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東京の農作物

2019121日(月)

「青梅の沢井柚子」

青梅市沢井でゆず農園を営む市川健一さんは、50年以上「沢井柚子」を生産しています。「沢井柚子」の特徴は肌がごつごつしていて、香りが強いことです。旬は11月から2月頃。江戸時代には参勤交代で馬の背に積み、殿様に献上されていたという言い伝えがあります。
沢井は山に囲まれ水はけが良く、昼と夜の寒暖差が大きいので、ゆずの栽培に適しているそうです。
生産者ならではのおすすめ料理を頂きました。さしみこんにゃくは市川さんの奥さんの考案で、しぼり汁ではなく、ゆずを皮ごとミキサーにかけます。風味が良く、ゆずの香りを感じる爽やかな味わいです。さらに、ゆずの皮がアクセントになる肉野菜炒めも頂きました。シャキシャキとした食感と、沢井柚子の香りを楽しめる料理です。
市川さんは、沢井柚子は色々な使い方をすると楽しいので、多くの人に使ってもらいたいと話しています。
住所:東京都青梅市梅郷3-930-1
電話:0428-76-1325
営業時間:午前9時〜午後5時
HP:http://www.ja-nishitokyo.or.jp/
※沢井柚子の販売は2月頃まで
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2019122日(火)

「練馬大根」

かつて練馬で生まれた「練馬大根」。現在は練馬区とJAと農家が協同で「練馬大根」を残す取り組みを行っています。練馬区で農家を営む井口哲哉さんもその一人。「練馬大根」の特徴は細く長く、味は辛みが強く、実がしまっていることで、旬は11月下旬から2月初旬です。水分が少なく乾燥しやすいので、干したものをたくあん漬けにして、江戸時代から食べられてきました。
また、煮崩れしにくいので、おでんなどの煮物にも適しているそうです。井口さんは、捨てるところ無く全て食べられるので、ぜひ食べてもらいたいと話しています。
JA東京あおば
HP:https://www.ja-tokyoaoba.or.jp/store/
※練馬大根の販売は生産状況によって変動あり
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2019123日(水)

「江戸川の小松菜」

小松菜の名前の由来は江戸川区の小松川という地名からで、徳川8代将軍吉宗が名付けたと言われています。
小松菜の生産者、石川哲善さんを訪ねました。江戸川区で栽培されている小松菜の多くは、えぐみの成分が少ないのが特徴で、採れたてのものだと生でも食べられるそうです。その秘密は江戸川区の土壌に。東京湾に面し潮風の影響で、ミネラルが多く甘味やうまみが増すそうです。旬は12月から2月頃。
小松菜の素材の味を楽しめるのはおひたしで、シャキシャキとした食感と甘味が楽しめます。また、小松菜をベーコンと塩コショウで炒めるのもおすすめだそうです。石川さんは煮ても、焼いても、生でも美味しく食べられるのが江戸川の小松菜だと教えてくれました。
JA東京スマイル
HP:http://ja-tokyosmile.or.jp/shop/index.html
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2019124日(木)

「奥多摩わさび」

奥多摩町でワサビを栽培する春田喜久郎さんを訪ねました。東京都は水わさびの収穫量は全国3位で、その9割以上が奥多摩町で収穫されています。
「奥多摩わさび」の特徴は辛味の中に、ほんのり甘味があり粘り気の強いことです。旬は11月から3月頃です。江戸時代から栽培され将軍家にも献上されたそうです。
奥多摩のワサビ田の水温は夏場で15℃ほど、冬場では3℃から5℃。凍らないのでワサビ栽培に適しています。
ワサビは葉の方から、力を入れずに円を描きながらおろすと美味しいそうです。
春田さんがおすすめするワサビ丼と、ワサビの根を細かく刻んだものを入れたコロッケを頂きました。どちらもワサビの辛みを楽しめ、色々な料理方法があると春田さんは語ります。
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2019125日(金)

「練馬のイチゴ」

練馬区でイチゴ農園を営む加藤博久さんを訪ねました。
加藤農園で人気なのは、甘味と酸味のバランスが良い「紅ほっぺ」。
甘くて大粒なイチゴを楽しめるのが冬場で、美味しいイチゴはヘタが立ちヘタの方まで赤くなっている状態がポイントだそうです。
加藤農園ではなかなか手に入れることができない新品種のイチゴも栽培しています。「よつぼし」は三重県、香川県、千葉県と九州沖縄農業研究センターが共同で開発し、2017年に品種登録されました。名前の由来は甘味、酸味、風味が「よつぼし」級に美味しいという意味が込められています。上品な甘さとコク深い味が特徴です。
加藤農園
住所:東京都練馬区三原台3丁目7
時間:午前10時〜午後4時※完売次第終了
HP:https://kato-farm.com/
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