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東京の文化財

20161031日(月)

「池上本門寺」

池上本門寺を代表する建造物が、1608(慶長13)年に江戸幕府2代将軍・徳川秀忠により建立された、重文・本門寺五重塔。高さ約30mの塔は、初層に垂木を平行に配置した和様の平行垂木、2〜5層には放射状に配置した禅宗様の扇垂木を見ることができます。
また日蓮が火葬された場所に建つのが、1828(文政11)年建立の重文・池上本門寺宝塔。外観は豪華な彫刻が施され、内部は漆や金ぱくを使い極彩色に装飾されています。
住所:東京都大田区池上1-1-1
電話:03-3752-2331
HP:http://honmonji.jp
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2016111日(火)

「法務省旧本館」

ドイツ人建築家、ヘルマン・エンデとヴィルヘルム・ベックマンが設計し、1895(明治28)年竣工の重文・法務省旧本館。1945(昭和20)年の東京大空襲で焼失し、戦後改修されましたが、1994(平成6)年に竣工時の姿に復元されました。
ネオ・バロック様式の外観は、飾り窓やせん塔などで豪華に装飾され、内部には旧司法大臣官舎大食堂を復元。竣工時から残るれんが壁には、配管跡や空襲の焼け跡を見ることができます。
法務省旧本館
住所:東京都千代田区霞が関1-1-1
電話:03-3592-7911(法務史料展示室係)
HP:http://www.moj.go.jp/housei/tosho-tenji/housei06_00004.html

法務史料展示室
月〜金曜(祝日を除く) 午前10時〜午後6時公開(毎月第3金曜は午後4時まで)
※入室は閉室30分前まで
入室無料
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2016112日(水)

「塩船観音寺」

塩船観音寺の室町後期に建立された重文・観音寺仁王門。両脇間には室町初期制作の都指定有形文化財・木造金剛力士立像が安置されています。
また室町後期建立の重文・観音寺本堂は、板壁で囲われた閉鎖的な空間。内部の厨子に本尊が安置され、周囲には鎌倉・室町期制作の都指定有形文化財・木造二十八部衆立像が…。軍神や女神の他、鳥の顔をした迦楼羅(かるら)王や、象頭冠をかぶった五部浄居(ごぶじょうご)天などが形作られています。
塩船観音寺
住所:東京都青梅市塩船194
電話:0428-22-6677
HP:http://www.shiofunekannonji.or.jp

本堂
公開時間:午前8時〜午後5時
拝観料:100円
東京文化財ウィーク 中世の多摩を歩いてみませんか
電話:03-5320-6862(東京都教育庁地域教育支援部管理課文化財保護係)
HP:http://www.syougai.metro.tokyo.jp/bunkazai/pro2016/tamajp.pdf
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2016113日(木)

「旧島津公爵邸」

現在は清泉女子大学本館として使用される、ジョサイア・コンドル設計で1917(大正6)年竣工の都指定有形文化財・旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館。左右対称と調和を重視したルネサンス様式で、竣工時には大正天皇・皇后の行幸啓も行われました。
館内の聖堂はかつての大食堂で、暖炉には島津家の家紋も…。また中央階段にはコンドル自身がデザインしたステンドグラスがはめられ、公爵夫人のプライベートルームは教室として使用されています。
清泉女子大学(旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館)
住所:東京都品川区東五反田3-16-21
電話:03-3447-5551
HP:http://www.seisen-u.ac.jp/shimadzu/
※2016年度見学ツアーは受付終了、2017年度見学ツアーは4〜6・10〜12月開催予定(各月4回)
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2016114日(金)

「子規庵」

正岡子規が1894(明治27)年から1902(明治35)年に亡くなるまで過ごした、都指定史跡・子規庵。
客間には友人や知人、門弟が集い、1896(明治29)年の新年句会には夏目漱石や森鴎外も…。そしてせきついカリエスで歩けなかった子規は、客間に隣接する“子規終焉の間”に布団を敷き、仕事をしたり客間の客と話したりしていました。また子規は庭の草木も愛し、その光景は多くの俳句や短歌に残されています。
根岸子規庵
住所:東京都台東区根岸2-5-11
電話:03-3876-8218(子規庵保存会)
開庵時間:午前10時30分〜正午、午後1時〜午後4時
※入庵は閉庵20分前まで
休庵日:月曜(祝日の場合は翌日)、夏期休庵期間、冬季休庵期間
入庵料:500円
HP:http://www.shikian.or.jp
東京文化財ウィーク 千駄木谷中界隈を歩いてみませんか
電話:03-5320-6862(東京都教育庁地域教育支援部管理課文化財保護係)
HP:http://www.syougai.metro.tokyo.jp/bunkazai/pro2016/sendagijp.pdf
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