東京サイト 毎週月〜金 午後1時55分から

バックナンバー

テーマ
エシカル消費

2019923日(月)

「私たちができること」

最近注目されている「エシカル消費」とは、人や社会、環境に配慮した“倫理的消費行動”のことをいいます。その商品は“どこで” “誰が” “どのように” 作っているのか?買うことでどのような影響を与えるのか?立ち止まって考えて選ぶことです。
まだ食べられる食品を廃棄する「食品ロス」の削減や、地産地消、障害のある人が作った製品を購入することもエシカル消費になります。
国際的な取り組みとしては「フェアトレード」があります。
開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入し、生産者・労働者をサポートする取り組みです。フェアトレード商品の購入は生産者の正当な賃金と労働環境を支援することができるエシカル消費です。
買い物以外でも、使わない電気を消す、水筒を持ち歩くなど、できることは色々なところにあります。
東京都では、都内の大学101カ所でチラシやグッズを配布し、エシカル消費の普及啓発を行っています。
電話:03-5388-3069(東京都生活文化局消費生活部企画調整課企画調整担当)
HP:https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/manabitai/ethical/
TOPヘ戻る

2019924日(火)

「フェアトレード」

フェアトレードとは開発途上国の原料や製品を適正価格で継続的に購入し、生産者・労働者をサポートする取り組みです。フェアトレード商品の購入は生産者の正当な賃金と労働環境や、持続的な生産活動を支援することができるエシカル消費です。
武蔵野市にある「vote for by sisam FAIR TRADE」ではインド、ネパール、フィリピンなど6カ国のフェアトレード製品を取り扱っています。
人気商品のオーガニックコットンの上着はインド北部の街で作られています。働く場所が少なく、弱い立場に置かれていた女性たちが工場で働くことで、社会的地位を得ることができました。
ネパールの首都カトマンズで作られているアクセサリーは仏具職人に製作を依頼しています。職人の技術で高品質のものが生まれ、職人たちも適正な価格での取り引きで安定した収入を得ることができました。
フェアトレード商品は、国際フェアトレード認証ラベルが目印です。
vote for by sisam FAIR TRADE
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-5 A307コピス吉祥寺 A館3F
営業時間:午前10時〜午後9時
電話:0422-27-1436
HP:https://sisam.jp/
TOPヘ戻る

2019925日(水)

「食品ロス削減」

日本では、まだ食べられる食品の廃棄が、年間約643万tあると推計されています。この食品ロスを削減する行動はエシカル消費です。
「TABETE」というスマホアプリは、食べられるのに廃棄になる食品を抱えた店と、安く食べたいという消費者をマッチングさせるアプリです。
ベーカリー「BOUL'ANGE 渋谷店」では、作りすぎたパンや少し形の崩れたパン1000円相当を、詰め合わせにして、アプリで680円で出品しました。すぐに予約が入ります。この店では食品ロスが約2%減ったそうです。
千代田区にある「和伊わい亭」では、ランチタイムに売っていた弁当の売れ残りを出品し、半分ほど販売できているそうです。
「TABETE」の開発者は、社会全体でどのように食品ロスを量的に削減し、消費行動を変えていけるかをテーマにしているそうです。
TABETE
HP:https://tabete.me/
コークッキング
住所:東京都港区南麻布3-3-1 麻布セントラルポイントビル 3F
BOUL'ANGE 渋谷店
住所:東京都渋谷区渋谷1-14-11 BCサロン 1F・2F
営業時間:午前7時〜午後9時
電話:03-6418-9581
HP:http://boulange.baycrews.co.jp/
和伊わい亭
住所:東京都千代田区西神田2-7-5 東海西神田マンション1F
営業時間:午前11時30分〜午後4時、午後5時30分〜0時(土曜は午後11時まで)
定休日:日曜
電話:03-3239-0725
HP:http://wai-wai-tei.jp/
TOPヘ戻る

2019926日(木)

「障害者の自立支援」

障害のある人が作った製品を購入することは、自立の支援につながるエシカル消費です。
東京都福祉保健局が運営する「KURUMIRU」に置かれている製品はすべて、福祉作業所に通う障害のある人が手作りしたものです。
和紙で作られた折鶴のアクセサリーは、海外の人にも人気の商品です。このアクセサリーを作っている作業所では障害のある人たちの就労支援を行っていて、製作工程を増やすなど、品質の向上にも努めています。
「KURUMIRU 都庁店」では、現在ハロウィンフェアが行われています。
KURUMIRU 都庁店
住所:東京都新宿区西新宿2-8-1 都庁都民広場地下1階
営業時間:午前10時30分〜午後7時30分
定休日:土日曜、祝日、年末年始
電話:03-5320-4574
HP:https://kurumiru.metro.tokyo.jp/
10月25日(金)までハロウィンフェア開催
シャイン
住所:東京都葛飾区奥戸2-1-8
電話:03-5671-2145
HP:https://www.haramachiseinenryo.com/shine.html
TOPヘ戻る

2019927日(金)

「被災地支援」

被災地の食材を食べることは、復興の支援につながるエシカル消費です。
港区の「東北トレジオンポート」は東北6県の食材を使った居酒屋。宮城県気仙沼のキハダマグロや岩手県大船渡のカンパチなど、被災地から食材を仕入れています。
代表の吉田さんが被災地の食材にこだわるのは、震災が起きて1カ月後に向かったボランティア活動がきっかけでした。復興支援に携わり、東北のために何ができるかを考え、ビジネスで東北を応援したいと店を開きました。東北の美味しい食材を探すため100カ所以上の生産地を訪ねたそうです。
東京で広めたい食材の1つが福島県相馬市の「相馬ミルキーエッグ」。大野村農園代表の菊池さんが震災後、地元を盛上げるために作った卵です。鶏はこだわりのエサで放し飼いで育てています。
訪れたお客さんは、料理も美味しく東北が盛り上がっているのを感じられると楽しんでいました。
東北トレジオンポート
住所:東京都港区赤坂3-12-18 第8荒井ビル2F
営業時間:午後5時〜0時
定休日:土日曜、祝日
電話:03-6807-4242
HP:https://tregion-bal.com/
TOPヘ戻る