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科学技術を楽しむ

201948日(月)

「ロボットで世界を目指す」

東京都立産業技術高等専門学校には機械システム工学や生産システム工学など8つのコースがあり、5年間で実践的技術や専門知識を身につけます。部活動にも力を入れています。
品川キャンパスには3つのロボット部があります。
“ロボカップ研究部”は、世界大会「ロボカップ」を目指しているクラブ。自ら状況を判断して動く自律型ロボットなどを作っています。
“ロボット研究部”は、格闘ロボットを製作するクラブ。頑丈に作られたロボット同士をリング上で格闘させ、強さを競います。
“高専ロボコン研究部”は、全国高専ロボットコンテストに出場するロボットを製作するクラブ。ロボット「海の家ゆりかもめ」は去年、関東甲信越地区大会で4位の成績を収めました。
ロボット製作は、機械、電気、情報・プログラミングという3つの要素が複合的に使われ非常にいい教材になっているそうです。
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201949日(火)

「こだわりの電気通信部」

東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパスの電気通信部。アマチュア無線通信や電子工作などを行っている部活で、部員全員がアマチュア無線技士の有資格者です。無線通信は非常用通信としても使えるため、災害への備えになるということです。
電子工作では、タイマーやオルゴールなどを自分たちで回路図から設計して作ります。実際に製作したFMラジオを見せてもらうと、しっかりと音が聞こえてきました。

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2019410日(水)

「超絶技巧の折り紙同好会」

東京都立産業技術高等専門学校 荒川キャンパスの折り紙研究同好会。リンゴやバイオリン奏者など、一枚の紙で折られているとは思えない作品がずらりと並びます。中にはオリジナルの折り紙を設計する学生も。作りたいものが決まったら一度試し折りし、パソコンのソフトを使い折り目を決めていくそうです。空間把握や発想力などが求められる折り紙は、高専の学業に役立つことが多いということです。

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2019411日(木)

「歴史あるロボット同好会」

都立産業技術高等専門学校 荒川キャンパスのロボット研究同好会。全国高専ロボットコンテストや交流会のためにロボットを製作しています。エアシリンダーで箱を掴んで持ち上げて運ぶことが出来る「CYBOT」や歩行型ロボット「くじらぐも」を見せてもらいました。チームリーダーの森井さんは、どんなロボットを作るときも自分のやってみたい、という気持ちから始まり、実行するためにどう工夫するか考える、といいます。
この同好会では地元の中学生にロボットの作り方を教え、中学生ロボコンに参加できるように指導する活動も行っています。
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2019412日(金)

「ユニークな教材で学ぶ」

都立産業技術高等専門学校は、5年間で実践的な技術や、専門知識を身につけることができる学校で、難しい科目が多い中、教え方はとてもユニークです。コンピュータ工学専門の生方教授は空気の流れをわかりやすく教えるために巨大空気砲を製作しました。勉強する前に、経験して楽しいということを教えたいと話します。
材料力学専門の廣井名誉教授も、テコの原理をわかりやすく説明するためバランスバードを作りました。バランスバードは、紙を鳥の形に切り、胴体の中心線で山折りにすると、くちばしの先の部分の一点を支えるだけでバランスがとれるようになっています。「不思議」という感覚を身につけてほしくて始めたと話します。
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Tokyoふしぎ祭(サイ)エンス2019
開催日時:4月13日(土)、14(日) 午前10時〜午後5時
会場:日本科学未来館
電話:03-5388-2289(東京都総務局総務部企画計理課)
HP:http://www.fushigi.metro.tokyo.jp/

都立産業技術高等専門学校
HP:https://www.metro-cit.ac.jp
品川キャンパス
住所:品川区東大井1-10-40
電話:03-3471-6331
荒川キャンパス
住所:荒川区南千住8-17-1
電話:03-3801-0145