東京サイト 毎週月〜金 午後1時55分から

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こだわりの博物館

201849日(月)

「憲政記念館」

衆議院憲政記念館は議会制民主主義について一般への認識を広めることを目的とした博物館で国会の組織や運営などを資料や映像によってわかりやすく紹介しています。
議場体験コーナーは衆議院議場を体験することができます。実際の4分の3の大きさで作られています。使用されていた議員席にも座ることができ、机には記名投票で使う木札(白票が賛成票、青票が反対票)が置かれています。
国会の速記コーナーでは普段目にすることがない速記符号を見ることができます。
尾崎メモリアルホールは第1回衆議院総選挙から60年以上議員を務め、護憲運動や普通選挙運動を起こし、憲政の神様と呼ばれた尾崎行雄に関連する資料を展示しています。1928(昭和3)年に録音された尾崎行雄の演説も聴くことができます。
住所:東京都千代田区永田町1-1-1
電話:03-3581-1651
開館時間:午前9時30分〜午後5時
※入館は午後4時30分まで
休館日:毎月末日
入館無料
HP:http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kensei/kensei.htm
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2018410日(火)

「日本カメラ博物館」

日本カメラ博物館は国内外の名機や珍しいカメラなどを500台以上、展示しています。チェリー手提暗函は1903(明治36)年に、日本で最初に量産、市販されたカメラです。このカメラによって一般の人がカメラを手にすることができるようになりました。
八九式活動写真銃改二は機関銃型の射撃訓練用のカメラで、銃の引き金のように引いて撮影します。
訓練で撮った写真の中心に目標物があれば射撃の腕が上がっていることになるそうです。
カメラに触れるコーナーではレンズが2つある二眼レフカメラのリコーフレックスZを体験しました。
1986(昭和61)年に発売されたフジカラー写ルンです、は世界初のレンズ付きフィルムで2014年に国立科学博物館の重要科学技術史資料に登録されています。
特別展では明治期に世界各国で作られたカメラを展示しています。1909年、アメリカで販売されたサーカットはゼンマイ仕掛けで回転することで、パノラマ写真を撮影することができ、サーカットで撮られた大阪万博の写真も展示しています。
日本カメラ博物館
住所:東京都千代田区一番町25番地JCII一番町ビル地下1階
電話:03-3263-7110
開館時間:午前10時〜午後5時
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:300円
HP:http://www.jcii-cameramuseum.jp

特別展 「明治150年 カメラの夜明け」
6月24日(日)まで
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2018411日(水)

「東京税関『情報ひろば』」

東京税関『情報ひろば』は税関の役割や業務を知ることができる博物館で、税関の成り立ちや仕事の内容についての展示がされています。
東京税関は東京、埼玉、群馬、山梨、山形、新潟と千葉の一部を管轄しています。
展示物は東京税関管轄内で実際に差し止められたものが展示されています。絶滅の恐れがある野生動植物を保護することを目的として国際取引を規制するワシントン条約の規制対象のはく製や皮革製品などを展示しています。ジャコウ(麝香)、ココツ(虎骨)、ユウタン(熊胆)などが含まれた漢方薬も輸入が禁止されています。
その他、不正薬物の密輸入の様々な手口を紹介するコーナーもあり、サーフボードの表面をはがして中をくり抜いた事例やビーチサンダルの靴底を割って中に入れた事例などを展示しています。
さらに、スーパーコピーと呼ばれる本物そっくりに作られたブランド品の偽物が本物と並べて展示されています。税関はメーカーから真贋のポイントを聞き、それに基づいて見分けているそうです。
東京税関『情報ひろば』
住所:東京都江東区青海2-7-11
電話:03-3599-6264(東京税関税関広報広聴室)
開館時間:午前9時〜午後5時
休館日:土・日曜、祝日
入館無料
HP:http://www.customs.go.jp/tokyo/jroom/jroom1.htm
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2018412日(木)

「自転車文化センター」

自転車文化センターは自転車が誕生してから現代まで、社会とどのように関わり発達してきたかを紹介しています。
201年前にドイツで作られた世界最初の自転車は、ペダルが無く足で地面を蹴って走っていました。1861年にフランスで前輪にペダルを付けたミショーが誕生。スピードが出るようになりレースやサイクリングが行われるようになりました。ナポレオン3世もサイクリングに出かけたそうです。
その後、イギリスで速さを追及し前輪を大きくしたオーディナリーができ、1885年にチェーンで後輪を回すセーフティが誕生しました。この自転車は簡単にまたげるため一般に拡がりました。
日本の自転車は、明治初期、外国人が持ってきた自転車を刀職人などが見よう見まねで作ったものが始まりとされています。
その後日本では、自転車は運搬のために発展し明治末期から大正中期に織物業者などが愛用した荷台三輪車や、サイドカー付き自転車が生まれました。
昭和20年代後半には荷台が大きくタイヤの太い“大国号”が登場しました。重い荷物を載せたままスタンドを上げ下げできるように工夫されています。
現在、日本の荷物運搬用自転車の企画展を開催中です。
自転車文化センター
住所:東京都品川区上大崎3-3-1
電話:03-4334-7953
開館時間:午前9時30時〜午後5時
※最終入館は午後4時45分まで
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)
入館無料
HP:http://www.cycle-info.bpaj.or.jp

「実用自転車の歴史展」 7月1日(日)まで
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2018413日(金)

「蔵前水の館」

東京23区内で唯一実際に使われている下水道を見ながら、その技術や歴史を学ぶことができる蔵前水の館。
地下3階展示室で見学できる浅草橋幹線は、地下30mほどの深さにあり、内径6.25m、延長5.8kmの巨大な下水道管です。台東区から文京区にかけて敷設されており、合流式下水道として雨水と汚水が流れこんでいます。その下水は蔵前ポンプ所を経て、三河島水再生センターで浄化後、隅田川に放流されます。また、浅草橋幹線は、浸水対策の役割も担っています。
地上の下水を浅草橋幹線に流す役割の下水道管「らせん案内路式ドロップシャフト」には、高落差処理システムという工夫が施されています。らせん状の水の流れで落下する下水の衝撃・騒音・臭気を防ぐ仕組みです。
地下1階展示室では、カラーリングされた、都型・標準マンホール蓋を見ることができます。
都の花ソメイヨシノ、都の木イチョウ、都民の鳥ユリカモメがデザインされています。
蔵前水の館
住所:東京都台東区蔵前2-1-8 北部下水道事務所敷地内
電話:03-3241-0944
開館時間:午前9時〜午後4時30分
休館日:土・日曜、祝日
見学無料、要予約(1週間前まで)
※浅草橋幹線は天候により見学できない場合があります
HP:http://www.gesui.metro.tokyo.jp/living/tour/guide/s-kuramae/index.html
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