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井の頭公園を楽しむ

2018108日(月)

「井の頭池」

井の頭恩賜公園は大正6年に開園。敷地面積が約43万uあり、
4つのエリアに分かれています。
平成29年度の来園者の推計は約620万人でした。
公園の真ん中を東西に広がる井の頭池は、元は湧水の豊かな池でした。江戸幕府の第3代将軍 徳川家光が「このうえなくうまい水を出す井」と褒め称え “井”の頭ということで名付けたと言われています。
大正10年頃、池の東側には天然池のプールがありました。湧水なので水はとても冷たく、真夏でも2〜3時間程しか入れなかったそうです。
4年前からは昔のきれいな池に戻すため市民と協力して「かいぼり」を行っています。「かいぼり」とは、池の水を抜き日に干すことで水質改善や外来種の駆除をすること。これまでに3回行い、平成29年度にはオオクチバスやブルーギルなど外来種の割合が84%から9%に減っています。さらに、絶滅していた水草のイノカシラフラスコモが復活しました。
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2018109日(火)

「井の頭公園の風景」

井の頭恩賜公園で人気のスポットがボート場。
30艇あるスワンボートの中に1艇だけちょっと変わったものが…。スワンの顔に眉がある「男眉」のスワンボート、これに乗ると恋愛成就するという都市伝説があるそうです。
紅葉の頃、ボートに乗って池の上から見る景色はとてもきれいだとか。さらに、池の畔から紅葉と池を眺めるのもおすすめだそうです。
園内には「思い出ベンチ」という、心に残る思い出をメッセージとして名前と共に刻むことができる特別なベンチがあります。親しみやすい公園作りを目的として始まったものです。散策した後にベンチに座りメッセージに思いを馳せるのも井の頭公園の魅力のひとつです。
ボート場
営業時間:午前9時30分〜午後5時20分
※11〜2月は午後4時50分まで
利用料金:ローボート 60分700円、サイクルボート 30分600円、スワンボート 30分700円
思い出ベンチ
HP:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/park/tokyo_kouen/omoide/index.html
※「思い出ベンチ」井の頭公園の募集は終了
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20181010日(水)

「井の頭自然文化園・動物園」

井の頭自然文化園の動物園は、主に日本産の動物を中心に170種以上を飼育しています。
園内でも人気なのがリスの小径。間近で可愛いしぐさを観察することができます。
鹿児島県の屋久島と口永良部島に生息しているヤクシカは今年5月にオスとメスの2頭が生まれ、少し大きくなった今でも親シカに甘える姿を見ることができます。
こちらの動物園では2006年からツシマヤマネコの保護増殖事業に参画し、2014年にはアムールヤマネコの人工授精による繁殖に成功しています。健康管理が目的で、ヤマネコに日常的に行っているトレーニングでは怪我の確認や信頼関係を築くことができ、人に慣れさせることができるそうです。また、このトレーニングは繁殖にも役立つそうです。
井の頭自然文化園
住所:東京都武蔵野市御殿山1-17-6
電話:0422-46-1100
開園時間:午前9時30分〜午後5時
休園日:月曜(祝日の場合、翌日)
入園料:一般400円、65歳以上200円
HP:http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/
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20181011日(木)

「井の頭自然文化園・水生物園」

井の頭自然文化園の水生物園にある水生物館は東京近郊に生息している魚や昆虫、植物などの淡水生物、約60種を展示しています。
昭和20年代以前の井の頭池を再現した水槽には水草が生い茂り、昔はたくさんいたギンブナやモツゴなどの魚や全国的に数が減少しているニホンイシガメなどが展示されています。
絶滅危惧種に指定されているミヤコタナゴは東京にも生息していた魚で、現在は国の天然記念物に指定されています。タナゴの仲間は二枚貝に卵を産むため、貝がいないと生きていけないそうです。こちらではこのような希少な魚を増やし守る取り組みを行っています。
特別天然記念物のオオサンショウウオは大きな口が特徴です。その特徴をよく観察できるのが2週間に一度のエサを食べた後で、大きく口を開く貴重な行動を見ることができます。
井の頭自然文化園
住所:東京都武蔵野市御殿山1-17-6
電話:0422-46-1100
開園時間:午前9時30分〜午後5時
休園日:月曜(祝日の場合、翌日)
入園料:一般400円、65歳以上200円
HP:http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/
水生物館
開館時間:午前9時30分〜午後4時45分
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20181012日(金)

「井の頭自然文化園・彫刻園」

井の頭自然文化園にある彫刻園。彫刻家 北村西望が東京都に作品を寄贈し一般公開したのが始まりで、初期から晩年の作品238体が展示されています。
長崎に生まれた北村西望は、力強い男性裸像を得意とした彫刻家です。
代表作は長崎市に依頼された「平和祈念像」。
彫刻館A館には「平和祈念像」と同じ大きさの原型が展示されています。像の高さは9.7m、石膏で作られています。
「平和祈念像」の天を指す右手は“原爆の脅威”、水平に延ばした左手は“地の平和”、目を閉じた顔は“深い祈り”を捧げているそうです。
北村西望最期の作品「平和を祈る」。平和祈念像を制作した時に構想したパターンの1つを作品にしたものだそうです。披露された1カ月後に亡くなりました。北村西望は「たゆまざる 歩み恐ろし カタツムリ」と座右の銘を残し、102歳で死ぬまで精進、努力を積み重ねていたそうです。
井の頭自然文化園
住所:東京都武蔵野市御殿山1-17-6
電話:0422-46-1100
開園時間:午前9時30分〜午後5時
休園日:月曜(祝日の場合、翌日)
入園料:一般400円、65歳以上200円
HP:http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/
彫刻園
開園時間:午前9時30分〜午後4時30分

彫刻園ガイド
第1・3 金、土曜 午後1時〜1時30分
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井の頭恩賜公園 住所:東京都武蔵野市御殿山一丁目、吉祥寺南町一丁目、三鷹市井の頭三・四・五丁目、下連雀一丁目、牟礼四丁目
電話:0422-47-6900
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index044.html