。その柳久保小麦をどら焼きに使えば、“今までにない食感のどら焼きになるのではないか”と考えたそうです。どのぐらいの分量でブレンドするか、試行錯誤を繰り返し、今の食感にたどり着いたといいます。さらに気温や湿度によって柳久保小麦の配合を調整しています。そして焼く時の火加減の調整にも気を遣い、もちもちの食感のどら焼きに仕上げています。
橘点心庵 立川工場
住所:東京都立川市富士見6-49-25
電話:042-512-9324
営業時間:午前9時〜午後5時
定休日:土・日、祝日
新宿御苑
販売場所:新宿門売店、大木戸休憩所売店、レストラン売店、翔天亭売店、中央休憩所売店
営業時間:午前9時〜午後4時
※季節毎の開園時間により変更
定休日:新宿御苑休園日
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202085日(水)

「トマトドレッシング」

町田市にある岡直三郎商店で製造・販売している「日本一 トマトドレッシング」など3種類のドレッシングやポン酢は、東京都地域特産品に認証されています。
トマトドレッシングは、トマトの種や皮も丸ごと使っており、原料の約45%がトマトです。ドレッシングに使っているのは、地元・町田市で採れたトマト。町田市ではトマトの生産が盛んに行われています。
ドレッシングを作ったきっかけは、「地元のものを生かした商品を作りたい」という想いからでした。ドレッシングには、農家から直接集めた完熟トマトを使用しています。そして、町田産の玉ねぎや自社の醤油も加え、こだわりの配合で作られています。
トマトの酸味や甘みも感じられるトマトドレッシングは、チキンカツや白身フライなどの揚げ物にもとても合うそうです。
岡直三郎商店
住所:東京都町田市旭町1丁目23-21
電話:042-722-2024
営業時間:午前8時30分〜午後5時
定休日:第2・第3土曜日、日・祝日、夏季、年末年始
HP:https://www.nihonichi-shoyu.co.jp/shop/
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202086日(木)

「東京産の紅茶」

東大和市にあるお茶の木下園がつくる「東京紅茶」など5種類の紅茶は、東京都地域特産品に認証されています。
茶畑で採れる日本茶の茶葉を、そのまま発酵させないと“緑茶”になり、発酵させると、色と香りが変化して“紅茶”になります。
日本の緑茶の品種で紅茶を作ると、渋みが少なく香りも優しい、飲みやすい紅茶になるそうです。
木下さんの紅茶作りは、茶葉を摘み取った後、1日ほど水分を蒸発させる工程から始まります。この工程が重要で、茶葉に適度な水分を残すことに一番気を遣っているそうです。茶葉の中の水分が多すぎると、その後の茶葉を揉む工程で、十分に揉むことが出来ず、逆に少なすぎると茶葉が砕けてしまうそうです。
茶葉の発酵室も手作り。冷暖房や加湿器を整え、最適な湿度・温度で茶葉を発酵させるようにしているそうです。
作りたての紅茶は、“渋さ”や“青さ”があるため、2〜3カ月寝かせると“渋さ”が丸くなり“青さ”が抜けてくれるそうです。
お茶の木下園
住所:東京都東大和市清水5丁目1089-1
電話:042-565-1627
営業時間:午前9時30分〜午後6時30分
定休日:火曜日
HP:https://tokyotea.official.ec/
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202087日(金)

「こだわりの納豆」

府中市にある創業71年の登喜和食品で製造・販売している「遊作納豆」など4種類の納豆は、東京都地域特産品に認証されています。
特徴は、糸の粘りが強くクセがないこと。その秘密は、社長の遊作さんが開発から携わった東京産の納豆菌にあります。納豆の味は納豆菌の種類で決まります。遊作さんは、稲わらや土壌などに生息している納豆菌を5年間かけて探し回り、東京都立食品技術センターなどとの共同開発で培養に成功しました。
この東京産の納豆菌を使い、大豆を発酵させる過程では、発酵室の中で練炭を燃やします。室内の酸素量をコントロールすることで発酵に影響を与え、大豆に旨味や独特の粘りが生まれ、より美味しい納豆に仕上がるそうです。
登喜和食品工場直売店 大豆の里
住所:東京都府中市西原町1-10-1
電話:042-361-3171
営業時間:午前9時〜午後5時
定休日:日曜
HP:http://www.tokiwa-syokuhin.co.jp/
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東京都地域特産品認証食品
電話:03-5320-4883
(東京都産業労働局農林水産部食料安全課生産情報担当)
HP:https://www.e-mark-iishina.metro.tokyo.lg.jp/