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檜原村の魅力

2018820日(月)

「払沢の滝」

檜原村の中心部からほど近い、本宿(もとしゅく)地区の払沢(ほっさわ)の滝を訪ねました。
檜原村は、東京都の西に位置し、島嶼部(とうしょぶ)以外では唯一の村です。森林が93%を占め、耳を澄ませば小鳥のさえずりや小川のせせらぎが聞こえる自然豊かな広大な村です。
払沢の滝に向かう遊歩道では、タマアジサイやツユクサなど山野草を見ることができ、地元では水道水として利用している沢の水に触れられる場所もあります。
渓流沿いの遊歩道に入って約10分歩くと、日本の滝百選に選定される払沢の滝です。間近で見られる滝つぼは、より迫力を感じることが出来ます。
さらに上流には、尾根伝いに山梨県へ進む甲州古道があります。昔は甲州街道の裏街道として利用されていた道です。古道沿いにある江戸時代に建てられた家で蕎麦店を営む「峠の茶屋 そば処みちこ」に立ち寄り、一番人気の手打ちそばをいただきました。
住所:東京都西多摩郡檜原村小沢4063
営業時間:土・日・祝日 午前11時〜午後3時30分
※8月25日(土)は臨時休業
※11月25日(日)に閉店
HP:http://sky.geocities.jp/kiaki2327/home.html
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2018821日(火)

「都民の森」

檜原村の西に位置する約197haの山岳森林公園、「東京都檜原都民の森」を訪ねました。
都民の森で人気なのが、三頭(みとう)大滝へと至る大滝の路です。ヒノキのチップが敷かれた遊歩道は、ヒノキの香りが充満し癒されます。森の中からは、コガラやヤマガラなどの鳥のさえずりも聞こえます。またこの時季には、つぼみの部分が丸い球状のタマアジサイや花の形が釣鐘に似ているソバナなどの植物を見ることができます。
一番の見どころ、三頭大滝は落差が35mあり、東京都指定名勝になっています。
9月には、上流の渓谷で自然の観察会が開かれます。
東京都檜原都民の森
住所:東京都西多摩郡檜原村数馬7146
電話:042-598-6006
利用時間:午前9時30分〜午後5時30分(9月1日〜11月15日は午後4時半まで、11月16日〜3月15日は午後4時まで)
休園日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
※夏休み期間、紅葉シーズンは無休
HP:http://www.hinohara-mori.jp

自然教室(9月5回開催、要予約)
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2018822日(水)

「兜造りの古民家」

屋根の形が兜(かぶと)に似ている兜造りと呼ばれる家屋が今も残る、檜原村の数馬地区を訪ねました。
“数馬”の地名は、南北朝の時代に後醍醐天皇に従っていた中村数馬守小野氏経がこの地に入ってきたことに由来します。その子孫が営むのが古民家の宿「山城」です。建物は、国の登録有形文化財になっています。作家の吉川英治ら著名人も宿泊した宿では、ランチも味わえます。
建物の中には神殿があり、中村数馬の武運長久を祈って九頭竜大神(くずりゅうのおおかみ)を祭ってありました。九頭竜大神はやがて村の守り神となり数馬一帯で信仰を集めているそうです。九頭竜神社で行われる「数馬の獅子舞」や「数馬の太神楽(だいかぐら)」は、東京都の無形文化財に指定されています。
古民家の宿 山城
住所:東京都西多摩郡檜原村数馬2478
電話:042-519-5132
HP:http://www.yamashiro1336.com/ 

1日2組限定
1泊2食付き(休前日)
1名 13,770円(大人2〜3名1室)

1日2組限定(要予約)
お昼の釜めしコース 3,780円
九頭龍神社
住所:東京都西多摩郡檜原村数馬7076
HP:http://www.tokyokuzuryujinja.net/

九頭龍神社例大祭
9月2日(日)午前10時〜夕方まで
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2018823日(木)

「絶景 神戸岩」

北秋川の支流で、神戸川上流部の赤井沢を挟んで対峙する大岸壁の神戸岩(かのといわ)を訪ねました。
神戸岩は、川下から見て右側が高さ約100m、左側が高さ約80mあり、元々は一つの大きな岩だったそうです。東京都の天然記念物の指定を受ける峡谷です。木の板でできた道を通り、鎖を掴んで奥へ進むと、美しい景色が広がります。“神域への入口”ということから、神戸岩と名付けられたと言われています。
神戸岩が守る大嶽(おおだけ)神社は、大岳山の山頂近くにあります。大嶽神社は西暦111年にヤマトタケルが東夷征討中、大岳山に立ち寄ったことを機に村人が建立したと伝えられているそうです。
大嶽神社 里宮
住所:東京都西多摩郡檜原村三都郷3089
電話:042-598-0485
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2018824日(金)

「山岳民家」

檜原村の藤倉地区にある山岳民家の小林家住宅を訪ねました。
小林家住宅に行くには、檜原村教育委員会が管理しているモノレールに乗ります。モノレールは、時速5kmで標高750mまで一気に上り、約15分で到着します。
山岳民家は、江戸時代に山で木を切り、山の上で炭作りをするために作られた作業場を兼ねた住宅で、林業が盛んなこの地には数多くあったそうです。
入母屋造の小林家住宅は、江戸時代中期に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。建物は無料で一般公開されています。
奥出居(オクデイ)という部屋は、役人が泊まる部屋で畳が敷かれ天井もあります。また商品の炭を馬の背に乗せて町に売りに行ったため、馬小屋もありました。
小林家住宅
住所:東京都西多摩郡檜原村藤原4994
電話:042-598-1011(檜原村教育委員会 教育課社会教育係)
開館時間:4月1日〜10月31日午前10時〜16時(夏期間)、11月1日〜3月31日午前10時〜午後3時(冬期間)
休館日:火曜、年末年始

モノレール
電話:090-5543-0750(小林家住宅管理棟)
※受付時間は開館時間と同じ
運行時間:午前10時〜午後2時(冬期間は午後1時まで)
料金:無料
※予約または当日連絡で乗車可能
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