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空き家の有効活用

2019415日(月)

「子育て応援カフェ」

東京都の「起業家による空き家活用モデル事業」に選ばれ、地域の子育てを応援する「親子カフェ ゆくる」。
住宅だった空き家をカフェに改装し去年10月オープン。幼い子どもが安心して遊べる工夫があり、飲食代だけで時間の制限なく利用できます。元々ご主人と居酒屋を営んでいた店主の渡辺さん。育児をしながら自分も働き、子育てをする人たちの応援がしたいという思いでこのカフェを作りました。東京都の空き家活用のモデルに選ばれると最大で300万円の助成金が受けられます。今後、インターネットやプリンターなどの設備を整え、お客さんが子どもを連れて仕事ができる環境を作るそうです。
住所:東京都中野区中野3-14-2
電話:080-5020-2004
営業時間:午前11時〜午後5時
(土曜日 定休日)
HP:https://kidscafe-yukuru.jimdofree.com/
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2019416日(火)

「商店街の観光拠点」

椎名町駅近くの商店街にある“元とんかつ屋さん”の空き家を改装し、宿泊施設としてオープンした「シーナと一平」。3つの個室と相部屋があり最大10人が素泊まり可能です。和の雰囲気や池袋駅に近い立地が好まれ多くの外国人が利用しています。
2015年に豊島区が空き家を地域振興の資源と捉え、有効な活用方法を模索する「リノベーションスクール」を開催。そこで商店街の観光拠点となる宿泊施設の提案がなされ実現にこぎつけました。あえて風呂なしの素泊まりにしたのは、宿泊客に近隣の銭湯や飲食店を利用してもらうためです。
宿の1階はコミュニティスペースとしても開放し、地域の人と観光客の交流も生まれています。
シーナと一平
住所:東京都豊島区長崎2-12-4
電話:03-5926-4410
HP:http://sheenaandippei.com/
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2019417日(水)

「みんなの居場所」

空き家だった住宅を改装し、趣味の教室や地域の交流の場所として開放している「こまじいのうち」。オーナーの秋元さんは空き家を地域みんなの居場所にしたいと、地域活動センターや社会福祉協議会などの協力を得て、6年前に「こまじいのうち」をオープンしました。子どもや高齢者を対象にしたさまざまな教室を始め、幅広い世代が交流するイベントが行われています。駒込地区町会連合会が活動費を賄い、文京区などの支援を受けながら、近所に住む人たちがボランティアで運営しています。この取り組みをきっかけに地域のコミュニケーションが浸透し、防犯にも繋がっていると秋元さんは話しています。
こまじいのうち
住所:東京都文京区本駒込5-11-4
電話:070-6999-5114(代表番号)
HP:https://www.ibasho-com.org/komajii
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2019418日(木)

「再生!木造長屋」

空き家になった築64年の木造長屋を改装した「コトイロの家」。
12棟の長屋のうち、2棟が店舗や住居として利用され現在6世帯が住んでいます。“共用棟”はシェアキッチンやワークスペースとして使われるだけでなく、外部の人にも有料で開放し、プライベートなホームパーティや子ども達の食事会などにも利用されています。
2016年、老朽化の進む木造長屋を人が集まる場所に蘇らせようと「リノベーションスクール」が開かれました。そこで提案されたのが、新たな住民やお店を誘致し、木造長屋一帯をひとつの町として活性化させる取り組みです。現在、毎月1回「マルシェ」も開催。長屋の住民だけでなく近隣の人たちとの交流も深めています。
コトイロの家
住所:東京都北区岩淵町15-13
電話:03-5939-7721
HP:https://www.cotoiro.com/
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2019419日(金)

「デイサロン」

世田谷区の住宅街にある「シェア奥沢」は、約15年間空き家だった住宅を改装し、ワークスペースとしての利用や、鑑賞会、研究会、教室など様々な趣味や時間を共有する場所として活用されています。また3年前から毎週水曜日、シェア奥沢をよく利用する「常連さん」たちがボランティアとなり、要支援者を対象にしたデイサロン(住民主体型デイサービス)を開いています。これは世田谷区や社会福祉協議会と連携したもので、体操講師や料理の世話など高齢者の介護予防や生活支援を行ない、支援する側にも充実感が広がっているそうです。
シェア奥沢
住所:東京都世田谷区奥沢2-32-11
電話:03-6421-2118
HP:http://share-okusawa.jp/
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