東京サイト 毎週月〜金 午後1時55分から

バックナンバー

テーマ
冬の展覧会

20181224日(月)

「ロマンティック・ロシア」

渋谷にあるBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」は、女性像と風景画にスポットをあて、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのロシア絵画を72点展示している展覧会です。
19世紀ロシア絵画の代表作でもあるイワン・クラムスコイの「忘れえぬ女(ひと)」は中でも人気の作品。モデルの眼の力が観る者を虜にします。同じくクラムスコイの注目作品が「月明かりの夜」。神秘的な雰囲気に息を飲みます。
風景画の注目作品はイワン・シーシキンのロシアの日常的な風景を描いた「正午、モスクワ郊外」。空の青さやライ麦畑の豊かさが、まるで写真の様な描写で迫ります。同じくシーシキンの「雨の樫林」は日常的なロシアの森の風景の中にも人のドラマが垣間見える作品として、彼の代表作となっています。
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
電話:03-3477-8600(ハローダイヤル)
会期:2019年1月27日(日)まで
※その後、岡山県立美術館(開催期間:4月27日(土)〜6月16日(日))ほかに巡回します。
開館時間:午前10時〜午後6時(金・土曜は午後9時まで)
※入館は閉館の30分前まで
入館料:一般 1,500円
※1月1日(火・祝)は休館
HP:http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_russia/
TOPヘ戻る

20181225日(火)

「現代の書」

東京都美術館で開催されている、いろいろなジャンルの書の表現を紹介する展覧会「見る、知る、感じる―現代の書」。
金敷駸房(かなしきしんぼう)の「槐多(かいた)の瀧」は、村山槐多(かいた)の詩文集、丸一冊分を幅5pの和紙に5,000mにわたり書き連ねた作品です。
生き生きとした黒い線を引くということを大事にした力強い大橋洋之の「雞頭(けいとう)」は、紙の白さが引き立ちます。“あめ”という文字がひらがな、漢字、ハングルで書かれた菊山武士の「雨を聴く」。東日本大震災以後の新聞記事を書き写し、復活の思いが込められた、千葉蒼玄の「3.11鎮魂と復活」。他にも鈴木響泉や秋山和也の作品も見ることができます。
東京都美術館コレクション展「喜怒哀楽の書」も同時開催されています。
東京都美術館「上野アーティストプロジェクト 2018 見る、知る、感じる―現代の書」
住所:東京都台東区上野公園8-36
電話:03-3823-6921
会期:2019年1月6日(日)まで
開室時間:午前9時30分〜午後5時30分(金曜は午後8時まで)
※入室は閉室の30分前まで
休室日:12月25日(火)、12月31日(月)、1月1日(火・祝)
観覧料:一般 500円、65歳以上 300円
HP:https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_uenoartistproject.html
東京都美術館コレクション展「喜怒哀楽の書」
会期:2019年1月6日(日)まで
HP:https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_collection.html
TOPヘ戻る

20181226日(水)

「扇の国、日本」

サントリー美術館で開催されている、日本人が愛してきた「扇」をめぐる美しい美の世界を紹介する展覧会「扇の国、日本」。
日本で8世紀半ば頃には誕生していたといわれる扇。紙の扇より古い歴史があるのが木の扇で、国宝の彩(さい)絵(え)檜(ひ)扇(おうぎ)は薄い檜の板に色鮮やかな絵が描かれています。
扇は勝負運を招くなど、超人的な不思議な力が宿ると言われ、武士が戦の際にも用いました。
庶民の間に扇の文化が広がったといわれるのが室町時代。それまでは美術品はすべてオーダーメイドでしたが、扇屋が出現し、既製品の扇を買うことが出来るようになったそうです。その扇屋の軒先を描いた「扇屋軒先図」を見ることができます。
このほか、繊細な線で色彩も鮮やかに描かれた源氏物語を主題にした扇絵を集めた「源氏物語絵扇面散屛風」など扇の文化を堪能できます。
サントリー美術館「扇の国、日本」
住所:東京都港区赤坂9-7-4東京ミッドタウン ガレリア3階
電話:03-3479-8600
会期:2019年1月20日(日)まで
開館時間:午前10時〜午後6時(金・土曜、1月13日(日)は午後8時まで)
※12月29日(土)は午後6時まで、入館は閉館の30分前まで
休館日:火曜、12月30日(日)〜1月1日(火・祝) ※1月15日(火)は開館
入館料:一般 1,300円
HP:https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_5/
TOPヘ戻る

20181227日(木)

「大江戸グルメと北斎」

すみだ北斎美術館で開催されている、江戸時代の食をテーマにした絵を集めた「大江戸グルメと北斎」。
人物や動植物など約4000点の絵が収められている「北斎漫画」には、農作業に励む人々の動作や当時の江戸で見られた魚介類の姿などが生き生きと描かれています。
また、江戸時代に出版された100種類の豆腐料理の調理方法を解説している「豆腐百珍」や、当時の料理を再現したレプリカなど江戸時代の食にまつわるものが紹介されています。
さらに近くのカフェでは、再現レプリカで展示している鶏卵様(たまごとうふ)や揚げ出し大根などの江戸時代の料理を実際に味わうことができます。
すみだ北斎美術館「大江戸グルメと北斎」
住所:東京都墨田区亀沢2-7-2
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期:2019年1月20日(日)まで
開館時間:午前9時30分〜午後5時30分
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜、12月29日(土)〜31日(月)、2019年1月1日(火・祝)、15日(火)
※1月14日(月)は開館
観覧料:一般 1,000円、65歳以上 700円
HP:http://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/view/587
ORI TOKYO
住所:東京都墨田区亀沢1-3-7
電話:03-5637-8984
営業時間:午前10時〜午後6時
定休日:月曜、第1・3火曜
※12月29日(土)〜1月3日(木)は休み

北斎ランチ(6点盛り) 1,480円
※ランチメニュー限定20食、内容は週替わり、1月20日(日)まで
HP:https://ori-tokyo.jp/
TOPヘ戻る