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東京水道名所

2018326日(月)

「小河内貯水池」

水道専用貯水池として国内最大級の規模を誇る小河内貯水池。1957(昭和32)年に完成しました。
豊かな自然が素晴らしいということで「東京水道名所」に選ばれました。高さ149m、長さ353mの小河内ダムは都内で使用する水道水の約40日分の水を貯めることができます。展望塔からはダムの高さを実感することも…。
貯水池に貯められた水は、ダム直下にある発電所で水力発電に利用された後、多摩川へと流れ、水道水として利用されます。ダムに併設されている人工降雨施設は、煙のようなものを雲の中に送り込み、雲を活性化させることによって、雨の量を5%程増やすことができる、渇水時に備えた施設です。
貯水池の周りの桜は、4月中旬以降が見頃だそうです。
住所:東京都西多摩郡奥多摩町原5番地

展望塔
開館時間:午前10時〜午後4時
※7月20日から8月31日は午後5時まで
年末・年始(12月28日〜1月4日)休館
入館料 無料
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2018328日(水)

「羽村取水堰」

江戸時代初期、1653(承応2)年に完成した羽村取水堰。
江戸時代の名残である筏通しや、350年以上前から造り方が変わらない投渡堰(なげわたしせき)を見ることができます。
投渡堰の技術は羽村に唯一残るもの。江戸時代から変わらず、堰を木でつくっています。大雨で水かさが増えた時、洪水を防ぐために投渡堰を払います。丸太などすべて流してしまいますが、自然由来のものでつくられているため環境にやさしいのです。そして、堰を払った後は、仕付け(堰を作り直す)を行います。これは再び堰をつくり直す作業。こうした技術が江戸時代から350年以上受け継がれているのです。
羽村取水堰の桜は、3月の下旬から4月の上旬にかけてが見頃だそうです。
羽村取水堰
住所:羽村市羽東三丁目8番地32号
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2018329日(木)

「玉川上水」

江戸時代に庄右衛門・清右衛門の玉川兄弟によって、わずか8ヵ月で掘られたと言われる玉川上水。人口増加で水が足りなくなった江戸に、さらに水を引くためにつくられました。羽村から四谷大木戸まで約43kmの区間を、92mの高低差を利用して水を流すように設計されています。
玉川上水は国の史跡にも指定されています。その景観や水の流れを確保するために、落ち葉や流木を拾う「あくた揚げ」という作業を定期的に行っています。
春には8代将軍吉宗の頃に植えられたと言われ、大正13年に国の名勝に指定された小金井桜が玉川上水沿いを彩ります。
小金井桜の見頃は4月上旬だそうです。
玉川上水
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2018330日(金)

「金町浄水場の取水塔」

とんがり帽子屋根が特徴の金町浄水場の取水塔は、街のシンボルとして地域の人たちに親しまれています。
以前は、大正時代に造られた第一取水塔も含め3つの取水塔がありましたが、現在は第二取水塔(1941(昭和16)年)と第三取水塔(1964(昭和39)年)の2つの取水塔が江戸川の水を取りこみ金町浄水場へ送っています。
金町浄水場では1日に150万立方メートル(東京ドーム1.2個分)の水が処理されています。
金町浄水場の取水塔
住所:東京都葛飾区金町浄水場1番1号
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■東京都水道局浄水部管理課
電話:03-5320-6444
HP:http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/kouhou/meisho/