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冬の上野動物園

2019128日(月)

「独占 シャンシャン」

上野動物園のジャイアントパンダ、シャンシャン。今回、特別な許可を得て独占取材することができました。
まもなく1歳8カ月のシャンシャンは、母親のシンシンから独り立ちの訓練中。子どもから若者になりつつある段階です。単独生活を基本とするパンダは、独り立ちが遅れてしまうと母親から攻撃を受け、場合によっては怪我をしてしまうこともあるそうです。
シャンシャンの動きを追っていると、お尻を地面にこすり付ける何やら不思議な光景が。これは食事と昼寝の間に自分のテリトリーを作るためのマーキングという行動で、独り立ちの訓練中によく見られるのだそうです。
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2019129日(火)

「独占 シャンシャン」

独占取材2日目。きょうも朝からシャンシャンの動きを追います。午前9時、朝ごはん中のシャンシャン。ジャイアントパンダの主食は笹や竹です。パンダは笹や竹を効率よく吸収することができず、20〜30%くらいしか消化できないと言われています。そのため大量の竹や笹を食べ、食事以外の時間はなるべく無駄な力を使わないように寝ています。
6月には2歳になるシャンシャン。パンダは生まれてから2年経つと中国に返還するという協定があるため、冬のシャンシャンは今しか見ることができないかもしれません。
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2019130日(水)

「ホッキョクグマ」

上野動物園には2頭のホッキョクグマがいます。オスのイコロ(300s)とメスのデア(200s)。同居を始めて3年になるそうです。
ホッキョクグマはクマの中でももっとも泳ぎが得意。「水と氷の回廊」では、飼育員の投げた餌を水中に飛び込み獲るシーンを目の前で見ることもできます。ホッキョクグマの白く見える体毛は、実は透明。真ん中が中空になっていて、保温性もあり、透明の毛が白く見えるのだそうです。
地球温暖化の影響で数が激減しているホッキョクグマ。上野動物園でも繁殖してその数を増やし、ゆくゆくは野生に戻すことを考えなければならないと教育普及課の井内さんは言います。
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2019131日(木)

「日本の動物たち」

冬に輝く日本の動物たちを紹介。
エゾシカのQ(オス8歳)は、冬ならではの立派なツノが生えています。秋から冬の繁殖期に見ることが出来るツノは長さが50〜60pにもなり、重さも1〜2sあります。3〜4月には両方のツノとも落ちてしまうそうです。
サル山にいるのは世界で一番北に住んでいるという下北半島出身のニホンザル。今の時期は、ニホンザルの冬の特徴であるフサフサの冬毛と発情期のサインである赤い顔とお尻を見ることができます。
クマたちの丘では、活動しているニホンツキノワグマのウタ(メス)と冬眠中のクー(メス)の様子も見ることができます。
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201921日(金)

「子ども動物園」

上野動物園内には、動物と間近に接することができ、学びの機能も併せ持つ「子ども動物園すてっぷ」があります。
見島牛や、小柄な野間馬、与那国馬など、日本在来の動物を見ることができます。
「ちいさな動物たちのおうち」では、うさぎやモルモットなど約200匹の小動物も見ることができます。
子どもから大人気の「子ども動物園すてっぷキーパーズトーク」では、お客さんを前に動物に餌を与えながらいろいろな動物の説明をしてくれます。毎日午後2時から約20分間行われています。
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恩賜上野動物園
住所:東京都台東区上野公園9-83
電話:03-3828-5171
開園時間:午前9時30分〜午後5時※入園は午後4時まで
休園日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
入園料:一般600円、65歳以上300円
HP:http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/

VisitほっとZoo 2019
電話:03-3828-2143(東京動物園協会)
開催園:上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園
開催期間:3月3日(日)まで
HP:https://www.tokyo-zoo.net/hotzoo2019/index.html