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食中毒にご用心

2017626日(月)

「食中毒予防の3原則」

食中毒予防の3原則は、細菌やウイルスをつけない、増やさない、やっつける!
調理前は石けんで手を洗い、生肉や魚を切った包丁やまな板は洗剤で洗い、使用後は熱湯をかけて殺菌。買い物では肉や魚などはドリップが他の食品につかないようポリ袋に二重に入れ、保冷剤とともにクーラーバッグですぐに持ち帰りましょう。持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管し、詰め過ぎないこと。また肉や魚は中心部を75℃で1分間以上加熱しましょう。
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2017627日(火)

「鶏肉の食中毒予防」

去年、全国では3,272人のカンピロバクターによる食中毒患者が発生しています。
カンピロバクターによる食中毒の原因食品は、生の状態や加熱不足の鶏肉などで、症状は約2〜5日後に下痢、腹痛、発熱、けん怠感、頭痛、めまい、筋肉痛など…。元々鶏の胃腸の中にいて、鶏肉を作る加工の過程で付着するカンピロバクターは、約50%の鶏肉についているといわれます。予防は中心部を75℃で1分間以上加熱することです。

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2017628日(水)

「魚の食中毒予防」

去年、全国では283人のヒスタミンによる食中毒患者が発生しています。
ヒスタミンによる食中毒の原因食品は、マグロやカジキ、カツオなどの赤身魚とその加工品などで、症状は約1時間以内に顔面や耳たぶが赤くなるなど…。予防は生の赤身魚やその加工品は常温放置せず、冷蔵保存でもできるだけ早く食べること。また解凍は低温で短時間のうちに行い、冷凍と解凍の繰り返しは避けること。保存する場合はえらや内臓を早めに除去しましょう。
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2017629日(木)

「カレーの食中毒予防」

今年3月、世田谷区内の幼稚園でカレーライスを食べた園児ら76人が、ウエルシュ菌による食中毒を発症しました。
ウエルシュ菌による食中毒の原因食品は、肉や魚介類、野菜を使用した煮込み料理などで、症状は約6〜15時間後に腹痛、下痢など…。予防はウエルシュ菌の発育しやすい40〜50℃に長く保たず、なるべく早く食べること。また保存するときは小分けして冷蔵で急激に冷却し、再加熱は十分に行いなるべく早く食べましょう。
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2017630日(金)

「間違えやすい有毒植物」

去年、全国では119人の有毒植物による食中毒患者が発生し、うち4人が死亡しています。
ニラと間違えやすいスイセンは、食べると約30分以内に悪心やおう吐、下痢など、ギョウジャニンニクと間違えやすいイヌサフランは、おう吐や下痢、皮膚の知覚減退など、またアジサイの葉は、約30〜40分後におう吐やめまい、顔面紅潮、ジャガイモは緑色のものや発芽部分を食べると、約30分〜半日後におう吐や下痢、腹痛などを引き起こします。
東京都薬用植物園
住所:東京都小平市中島町21-1
電話:042-341-0344
開園時間:午前9時〜午後4時30分(10〜3月は午後4時まで)
休園日:月曜(祝日の場合は翌日、4・5月とイベント開催日は開園)、12月29日〜1月3日
入園無料
HP:http://www.tokyo-eiken.go.jp/lb_iyaku/plant/
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■東京都健康安全研究センター
電話:03-3363-3231
HP:http://www.tokyo-eiken.go.jp