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東京の川を知る

2018723日(月)

「日本橋川をクルーズ」

日本橋周辺の歴史を学べるクルーズを紹介!
日本橋川は、文京区小石川で神田川から分かれ、隅田川に合流する4.8kmの河川です。日本橋船着場から乗船し、日本橋を川から眺めてみました。石橋のように見える橋は、実は基礎がレンガとコンクリートで造られていて、化粧板として御影石を張り合わせているそうです。
江戸時代の頃、日本橋一帯は物流の中心地で、お江戸日本橋と呼ばれた名所。日本橋付近の河岸(かし)には、たくさんの船が集まり、荷下ろしがされる様子は当時の浮世絵にも描かれています。河岸の面影は、今でも見ることができます。
日本銀行のすぐそばでは、現存している江戸城の外堀の石垣を見ることができ、江戸城の名残を感じることができます。
江戸時代は隅田川へ出たところが“江戸湊”という海だったそうです。
電話:03-3668-0700
運航日:8月14日(火)、8月25日(土)
集合時間:午前10時・11時45分・午後1時30分
料金:2,500円 ※予約優先
HP:http://www.edo-tokyo.info/ship/course_01.html
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2018724日(火)

「神田川を撮る」

神田川のおすすめ写真撮影スポットを紹介!
神田川は、井の頭恩賜公園から始まり、両国で隅田川に合流する24.6kmの河川です。神田川を50年撮り続けているアマチュアカメラマンの細田邦昭さんに聞きました。
まずおすすめの撮影スポットは、御茶ノ水駅の近くにある聖橋(ひじりばし)から見下ろした風景。都心のビルに囲まれる中、神田川を進む船と、川を横切るように走る総武線や中央線、丸ノ内線の3つの電車を、同時に撮影することができます。連写モードで撮影すると、何枚もの中から選ぶことができるので失敗しないそうです。
高田馬場駅のすぐそばにある神田川親水テラスでは、神田川の中に入って撮影することができます。ローアングルで撮影すると、川を強調できて水面の光をよりキレイに撮影できるそうです。
最後に細田さんお気に入りの撮影場所を教えてもらいました。そこは都電と神田川、春にはサクラも撮影できる場所です。高い塀があるため一脚を使いカメラを高くして撮影した写真は、東京都が行う川のフォトコンテストで、昨年度建設局長賞を受賞しました。なお、川のフォトコンテストで細田さんの受賞した作品は、今月26日まで新宿西口広場で展示されます。
神田川親水テラス
住所:東京都新宿区高田馬場2-18-1(戸塚地域センター隣)
電話:03-5273-3924(新宿区みどり土木部みどり公園課みどりの係)
開放期間:8月12日(日)まで
時間:午前10時〜午後3時
※雨天中止、川の状況により晴天でも中止する場合あり
川のフォトコンテスト
電話:03-5320-5425(東京都建設局河川部計画課環境計画担当)
HP:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/river/kawajouhou/H30youkou.html
川のパネル展
電話:03-5320-5425(東京都建設局河川部計画課環境計画担当)
開催日時:7月23〜25日 午前11時〜午後7時
26日 午前9時30分〜午後2時
会場:新宿駅西口広場イベントコーナー
参加無料
HP:http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/06/21/05.html
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2018725日(水)

「東京を守る水門」

水害から東京の街を守っている水門について紹介!
大島川(おおしまがわ)水門は、隅田川にある水門の第一号で、1959(昭和34)年に稼働しました。水門の門扉は2つあり、幅11m、高さ8.75m、重さ47.5tあるそうです。
特に水害が起きやすい地域と言われているのが、荒川と隅田川と東京湾に囲まれた地盤が低い江東三角地帯で、水門ができる前は、台風や高潮の被害をたびたび受けていました。1949(昭和24)年にキティ台風が上陸した際は、死者・行方不明者合わせ160人、床上床下浸水14万戸という被害をもたらしました。しかし去年、キティ台風と同規模の台風21号が上陸した時は、床上床下浸水など被害はありませんでした。
水門を管理しているのは、水門管理センター。都内に13箇所ある水門をはじめ、5箇所ある排水機場など関連21施設を365日24時間、集中管理しています。
大島川水門
住所:東京都江東区永代1-7-15
HP:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jimusho/chisui/jigyou/suimon/sisetu/ooshima.html
水門管理センター
住所:東京都江東区清澄1-2-37
電話:03-5620-2493
HP:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jimusho/chisui/access/centre.html
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2018726日(木)

「隅田川テラス」

都心の貴重な水辺空間として、多くの方々に親しまれている隅田川テラスを紹介!
隅田川は、上流は北区から下流は中央区まで沿線7区を流れる23.5kmの東京を代表する河川の一つです。隅田川テラスは、水害から街を守るとともに水辺に親しめるような都民の憩いの場という役割も担っています。
隅田川テラスの中には、花壇や噴水、ベンチなどとともに自然を意識して小川が整備されている場所もあります。潮が満潮になると川の水が入るような仕組みになっていて、カニなど水生生物が生息しています。
隅田川テラスとともに整備されたのが、スーパー堤防。水面よりも5m以上高く、盛土によって構成されているため傾斜が緩やかで、耐震性があり川に親しむことが出来るようになっています。
隅田川テラス
電話:03-5320-5411(東京都建設局河川部計画課)
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2018727日(金)

「野川の源流を訪ねる」

緑豊かな野川の源流を紹介!
野川は、国分寺の湧き水を源とし、多摩川に合流する20qほどの河川です。野川流域連絡会の神谷博座長に野川を案内してもらいました。
国分寺駅から15分程歩き国分寺崖線を見ながら階段を降りて行くと、崖下から湧水が流れています。この湧水は“お鷹の道・真姿の池湧水群”と呼ばれていて、環境省が選定した名水百選にも選ばれています。地元の人たちは、この湧き水で畑の作物を育てるなど活用しているそうです。この地で生まれ育った方に話を聞くと、昔はこの辺りに井戸がなくこの湧き水を頼りに生きていたという程、身近で大切なものだといいます。今でも湧き水で野菜を洗うなどしているそうです。
湧き水は“お鷹の道”と呼ばれる水路を流れ、集まって“元町用水”となりやがて野川へ流れつきます。
野川は、東京では自然護岸が残る珍しい河川です。
野川流域連絡会
電話:042-330-1845(東京都北多摩南部建設事務所工事第二課)
HP:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/river/kankyo/ryuiki/05/nogawa-title.html
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